【立花ゼミ】12月はやる気が下がりやすい? 小学生の“やる気習慣づくり”のコツ
こんにちは、 尼崎市にある1中学校専門塾、立花ゼミナールです! 12月に入ると、2学期の疲れも出てきて、 「勉強のやる気が続かない」「集中できない」という相談が増えてきます。 特に12月前半はテストも終わり、少し気が緩みやすいタイミングです。 しかし実は、この12月前半は、 **「3学期につながる学習習慣を整える絶好のチャンス」**でもあります。 今日は、叱らなくても自然と子どもが動ける “やる気の習慣づくり”についてお伝えします。 ■ ① やる気は「感情」ではなく“習慣”で作れる 多くの保護者が 「うちの子はやる気がなくて…」と言われますが、 実は やる気は『やったあとに出てくるもの』 です。 やる気 → 行動 ではなく、 行動 → やる気 の順番。 つまり、先に“やるための仕組み”を作れば、自然と動けるようになるのです。 ■ ② 行動のハードルを下げる「小さな習慣」 12月前半は、疲れが出ていて長時間勉強が難しい時期です。 そこでおすすめは、**「小さな習慣」**を作ること。 ▼ 今日からできる“ミニ習慣” 計算を5問だけ 漢字を1行だけ 音読を1分だけ ドリルを1ページではなく“半分だけ” 「これならできるかも」と思える量がポイント。 ハードルを下げると、行動が始まり、やる気が後からついてきます。 ■ ③ 叱るより効く!やる気が出る声かけ3つ ★ 1)「どっちにする?」と選択肢を与える 例: 「計算と漢字、先にどっちやる?」 自分で選んだことは行動しやすくなります。 ★ 2)結果より“過程”をほめる 「最後までやったね」 「集中してるね」 と努力の部分を認めると、やる気が持続。 ★ 3)“できた証”を見える化する カレンダーにシールを貼るだけでも、達成感が生まれます。 ■ ④ 冬に崩れがちな“生活習慣”がやる気に直結 12月前半は気温が下がり、眠くなりやすく、 朝起きるのが難しくなる時期です。 実は、やる気を左右するのは学習よりも生活リズム。 少し早めの就寝 スマホ・ゲームは時間を決める 朝食は必ずとる この3つが整うと、集中力が一気に上がります。 逆に生活が乱れていると、勉強のやる気どころではありません。 ■ ⑤ 2学期の疲れを取る“休息”も習慣のひとつ やる気が出ない原因は「怠け」ではなく、 疲れが溜まっているだけというケースも多いです。 目を閉じて深呼吸 10分ほどの休憩タイム 好きな本を読む 軽くストレッチ こうした“上手な休息”が、結果的に学習の質を上げます。 「休む習慣」も立派なやる気習慣です。 ■ まとめ:12月前半は、習慣づくりのゴールデンタイム 冬休みが始まる前に、 **「小さくて続く習慣」**を作れるかどうかで、 1月以降の学習の伸びが大きく変わります。 小さな行動から始める 選ばせる・ほめる・見える化 生活リズムを整える 適度に休む この4点を押さえれば、叱らなくても子どもは動き出します。 12月前半は、まだ気持ちに余裕があり、習慣づくりに最適な時期です。 ぜひ、ご家庭でも今日から少しずつ取り入れてみてください。
