【14ゼミ】家族旅行で学校を休むのはアリ?ナシ?
こんにちは! 豊中14ゼミナールです。 豊中14ゼミナールは、 豊中市にある<豊中14中学校を専門>に扱う個別指導の塾です。 塾長の伊豆です。 近年、平日に親の休日に合わせて子どもに学校を休ませて旅行をする家庭が増えたように感じます。 働き方が多様化し、保護者様の休日が平日になることもあり、 「平日に家族旅行に行きたいけど、学校を休ませるのはどうなんだろう?」 と悩む方も多いのではないでしょうか。 旅行は家族の思い出を作る大切な機会ですが、学業への影響も気になりますよね。 今回は、「平日に家族旅行で学校を休ませること」について、そのメリットと注意点をお伝えします。 なぜ平日の旅行を考えるのか? 週末や長期休暇は旅行代金が高くなったり、どこも混雑したりしがちです。 費用を抑え、人混みを避けてゆったりとした時間を過ごせる平日の旅行は、魅力的に映ります。 しかし、その際に必ず立ちはだかるのが「学校を休む」という問題です。 「家族旅行のための欠席」のメリット 旅行で得られる経験は、時に学校の授業で学ぶことと同じくらい、あるいはそれ以上に価値があると考えています。 1. 生きた社会体験と学び 歴史的な場所、美術館、自然など、旅行先の「本物」に触れることで、 教科書では得られない五感を使った学びが得られます。 これは、子供たちの知的好奇心を大きく刺激します。 (例)「社会」の授業で習った場所を実際に訪れる、「理科」で習う現象を自然の中で体験するなど。 2. 家族の絆と非認知能力の育成 日常を離れ、特別な時間を共有することで、家族のコミュニケーションが深まります。 旅先での計画やトラブル対応を通じて、 問題解決能力、協調性、自律性といった、学力テストには現れない非認知能力が育まれます。 3. リフレッシュによる学習意欲の向上 学校生活や受験勉強の緊張から解放され、心身をリフレッシュすることで、 旅行後に新たな気持ちで学習に向かうエネルギーを充電できます。 学校を休む前に知っておきたい!3つの注意点 メリットが大きい一方で、学校を休ませる以上、学業への影響を最小限にするための準備が不可欠です。 1.学習のフォローの確認 休む期間に重要な単元やテストがないか、学校の先生に確認しましょう。 もし重要な授業がある場合は、事前に担当の先生に確認しておくことが重要です。 (例)「来週、家庭の都合で欠席するので、休みの間の学習を家庭で行いたいと思います。どんな内容を勉強するのか、教えてください」 2.行事の日程への考慮 学校では時期ごとに行事が設けられております。 運動会のリレー決め、音楽会の楽器のオーディション、学年行事など、あらかじめ決まっている日程中に家族旅行が重なるケースもあります。 これらの日程は、他の子どもたちにも影響が出るため、簡単には変更できません。 (例)リレー決めの日に休んでしまうと、その子抜きでリレーのメンバーを決められます。後から「私も走りたかった」と言われても、もう一度やり直すことは難しいです。 なので、お休みする場合はそれらに参加できないことも考慮しなければなりません。 3. 事前の相談と学校への配慮 欠席の連絡をする際は、「家族旅行のため」と正直に伝え、 旅行が子供の教育に繋がる理由を説明すると理解を得やすくなります。 先生にはお土産ではなく、「欠席中の課題や連絡事項」を丁寧に確認しましょう。 結論:賢く計画すれば「アリ」です! 平日の家族旅行のための学校の欠席は、 事前の計画と事後のフォローアップをしっかり行えば、「アリ」だと考えます。 大切なのは、「学校を休んだ分だけ遅れが出る」ではなく、 「学校では得られない貴重な経験を、学習の遅れを最小限にして得る」というバランスです。 いかがでしたでしょうか。 14ゼミでは、 単に勉強の中身だけでなく、 こうした勉強に繋がるあらゆることを生徒たちに情報を発信しています。 ご興味がありましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
