KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part5」の解説をします。 【出願書類でよくある疑問Part5】 「志願者評価書と推薦書って何が違うの?」 志願者評価書とは、志願者(受験生)のことをよく知る立場の人が、志願者を客観的に評価する書類です。 推薦書とは別モノです。 受験生本人ではなく、「第三者」が書くという点は共通していますが、決定的な違いがあります。 それは前者が「評価する」のに対して、後者は「推薦する」点です。 つまり、志願者評価書の場合、長所・短所を嘘偽りなく、書かれていることが大事なのです。 もちろん、表現の仕方はありますが、「オール優」のパーフェクトな人間だと訴える必要はありません。 否、むしろ、そのように書いてしまうと、逆に説得力がなくなってしまうので注意が必要です。 志願者評価書の作成は、具体的に推薦入試の準備を始めたら、可能な限り早く依頼すべきです。 自力で書く書類ならあなた自身の裁量でどうすることもできます。 最悪、間に合わなかったとしても「自己責任」となりますが、他者にお願いするとなると、そうはいきません。 また、志願者評価書の依頼者を選定する際、依頼者の肩書きや社会的な知名度を重視するのではなく、「あなたのことをどれだけ知っているか」という基準で選んでください。 例えば、一度だけ会ったことのある人よりも、何年間にもわたって密接に関わってきた人物の方が好ましいです。 実際、KOSSUN教育ラボの塾生の多くは次のような方々に志願者評価書を依頼しています。 □高校の担任教員 □部活動の監督・顧問 □学外団体の代表 □習い事の講師 □留学先の教員 このように、身近な人物に書いてもらっています。 それでいて、馴染み深い人物です。 一方で、推薦書の場合、権威づけの意味合いもあります。 そうなると、いかに社会的に信頼されている人物からお墨付きをもらえるかということがポイントとなってきます。 例えば、研究分野の第一人者などです。 求められている出願書類が、志願者評価書なのか、推薦書なのかによって、依頼すべき人物が変わってきます。 そのことを踏まえてお願いしてください。 「評価する」か「推薦する」かによって依頼すべき人も変わる 次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part6」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part4」の解説をします。 【出願書類でよくある疑問Part4】 「活動報告書ってどう書けばいいの?」 大学が活動報告書を提出させる理由は実際の「行動力」を見たいからです。 活動実績はその大小に関わらず、できる限り書いた方がいいです。 「活動実績がない」と嘆く人がいますが、もし、提出できるものがないなら今から作ればよいのです。 具体的に、KOSSUN教育ラボの塾生は、そのような考え方で、次のような資料を提出しています。 □活動実績・自己アピール資料(約5割) □論文レポート・研究計画書(約1割) □その他の資料(約2割) 中でも、レポート系の資料は受験生にとって比較的作りやすいのではないでしょうか。 例えば、「読書レポート」も立派な活動実績になります。 読んだ本をレポートとして今からまとめてみましょう。 分量は2,000〜5,000字程度が目安です。 内容は「要約」に加え、自分なりの考えや感想などです。 レポートを書いた経験がほとんどないという人は、書店へ行って書き方に関する解説本を探してみましょう。 その中で、気に入ったものを読んでみると要領が掴めるはずです。 読書レポートも4〜5冊、添付すれば、かなりの分量になります。 なお、「過去」の活動実績を取捨選択する際、次の3つの基準を覚えておきましょう。 ①外より「内」 ②点より「線」 ③遠より「近」 ①外より「内」とは、学「外」活動よりも、高校が公式に認めている学「内」活動の方が、一般論として高く評価されるということです。 具体的には、アルバイトやバンド活動よりも、部活動や生徒会の方が、評価される傾向にあるということです。 ただし、自主性を重んじる大学では、レールに乗った学内活動よりも、自主的に始めた学外活動の方をより評価する可能性もありますので注意が必要です。 ②点より「線」とは、単発の活動よりも、継続して行ってきた活動の方が好ましいということです。 「駆け込みボランティア」などは言語道断です。 ③遠より「近」とは、遠い昔の活動よりも現在に近い活動の方が、信頼性が高いということです。 例えば、2年以上前に取得した資格や検定は能力の証明にならないと判断されるケースがあります。 以上、3つの基準を意識して活動実績を厳選してみてください。 活動実績は「外より内」「遠より近」「点より線」で取捨選択する 次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part5」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part3」の解説をします。 【出願書類でよくある疑問Part3】 「志望理由書と自己推薦書って何が違うの?」 