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お子様は、下記の問題を解けますか? 1⃣ 大きな鍋と小さな鍋。それぞれに半分まで水を入れました。 同じ火力で温めた場合、どちらの方が早くお湯が沸くでしょうか? ①大きい鍋 ②小さな鍋 ③どちらも同じ   2⃣ 家から160km離れた場所に時速80kmで進むと、どれくらいで到着するでしょう?   ①2時間 ②12時間 ③20時間     */*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/   どちらも極端な例ですが、このような問題を間違えたり、「分からない」と答えたりする子どもたちは一定数います。 逆に低学年で答えられる子もいます。 さてその違いは何でしょうか?     それは学力でしょうか? “頭の良さ”でしょうか?…       例えば「ケトルに水を入れてお湯を沸かす」ということをお手伝いとしてやったことがあるか、ないかでQ1の結果は変わってくるでしょう… Q2は、160kmが大阪周辺から名古屋ぐらい、福岡なら山口までぐらいで、高速道路や特急列車がだいたい時速100kmぐらいだと分かっていれば、肌感覚として答えることが出来ますね。 逆に何も分かっていない状態(160kmってどれくらいの距離?時速80kmって速いの?遅いの?)だったとすると、「時間=道のり÷速さ」だと知っていたとしても、ちょっと答えに自信がなくなりますよね?         近年、教育業界では「体験格差」なんて言葉が取り沙汰されています。 一般的には「旅行や習い事、休日に友達と一緒に遊ぶなど、学校の外で行われる体験機会の格差」などと定義されていますが、子どもを持つ親としてはプレッシャーを感じさせる、嫌な言葉ですよね。 「習い事させられてないなー」とか、「キャンプや旅行も行けてないなー」とか、「公園連れて行ってないなー」とか… むしろ「私は100%ちゃんと出来ています!」って胸を張れる親なんて誰もいないのでは?と思いますし、そうであれば逆に心配にもなります。     校舎で子どもたちと接していると別の意味での「体験格差」や「前提となる知識の差」を感じます。 それは前述の2つの問いに答えられる違いであり、「お手伝い」と「本などで得た知識」の量ではないかと思っています。 “本など”としたのは、国語の読解問題や教科書の説明文などでは今日の社会に必要な知識が埋め込まれているため、読解問題をたくさんやるだけで、知識もつけられるという一石二鳥なのです!   一般的に「本を読む子」というのは、絵本から始まって児童文学や文芸書を読む子というイメージがあるかも知れませんが、個人的にはそうではないと思っています。 子どもの興味があれば、どんな本にも学びはあると考えています。 そして本の好みは千差万別です。「おもしろければ何でも良い」とは思っていますが、「面白くて役に立つ本」をご紹介できればと思っています。   ①「たのしい!科学のふしぎ なぜ?どうして?3年生」監修:村山哲哉 出版社:高橋書店 タイトル通り、小学校3年生向けの本ですが、大人でも楽しめる本です。 また同じシリーズの別学年、似たようなタイトルの別の出版社からの本がありますが、この本がダントツで面白いです。 タイトルの一例をあげると「最初の生き物はどうやって生まれたの?」「イヌにはどうしてたくさんの種類がいるの?」「砂ってどうやってできるの?」…教育目線でいうと、これらの疑問は小学校~高校までの学校の理科の各単元の「ねらい」にほぼ合致していると思います。 理科のその単元を学習して最終的に生徒に学んでほしいこと、これがこの本にはわかりやすく詰まっています。 下世話ではありますが、これが頭に入っていることで理科の授業の頭への入り方が全く違うと思います。 ②「大人も知らないみのまわりの謎大全」ネルノダイスキ (著)  出版社:ダイヤモンド社 こちらは全編マンガで読みやすいです。 「役に立つかどうか?」というよりも、「気になる人は気になる疑問」、あるいは「そんなこと気にする人いるんだ~!」という身の回りのことを面白おかしく捉える、気を付けて身の回りを見ると面白そうなことがたくさんある。というタイプの本です。 ベストセラーになっており本屋さんで平積みされているので見かけた人も多いと思います。 大人も知らないことが多いので、家族の共通の話題としておすすめです。

