【立花ゼミ】 “学習のまとめ”を始めるなら今!【小学6年生の保護者の方へ】
こんにちは、
尼崎市にある1中学校専門塾、立花ゼミナールです!
11月末になり、いよいよお子さんの小学校生活も残り数か月となりました。
「中学に向けて、どんな学習をしておくべき?」「今からでも間に合う?」と、
不安に感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、中学進学までに押さえておきたい学習内容と、
いつから取り組むのがベストかについてまとめました。
1. 中学進学までに復習しておきたい重要分野
◆ 算数(最優先!)
中学の数学は、小学校の算数を“前提”として急にレベルが上がります。
特に次の単元はつまずきの原因になりやすいため、今のうちに復習をおすすめします。
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割合(百分率・単価・利益・食塩水など)
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比と比の利用
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分数計算(加減乗除の正確さ)
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小数・整数の計算力の正確さとスピード
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図形の面積・体積、角度の計算
中学1年の数学は「正負の数」「文字式」から始まりますが、計算力が基礎にあることが大前提です。
◆ 国語(読解力は全教科の基礎)
中学になると、教科書の文章レベルが上がり、テスト問題も長文中心になります。
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文章を段落ごとに整理する力
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説明文・物語文の読解問題に慣れること
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語彙力(熟語・ことわざ・四字熟語)
国語力は、数学の文章題や社会・理科の読解にもつながるため、侮れません。
◆ 英語(スタートダッシュのカギ)
現在の中学英語は、小学校で習う内容を前提にスタートします。
しかし実際は、アルファベット・ローマ字・フォニックス・基礎単語に不安がある子も多いのが現実です。
以下の確認が必須です。
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アルファベットが正しく書ける/読める
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小学校英語の基本文(I like 〜. / I can 〜. / This is 〜.)
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自己紹介が英語で言える
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小学校で習う600語前後のうち、基本的な単語が分かる
中学に入って焦らないための土台作りになります。
◆ 理科・社会(総仕上げ)
理科・社会は積み重ねもありますが、6年生の内容が中学内容と直結している部分が多いです。
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【理科】水溶液・電気・生物・土地・天気
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【社会】歴史の流れ(大まかな時代区分)と地理の基礎用語
苦手分野があれば、ここでまとめて復習しておくと中学の勉強がスムーズに入れます。
2. 学習は“いつから”始めるべき?
◆ 11月末 〜 12月中:スタートするなら今がベスト
冬休み前のこの時期が、実は もっとも効果的に復習を始められる時期 です。
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小学校の授業も大きな山場を越えている
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中学準備をしても負担になりにくい
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冬休みでまとまった復習時間が取れる
「11月末〜12月中にスタート」するのが理想です。
◆ 遅くとも「1月中」には始めたい
1月を過ぎると、小学校の学習も卒業に向けた取り組みや行事が増えます。
さらに、中学入学直前の3月は、勉強の習慣が乱れがちです。
そのため、
遅くとも1月中には、主要科目の復習を開始することを強くおすすめします。
◆ 2月〜3月に焦らないために…
多くの保護者・生徒が直前期に「もっと早くやっておけばよかった!」と言う理由は、
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計算の基礎が仕上がっていない
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英単語が覚えられていない
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読解問題に手が出せない
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苦手単元を一気に詰め込むことが難しい
といった“積み重ね不足”があるためです。
3. 具体的に何をすればいい?(1日15〜30分でOK)
◇ 算数:計算と割合を優先
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毎日計算ドリル5〜10分
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割合・比を中心に1単元ずつ復習
◇ 国語:読解問題+語彙
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週2〜3回、短い文章の問題
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熟語・言葉のプリントで語彙アップ
◇ 英語:基礎の徹底
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アルファベット練習
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小学校英語の復習(NHK for Schoolなどがおすすめ)
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無理なく単語を20語ずつ
◇ 理科・社会:要点だけおさえる
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教科書の太字や資料を見直す
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苦手単元だけ動画などで補強
4. 最後に:中学準備は「今からで十分間に合う」
11月末の今からでも、十分に中学入学に向けた準備はできます。
重要なのは、一気にやるのではなく、少しずつ習慣として継続すること。
1日15〜30分の積み重ねが、
中学に入ってからのつまずきを防ぎ、
勉強に自信をもってスタートできる最大のポイントです。