志望理由書は「自分がその大学に入りたい理由や意志を説明する文書」です。 自己推薦書は、「大学に対して自分をアピールする文書」です。 前者は「なぜ入りたいのか」を中心に述べるのに対し、後者は「なぜ入れるべきなのか」を述べます。 また、それぞれどこに力点を置いて書くかも異なります。 志望理由書は、「過去<未来」。 自己推薦書は、「過去>未来」。 つまり、志望理由書は、これまで取り組んできたことよりも将来のことに多くの文字数を割きます。 自己推薦書は、その逆で将来のことよりも、これまで取り組んできたことに多くの文字数を割きます。 ただし、これはあくまでもバランスの問題であって、制限字数によっては、志望理由書であっても自己PRを、自己推薦書であっても志望理由を、何らかの形で入れ込みます。 さて、「志望理由書の出来で合否が決まる」といわれることがあります。 出願書類の核となるのは、紛れもなく「志望理由書」です。 その理由は大きく3つあります。 第一に、書類審査の中核を担うからです。 多くの大学で志望理由書は一次審査を兼ねていますが、中には一次選考をせずに願書と一緒に志望理由書を出せば、全員面接を受けられるところもあります。 字数は大学によって異なりますが、短いところでは300~400字程度。 大体、1000字前後がボリュームゾーンといったところでしょうか。 長いところでは2,000字以上の分量が求められることもあります。 第二に、この中から面接で質問されるからです。 面接官は志望理由書を読みながら、疑問に思ったことを質問します。 あなたも志望理由書に沿った矛盾のない回答を心がける必要があります。 そのため、志望理由書は出したら終わりではなく、コピーを取っておき、しっかりと想定問答をシミュレーションしておくことが求められるのです。 第三に、あなたの人生の羅針盤になるからです。 KOSSUN教育ラボでは、志望理由書を「人生の設計図」と定義しています。 志望理由書を練るという作業を学びの過程として捉えることで、志望理由書を作成するプロセス自体にも意味を見出すことができます。 いざ、志望理由書を練りはじめると、迷いや壁にぶつかります。 さらには、志望理由や研究という枠を超えて、あなたの価値観や生き方といったものにまで思いを馳せる場合もあるでしょう。 そのプロセスを「学ぶ機会」として活用することで、あなたの受験は単なる「点」ではなく、未来へと続く、「線」になるのです。 「志望理由書は『未来』に、自己推薦書は『過去』に重点を置く」 次回からは大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part4」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part2」の解説をします。 【出願書類でよくある疑問Part2】 「出願書類に大学卒業後の進路って書いていいの?」 志望理由書の中で大学卒業後の進路について触れても構いません。 文字数が長めの志望理由書であれば、それも十分に可能でしょう。 その場合、次の3点に留意してください。 ①必ずしも既存の職業でなくてもよい ②具体的な企業名を出すのはNG ③起業、大学院進学と安易に書かない ①について、無理に「医者」や「銀行員」など、具体的な職業を書く必要はありません。 「どのように社会で活躍したいか」といった思いを綴る形でも構いません。 また、これまでにない新たな職業を自分で作って書いてみてもいいでしょう。 ②について、「株式会社○○に入社したい」といった特定の企業名を挙げるのはあまり好ましくありません。 入社したいなら、大学進学ではなく、すぐにでも入社選考に応募した方がよいと思われるからです。 大学は「就職予備校」ではないと肝に命じておきましょう。 ③について、決意のない文章は軽くみられます。 何となく「起業したい」と書けば評価されるだろうと思っている人がいますが、これは実に安易な考えといえます。 起業と書くからには、少なくとも「目的意識」と「計画」くらいは明確にしておく必要があります。 また、大学院進学についても同様です。 昨今、大学卒業後は大学院に進学したいという人も以前と比べて増えてきたように思いますが、間違っても大学院は、就職したくない人の溜まり場ではありません。 卒業後、大学院に進学する道を選ぶ人は珍しくない今の時代だからこそ、ただの大学院進学と書くのでは、相手に響きません。 大学院でどのような研究成果を残したいのかまでしっかりと記してください。 加えて、他大学の大学院に進学を希望する際は注意が必要です。 国内外問わず、外部へ出ることはあまり歓迎されないと思っていた方がよいでしょう。 「具体的な会社名はNG。必ずしも希望の職業を書く必要はない」 次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part3」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副塾長の西村です。 今回は大学推薦入試「出願書類でよくある疑問Part1」の解説をします。 【出願書類でよくある疑問Part1】 「入学後に研究内容が変わっても大丈夫?」 