生成AIを活用するコツをご紹介! [代表:宮谷]
生成AIを活用するコツをご紹介! [個別学習のセルモ町田 忠生・木曽・鶴川教室/代表:宮谷] 最近、保護者の皆さまや生徒の皆さんに、より質の高いサービスを提供するために、生成AIを日常的に活用しています。 業務の効率化や時短にも大きな効果があり、実際にさまざまな場面で力を発揮してくれています。 実際にAIで作ったもの 例えば、現在実施中の「2025年 夏の兄弟・姉妹・友達紹介キャンペーン」のPOP(ポスター)デザイン。 これ、なんと95%を生成AIで作成しています。 また、中学3年生向けに配布している「自己PRカード作成説明会」の案内資料も、約90%を生成AIで作成しました。 FY20250528自己PRカード作成説明会案内文 成功の鍵は「プロンプト」 生成AIを使ううえで最も大切なのが「プロンプト」と呼ばれる“指示文”です。 これは、AIに「何を、どんなふうに作ってほしいか」を伝えるための言葉です。 たとえば、「この文章の要点をまとめて」といった具体的な指示を出すことで、AIは精度の高いアウトプットを返してくれます。 実際に使用したプロンプト例 今回の紹介キャンペーンPOPを作成する際には、次のような指示をAIに出しました。 学習塾の2025年夏の兄弟・姉妹・友達紹介キャンペーンのPOPデザイン A4縦/夏祭り風のポスター 背景に「花火・提灯・夜空・出店」 日本人の小学生&中学生(5人)/私服+制服/元気で笑顔 肌色は明るく自然に ロゴなしのギフトカード風カードを2枚配置 かなり細かい内容を指定していますが、これだけで完璧なPOPが一発で作れるわけではありません。 生成AIとの試行錯誤 実際には、いくつかの問題に直面しました。 ① 日本語フォントの問題 私が使っている生成AIツールを含め、多くのAIは英語圏で開発されているため、日本語フォントがうまく使えないことがあります。 その結果、一部の文字が中国語風の字体で表示されてしまうという不具合が起きました。 ② 表現に対する制限 「日本人の小学生&中学生」や「肌色は明るく自然に」といった表現が、AI側の倫理・法令制限に引っかかってしまうこともありました。 特定の年齢層や人種に関する表現は、国際的な基準で制限されることがあるようです。 解決策はAIが教えてくれる これらの問題も、生成AIに相談しながら乗り越えました。 日本語フォントは、無料公開されている**.ttf形式のフォントデータ**を読み込ませて解決 「小学生&中学生」→「若い人たち」へ表現を変更 肌の色についても、AIの提案を元により中立的で適切な表現に修正 こうして完成したのが、あの夏祭り風POPです。 ※ただし、「個別学習のセルモ」のロゴだけは最後までうまく反映されず、AIで生成したデータを一度書き出し、他ソフトでロゴを貼り付けました。 1時間で完成!AIの力は圧倒的 プロンプトの作成から修正、仕上げまで約1時間で完了。 もしこれを外部のデザイナーに依頼していたら、時間もコストももっとかかっていたでしょう。 生成AIの進化には、日々驚かされます。 他教室の事例もご紹介 セルモ仲間の【愛知県・個別学習のセルモ日進西小学校前教室】の西尾先生も、AIを活用して生徒指導に役立てておられます。 AIに関するブログも多数書かれていますので、ぜひご覧ください。