大学推薦入試「出願書類でよくある疑問」Part7「自由記述って何を書けばいいの?②」|総合型選抜・推薦型選抜|KOSSUN教育ラボ
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KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。
今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part7」の解説をします。
【出願書類でよくある疑問Part7】
「自由記述ってどう書けばいいの?」
自由記述においては、前回解説したコンセプトに加え、もう一つ大事な要素があります。
それは「デザイン」です。
自由記述では、文字以外の表現方法を積極的に駆使するべきです。
「これでもか!」というくらい情報を詰め込んでいる自由記述を見かけますが、文字もアリのように小さく、虫めがねで見なければ読めないのではないかというあり様です。
自由記述も志望理由書同様、相手の立場になって作ることが大事です。
詰め込み過ぎは読みにくいですし、逆に言葉足らずでは審査官に伝わりません。
受験生の中には余白に対して「余っているもの」と誤解している人がいますが、伝わる自由記述を作成するために「余白」は極めて重要な役割を果たします。
シンプルに整理されている自由記述には必ず「余白」があります。
余白を活かすことで、「情報が引き立つ」「情報が整理される」「レイアウトが洗練される」などの利点が生まれます。
心理的な効果をいえば、上手に隙間を活用することで読み手の視線を誘導したり、相手に考える時間を与えたりすることができます。
また、余白はそうでない部分に対して集中力を上げたり、注意喚起したりすることにもつながります。
その他にも、自由記述のデザインを向上させる上で、「色使い」が極めて重要となります。
具体的には「3色ルール」を守ってください。
合格者の自由記述は必ずといってよいほど「3色以内」におさえられています。
それよりも多くの色が使用されている場合は、得てして読みにくいです。
できれば2色におさえたいです。
また、一般的に何かの説明等の文章は「黒」が基本です。
例えば、赤字で何百字もの文章が書かれていたら、読みにくいでしょう。
もし、赤を使いたいのであれば、強調したいポイントで使うべきです。
重要な部分は赤字にしたり、アンダーラインを引いたりすれば、読み手の注意を引くことができます。
自由記述に写真を載せる人は多いですが、その際、具体的には次の3点に気をつけてください。
①何を見せたいか、一目でわかること
②高画質な写真を使用すること
③他者の写真を無断使用しないこと
最善の作品を提出する方法、それは迷っているパターンをすべて作成してみて、納得がいくまで一つひとつ見比べてみることです。
KOSSUN教育ラボの塾生を例に挙げれば、少なくとも「3パターン」は試作しています。
迷っているパターンを試作して比較検討してみると、どちらの方がより優れているか、一目瞭然でわかります。
微妙な色使いなども、見比べてみれば、どちらの方がしっくりくるか、容易にわかるものなのです。
狭い視点で見ていてはわからなかった部分も、全体像を俯瞰してみると、総合的にどちらが映えるかわかるようになります。
自由記述は「コンセプト」と「デザイン」を押さえよう
次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part8」を解説します。
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