【城南ゼミ】 子どもが自主的に勉強するようになる に は 、ど うし た ら い い?
福岡市城南区の個別指導学習塾ドリーム・チーム城南ゼミナール です。 「勉強しなさい」と言ってはいけない 小学校の中学年くらいまでは、 「勉強しなさい」 と言うと、素直に聞いて勉強してくれることが多いのですが、 小学校高学年になるにつれて、「勉強しなさい」と言っても素直に勉強してくれないことが多くなります。 これに関して、人間は脳が喜ぶことをやりたいと生き物だからという説があります。 おおむね10歳(~小学校の中学年あたり)から「自分で決めたことを自分で達成したい」と思うようになります。 それを実現できると脳が喜び、またやろう!という気持ちにもなります。 つまり、親から「勉強をしなさい」と言われて「やろうと思っていたのに!」となるのは、 親に言われて勉強をするのは自分で決めたことではなく、脳も喜ばないため、 やりたくないという気持ちになるからなのです。 では、自分で自主的に勉強をしてもらうには、どんな声掛けをすればよいのでしょうか? ① 質問をする 一番簡単なのは 「今日、何の宿題が出ているの? /今日は何の勉強をするの?」ですね。 中学生なら、「今回のテストは何がでるの?」とか「困ったことはない?」などもよいです。 ② 自己肯定感が上がるような言葉 勉強していること自体を承認するような声掛けが子どもをやる気にさせます。 子どもがちょっとでも勉強をしていたら「勉強やっているね!いい感じじゃない!」「その方法いい感じね」「すごいね!」などのように、 頑張ったことに胸を張れるような声掛けしてください。 ③ 順番を提示する質問をする 自分で時間を管理するのが難しい小学生の間は、行動の優先順位を決める能力も一緒に育てていきたいものです。 「先に宿題をやってしまいなさい!」 というよりも 「お風呂と勉強どっちを先にする?」 などのように、選択肢を与えて自分で決めさせるのも良いでしょう。子どもに「自分で決めた」と思わせることが重要です。 その他、子どもの自主性を育む魔法の言葉として ①「どうしたの?」「何か困ったことない?」 子ども本人がどういう状況かを考えるきっかけをつくる ② 「君はどうしたいの?」「どうしようと考えている?」 解決に向けた方法を考えるきっかけを与える ③「何を支援してほしいの?」「お母さんが手伝えることある?」 一方的に叱るのではなく、お父さんお母さんが味方であることを伝える などがあります。 勉強しやすくするための家族の取り組み 子どもが勉強をしようと思った時に、勉強しやすくするための取り組みをご紹介いたします。 ① 習慣化する 例えば、リビングで勉強をするお家なら、夕食が片付いてテーブルを拭いたら勉強の合図とするなど、 今ある習慣にくっつけてルーティン化するとよいでしょう。 お家ではなかなか勉強できないという場合は、学校のあとは塾に寄って勉強してから帰る、授業のない日も◯曜日は塾で勉強するなどもよいですね。 ② 時間を決める ◯時から◯時は勉強の時間、その時間は親もスマホを触らない。 できれば兄弟も協力してその時間にはゲームをしないなど決められると良いと思います。 ③ 協力体制を作る 子どもに勉強をさせようとする前に、まずは親の背中を見せましょう。 夕食の片付けをしたら、スマホを遠くに置きテレビや音楽を消して本を読んだり、勉強したりする様子を見せることが子どもの後 押しになります。 ④ 適切な距離を保つ 心理的安全性が高い状態(失敗しても咎められない状態)で子どもが勉強に取り組めるようにしましょう。 親から監視されているのではという気持ちは、勉強の邪魔になります。 「困ったことがあったら声を掛けてね」程度の距離が大切です。 自室で勉強する際も、自分で管理させるようにしてください。 もちろんスマホは自室に持ち込まない、漫画やフィギュアなどは目に入らないようにするなど、仕組みやルールの徹底は大切です。 ~ さいごに ~ 「学校や塾の宿題以外に何をしたらよいか分からない」「テスト勉強をどう進めたら良いか分からない」という場合はご相談ください。 または、塾に自習に行かせて下さい。室長やスタッフが目的にあった適切な課題を提案します・・・!