大学で特定の研究を行いたいといって入学を許可されたのに、それが変わってしまったら、約束を破ることになってしまうのでは?」と心配する受験生がいます。 研究内容が変わることは自然です。 むしろ、入学してから4年間、研究内容が変わらないことの方がおかしなことといえるでしょう。 私の知る限り、入学後、9割以上の人が、研究内容に何らかの修正を加えています。 入学後に研究内容が変わったからといって、大学からペナルティーを課されることはありません。 研究を続ける中で、様々な方向性が見えてきます。 その際、柔軟に方向転換できることは大事なことです。 核がブレなければ、研究内容はいくらでも変わって構いません。 あくまでも出願時の志望理由書は、「暫定版」という位置付けでいいのです。 KOSSUN教育ラボでは、志望理由書を「キャリアの羅針盤」と考えているとお伝えしています。 志望理由書を清書しようとすれば、ただ文字を書くだけなら2000字程度の文字数であっても2〜3時間もあれば清書できます。 ですが、ただ書いただけでは意味がありません。 合格後に志望理由書を書き直して、わざわざ見せにくる人もいます。 それがなぜだか、わかるでしょうか? 決して、褒められたいからではありません。 誰かのためではなく、自分のために志望理由書を書き直しているのです。 そのような人にとって志望理由書はもはや、単なる「出願のための書類」ではありません。 入学後の道しるべ、すなわち、キャリアの羅針盤になっているのです。 このレベルに達している人は、納得のいく受験がきっとできるはずです。 羅針盤は適宜修正して、進むべき方向を変えて構いません。 迷った時はいつでもその羅針盤に立ち返って、道を修正していけばよいのです。 あなたが志望校に合格する頃には、志望理由書がかけがえのない相棒になっているはずです。 まずは現時点での考えをまとめてみてください。 現時点でコロコロと考えが変わってしまうのは、自己分析が十分でないからです。 もう一度しっかりと時間を取って、自己分析を行いましょう。 「研究内容が変わるのは自然なこと。柔軟に方向転換しよう。」 次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part2」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントPart5「〆の一押し」の書き方を解説します。 【志望理由書で合格るためのポイントpart5】 前回、Part4では志望理由書の中心部分である「志望動機」の書き方を解説しました。今回は、書類審査で審査官へアピールするラストチャンスである「〆の一押し」の書き方を解説します。 「9割書けばいいと学校で教わったので・・・」といって、残り数行を残して書き終えようとする受験生がいます。 これは何とももったいないことです。 こういった小さなところで熱意の差が表れるものです。 とはいえ、「よろしくお願いします」などのあいさつ文を入れて、字数を埋めても意味がありません。 「頑張ります」といった直接的に意気込みを表現することも効果的とはいえません。 また、志望理由書は「謝辞」を書くものではありません。 「研究の相談に乗ってくださった○○教授に感謝します」 「最後まで読んでくださり、ありがとうございました」 このように挨拶文を入れたところで、入試担当者は「丁寧な受験生だな」とは思ってくれないのです。 こうした定型文は徹底的に省きましょう。 そうしないと、本当に伝えたいことが書けなくなってしまいます。 面接審査に進める受験生はここで審査官に「会ってみたい」と思わせるような最後のワンプッシュを行います。 では、具体的にどんなことを書いているのでしょうか。 例えば、「研究についてさらに詳細なプランをお伝えするので、面接の機会を与えてほしい」などと熱意を伝える人もいます。 「〆の一押し」は、面接に進めるかどうかのボーダーライン上にいるとき、入試担当者に「会ってみようかな」と思わせるラストチャンスです。 そこで、あなたが入試担当者になったつもりで考えてみてください。 指定用紙があと何行も残っているようなスカスカの志望理由書があったら、どんな気持ちになるでしょうか。 きっと熱意のかけらも感じないはずです。 学校の先生の中には、「最低8割は埋めましょう」と教える人もいるようですが、それは間違いです。 最後の1行まで埋まっていない志望理由書は入試担当者に対して失礼です。 与えられた中で最大限のアピールをしましょう。 ただし、最終行まで書いても「最後の1マス」は詰めて書いてはいけません。 なぜなら、それが1文字とカウントされ、字数オーバーと判断されてしまう可能性があるからです。 志望理由書は最後の1行まで考え抜かれた、熱意の込めた文章で埋め尽くしましょう。 次回からは大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part1」を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントPart4「志望動機」の書き方を解説します。 