【17ゼミ】学びの4段階を知ろう。
こんにちは! 豊中市にある豊中第十七中学校、泉丘小、東泉丘小、緑地小の専門塾 豊中17ゼミナールです! 今回は、私たちが意識している「学びの4段階」についてお話します。 状況に応じて、お子さんへの指導を変えているものにはなるので、 参考にして頂けると幸いです。 では早速、1段階から行きましょう。 第一段階:無意識的無能 ~わからないし、できない~ この段階は、自分が「何を知らないのか」「何ができないのか」さえ自覚できていない状態です。 例えば、 中学校に入学したばかりに、 数学の教科書をパラパラとめくって眺めている時に、 「難しそうだな」と感じるだけで、 具体的にどこが分からないのか、 どう手をつけていいのか全く分からない、 という状況がこの第一段階に当てはまります。 この段階の生徒にとって大切なのは、 シンプルに「知る」きっかけを与えることと、 「できそう」という期待を持たせることが大切です。 まず丁寧に基礎から解説し、 知識的な面白さや重要性を伝え、記憶の定着に結びつけます。 それと同時に、これまでに習って知っていることから、 あとここだけを頑張れば良いのだと伝え、 成功できる期待を持たせることが大切です。 第二段階:有意識的無能 ~分かろうとしているけど、できない~ ここはいわゆる子どもたちからの質問が当てはまります。 実際に問題を解こうとしても、手が止まってしまう状態です。 「この公式は知っているけど、どうやって使えばいいんだろう?」 「先生の説明は分かるけど、一人で解くとなると…」 といった悩みを抱えている生徒のことを指します。 この段階では、「理解」を「実践」に繋げるためのサポートが重要になります。 実際にやって見せて、真似させるところから始め、 少しずつ独り立ちさせていくことが大切です。 また、ここではできた「つもり」にならないようにすることが大切です。 第三段階:意識的有能 ~意識すれば、できる~ 意識すれば解けるようになる段階です。 「公式を思い出して、手順通りに考えれば、この問題は解ける!」 「少し時間がかかるけど、落ち着いて取り組めば大丈夫」 といった手応えを感じられるようになります。 この段階の生徒さんには、「自力で解く力」をさらに伸ばすための指導が効果的です。 応用問題に挑戦したり、解法の選択肢を増やしたりすることで、 より深く理解し、対応できる問題の幅を広げていきます。 また、ケアレスミスをさせないことも大切です。 複雑なものほど、意識も増えるので、ミスが出ます。 スラスラと自然にできるよう演習を積んでいきます。 第四段階:無意識的有能 ~考えなくても、できる~ これは、意識せずとも自然に問題が解けるようになる領域です。 「この問題を見た瞬間に、どの公式を使うべきか反射的に分かる」 「難しい問題も、無意識のうちに手が動いている」 といった感覚です。 定期テストや入試までに、 各単元をこの領域にどれだけ持っていけるかが大切です。 最後に 学力の向上は、階段を一段ずつ登るように、段階を経て進んでいくものです。 焦らず、自分のペースで、それぞれの段階を確実にクリアしていくことが大切です。 お子さんの勉強の悩みなどございましたら、ぜひ一度17ゼミにお越しください。 全力で対応していきます。 ご興味がありましたら、是非お気軽にこちらからお問い合わせください。 いつでもご連絡お待ちしております。