【志望理由書で合格るためのポイントpart4】 前回、Part3では志に至った経緯や志に向けて行った活動などを展開するパートである「一貫性の提示」の書き方を解説しました。今回は、志望理由書の中心部分である「志望動機」の書き方を解説します。 「志望理由書」というだけあって、大学を志望する理由が書類の中心部分となります。 難関大のAO推薦入試には「何がなんでもこの大学に行くんだ!」という並々ならぬ熱意を燃やした猛者が全国から集まります。 「A大学よりB大学」といった「比較級」を用いた書き方をしていては審査官のハートを射止めることはできません。 運良く通過できたとしても、面接で間違いなく「他の大学でも良いのでは?」と突っ込まれて玉砕するのがオチです。 見せ方のコツとして、志望理由は比較級ではなく「最上級」で書きましょう。 審査官に「この受験生はウチでないとダメなんだな」と思ってもらわなければ、書類審査は突破できません。 当たり前ですが、次のような研究とは直接的に関係のない理由は論外です。 「自宅が近いから」 「キャンパスがお洒落だから」 「学食が美味しいから」 たしかに、自宅からの距離やキャンパスのお洒落さは、4年間通うのだから少なからず気になるところではあります。 学食も美味しいに越したことはないでしょう。 しかし、これ他の理由はこの場では相応しくありません。 極端な例に聞こえるかもしれませんが、これに近い志望理由を書いている人は良く見かけます。 あなたの志望理由書には「その大学でなければならない理由」があるでしょうか。 そう簡単に見つかるものではないこともわかります。 それでも、合格者は共通して「その大学ならではの理由」を書いています。 ちなみに、KOSSUN教育ラボの塾生OB・OGが書いた志望理由のベスト8は次の通りとなっています。 1:大学教員(指導希望教員など) 2:研究活動(研究テーマ内容び独自性・優位性) 3:同窓会員(OB・OGのネットワーク) 4:教育理念(アドミッションポリシー) 5:地域属性(地域貢献) 6:資格実績(士業などの輩出実績) 7:施設設備(研究・学習上の環境整備) 8:留学制度(独自の提携先など) あなたがその大学に行く必然性、それを丹念に整理してみてください。 次回は大学推薦入試の志望理由書を突破するためのポイントPart5「〆の一押し」の書き方を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副塾長の西村です。 今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントPart3「一貫性の提示」の書き方を解説します。 【志望理由書で合格るためのポイントpart3】 前回、Part2では志望理由書の中でも最重要といっても過言ではない冒頭、「志の宣言」について解説しました。今回は、その志に至った経緯や志に向けて行った活動などを展開するパートである「一貫性の提示」の書き方を解説します。 志望理由書を書く際に気を付けるポイントは、「ストーリー」を意識するということです。 ここでいうストーリーとは、志望理由書を展開する筋道のことです。 読ませる文章には必ずストーリーがあります。 ストーリーがあるから読み手は感情移入することができます。 ストーリーの良し悪しで志望理由書は決まるといっても過言ではありません。 □過去 □現在 □未来 志望理由書にはこの3つの時系列に沿って、展開されるのが一般的です。 それぞれ整理したら、ストーリーとしてつなげる必要があります。 各パートでブツ切りにならないように気を付けなければなりません。 KOSSUN教育ラボでは、特にストーリーのつながりを意識するように指導しています。 志望理由書でハネられる受験生の多くは、このつながりが不自然だからです。 次の文章をご覧ください。 過去「これまで私は野球を続けてきました」 現在「現在は日本野球界発展のための研究に関心があります」 未来「将来は野菜ソムリエになりたいと思っています」 過去、現在はつながっていますが、未来は唐突に感じます。 これは極端な例ですが、このようにストーリーに一貫性、必然性が見えない受験生は多いのです。 一貫したストーリーを作る作業はそう単純ではありません。 なぜなら、いくつもの切り口があるからです。 切り口は一人ひとり違います。 「模範解答」があるわけではありません。 どのような切り口でストーリーを展開するのか、それこそ受験生の個性が伝わる点なのです。 十分に時間をかけて魅力的なストーリーを作ってください。 さらに、面接では志望理由書から質問されるとPart1で解説しました。 ですから、志望理由書は面接を見据えて戦略的に書くべきです。 つまり、面接官の行動パターンを逆手にとって、あえて相手が質問したくなるような穴を作っておくのです。 これは面接官が思わず、あなたに直接会って質問したくなるような「しかけ」です。 KOSSUN教育ラボではこのしかけを「フック」と呼んでいます。 上級者のワザになりますが、いくつかフックをしかけることで、一気に戦略的な志望理由書へと変貌します。 続きが気になって読みたくなるようなフックを用意できるかどうかで差がつくのです。 次回は大学推薦入試の志望理由書を突破するためのポイントPart4「志望動機」の書き方を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副塾長の西村です。 今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントPart2「志の宣言」の書き方を解説します。 【志望理由書で合格るためのポイントpart2】 前回、Part1では志望理由書全体を通して何を書けばよいのか、その割合まで解説しました。今回はその中でも最重要といっても過言ではない冒頭、「志の宣言」について解説します。 KOSSUN教育ラボでは、塾生に「志望理由書は冒頭3行が勝負」と指導しています。 それは、入試担当者が冒頭3行を読んで読み進めるかどうかを決めているからです。 入試担当者はとにかく時間がありません。冒頭3行を読んで見込みがないと判断すれば、即「不合格BOX」行きとなってしまいます。その志望理由書は二度と読み返されることはないでしょう。 逆に言えば、冒頭3行で興味関心を持ってもらえれば、続きの文章を読んでもらえます。 では、その3行で何を書けばよいのでしょうか。 それはあなたの「志」です。 志と似た言葉に「夢」があります。あなたはその違いについてどのように考えているでしょうか。同じ意味合いで使っていたという人もいると思います。 両者の違いは「利己的」か「利他的」かにあります。 つまり、前者は「自分」のため、後者は「他者」のためです。 当然、志望理由書で書くべきは後者です。 そもそも、大学で行う研究とは何のためにするものでしょうか。 それは人類の進歩のためです。 世のため人のために、この研究が社会でどう役立つのか、志望理由書ではこうした研究の社会的意義をアピールしてください。 あなたの研究がどれだけ価値のあるものなのか訴えるのです。 社会的意義を示すために、いくつか例を挙げます。 「100万人を飢餓から救うことができる」 「どんな人でも気軽にスポーツを楽しむことができる」 「世界中どこにいても学ぶことができる」 これらはすべて社会的意義のある研究といえます。 研究を通じて、社会はどう変わるのか、人々はどう幸せになるのか。 審査官がその光景をありありをイメージできるように具体的に書くことがポイントです。 社会的意義は大きければ大きいほどいいです。 いかに社会的意義のある研究であることを訴えられるかが、腕の見せどころです。 冒頭3行で志を掲げ、読み手にインパクトを残そう! 次回は大学推薦入試の志望理由書を合格るためのポイントPart3「一貫性の提示」の書き方を解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。 こんにちは! KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。 本日からこちらのブログにて総合型選抜(AO入試)・推薦入試を突破するために役立つ情報を定期的に更新します。 今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントについて解説したいと思います。 【志望理由書で合格るためのポイントpart1】 今回解説するポイントは「書き方」です。 志望理由書は全体の流れが重要です。まずはこちらをご覧ください。 第1部「志の宣言」5~10% 第2部「一貫性の提示」30~40% 第3部「志望動機」40~50% 第4部「〆の一押し」5~10% まずは上記の流れを忠実に守って、志望理由書を書いてみましょう。 またその際は各パートの配分にも気を付けてください。 %の値は、全体を占める文章量の割合を示しているのですが、このバランスが崩れていると内容が偏ってしまう恐れがあります。 各パートの細かい部分ばかりが気になってしまい、全体像を見失っている人は多いです。 深く書こうとすると、どうしても分量が多くなってしまいます。 逆に、広く浅く書いても印象に残らない志望理由書になってしまいます。 両者ともにこれでは合格できません。 必要な内容をわかりやすくまとめる必要があります。 そのために基本となる書き方がこの「4部構成」なのです。 各パートの内容を簡単に見ていきましょう。 第1部は「志の宣言」です。 ここでは最も伝えたい結論を書きます。 第2部は「一貫性の提示」です。 ここでは、志の宣言で書いた結論の裏付けをストーリーで書きます。 第3部は「志望動機」です。 ここでは志望校で研究したい理由を書きます。 第4部は「〆の一押し」です。 ここでは面接に進むための最後のプッシュをします。 あなたも志望校を突破したいなら、合格者が守っているこの書き方を学んでおく必要があります。 次回からは各パートの書き方について解説します。 質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボまでお問合せください。 また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。 KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 質問、相談大歓迎!