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「子どもたちが時間を自主的に使えるようなるにはどうしたらいいのだろう。」 「スマホを使う時間が長すぎて、時間の使い方に計画性がない!」   このようなお声を保護者様からよく耳にします。 今回は、時間を自主的に使えるようなるために、そして計画して動くために活用できる要素である「自律性」についてお伝えしたいと思います!   自律性とは 自律性とは、自分自身で行動を選択し、実行できる性質を指します。 「子どもは時間があって自由!」というイメージを大人である私たちは考えがちですが、子どもたちのスケジュールを振り返ってみてください。   平日は朝から夕方まで学校で勉強、学校が終われば部活や習い事。 週末も部活や習い事があれば、意外と子どもたち本人が計画を立てて自由に使える時間は少ないかもしれません。   そして、さらにその自由時間を大人だけがルールを作って制限してしまうと(例えば、ゲームは○○分!○○時からは勉強!)、子どもたちは自分の意思で考えることを諦めてしまい、自律性を持つことが難しい状況に陥る可能性が高くなります。 もしくは、自分の考えや行動を自由に決定できるオンラインゲームにのめり込んでしまう、という状況が出てくるのも、普段の生活の中で自分に意思決定がないと子どもたちが感じてしまうからです。       実は、自律性という性質は、2つの神経伝達物質の作用にも影響されているのです。   人はある物事について「やらなければいけない」と判断すると、脳から「ノルアドレナリン」という神経伝達物質が分泌されます。 いわゆる「アドレナリンが出て集中できた!」「やる気スイッチが入った」という場合は、この「ノルアドレナリン」が分泌されている状態を指します。   ただ、この「ノルアドレナリン」は、気が散りやすくなるという弱点があります。 「勉強をしなきゃ。」とペンを動かし始めたときに、テレビの音がやたら気になるのは「ノルアドレナリン」の分泌が及ぼしているのです。   その「ノルアドレナリン」の弱点を補う物質があります。 それは「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質です。 「ドーパミン」は、人が「やりたい!」と強く興味を持った場合に分泌される物資で、「ノルアドレナリン」の気の散りやすくなる性質を軽減してくれます。   つまり「ノルアドレナリン」と「ドーパミン」が上手く分泌される、やらなければならない物事を、自らやりたい物事だと捉えられるかどうかで、子どもたちの自律性が促されるのです。   先ほど紹介した通り、自律して行動できるように促すには、神経科学の観点からも「やらなければいけない物事を、やりたいと思えるかどうか」が非常に重要になります。 子どもたちは普段、学校の課題などでやらなければいけない物事は沢山与えられますが、それをやりたいと考えるきっかけを持つ機会は非常に少ない場合があります。   では、ご家庭で自律性を養うにはどうすればいいのでしょうか。 その解決策の1つとして、子どもたちへの声かけを少し工夫していただくことをオススメします。 「あなたはどう思う?」「あなたはどうしたい?」「その行動をするとき、何かお母さん(お父さん)にできることはある?」と声をかけてみてください。 重要なことは「子ども自身の意思を尊重して、選んでもらう」ことです。 自分で選択することで子どもたちの「やりたい」という気持ちが刺激され、やらなければいけない物事に対し気が散りにくくなり、自律して取り組みやすい状況になります。     子どもたちはまだまだ成長中、大人になってきたようで、自律して動いていくには我々大人たちのフォローが必要な場面もあります。 子どもたちが自分で行動し、実行していく経験を少しでも多く味わってくれたら最高です!   【参考】 ・ニール・イヤール,ジュリー・リー,「最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術」,日経BP,2020年 ・工藤勇一,青砥端人,「自律する子の育て方」,ソフトバンククリエイティブ,2021年

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お子さまの部活動が変わります ー「地域移行」ってなに?保護者様へ伝えたいこと ー   というテーマです。   お子さまが取り組んでいる中学校の「部活動」。この部活動の運営が、いま全国的に大きく見直されています。  文部科学省は、「部活動の地域移行」を推進する方針を打ち出しました。 これは、部活動を学校の先生任せにするのではなく、地域のクラブや指導者の力を借りながら、学校外で運営する仕組みに変えていこうという改革です。     なぜ、地域移行が始まるのか?  部活動の地域移行には、次のような背景があります。 ① 教員の負担が大きすぎる 授業だけでなく、放課後や土日に部活動の指導や大会引率を行っていた先生たちは、長時間労働に苦しんできました。専門外のスポーツを教えることも多く、教育の質にも影響が出かねない状況です。 これは、私自身学校の先生になることを辞めた理由の最たるものでした・・・。     ② 生徒数の減少で維持が難しい 少子化により、部員が足りず活動ができない学校が増えています。 複数の学校が合同で活動できるようにするためにも、学校の枠を越えた地域活動への移行が必要です。 福岡市城南中学校では、まだまだ起こりえない問題ですが、実際に「田舎」と呼ばれる地域では申告な問題になっているそうです。   ③ 多様なニーズに応える 地域主導の活動であれば、これまで学校に無かったスポーツ(ヨガ、フットサル、武道など)にも取り組める可能性が広がります。 今の世の中らしい感じもしますね。多様化。     では、地域移行で部活動はどう変わるのでしょうか?   今後は、まず一部の休日の活動を中心として段階的に地域へと移していきます。実施例としては、以下のようなケースがあります。 総合型地域スポーツクラブやNPO法人が部活動を運営 地元企業や大学のアスリートが指導者として協力 保護者や地域住民がサポート   全国的には、徐々に上記の流れが進んでいます。 福岡市内ではまだ聞いてはいませんが、水面下ではあっているかもしれません。   費用はどうなるのでしょうか?   地域クラブの運営には参加費がかかるケースもありますが、自治体による支援や企業からの協力で、費用負担を抑える取り組みも進んでいます。経済的に厳しい家庭への補助制度も検討されています。   大会には出られるのでしょうか?   これは、地域クラブからも大会に参加できるよう制度が見直されつつあります。今後は「学校の部活」だけでなく、「地域クラブ」からも公式大会に出られるようになる見込みです。 実際にクラブチームで中総体に参加するようになっていくと聞いています。       部活動の地域移行は、先生や学校だけではなく、私たち保護者や地域全体が「子どもたちの成長を支える」新しいかたちです。  移行は一気にではなく、地域の実情に合わせて少しずつ進んでいきます。 これから疑問や不安が出てきたときは、ぜひ遠慮せずご相談ください。 お子さまが笑顔で安心して部活動に取り組めるよう、みんなで支えていきましょう。

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こんにちは! 福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリーム・チーム 城南ゼミナール です!     2025年7月5日 世間では、大地震が来るのではないかというニュースが出ていますね。 1999年ノストラダムスの大予言のとき、私は8歳でした。 当時、何も知りませんでした・・・(笑)   メディアでも言われていますが、備えはしても過剰に反応しないように(トイレットペーパーの買い占めのような)、かなと思っていますが。   それとは関係なく・・・     恒例の理科実験教室を開催します・・・!     毎年恒例になりつつある、アイスクリーム作り! 多くの塾生外のお子様も毎年参加してくれています。     今年は例年より早い梅雨明けで、暑い日が続きます。 なかなか熱中症も怖くて外では遊びにくいかもしれません。   涼しい環境で、でも作るときには少し運動もあって・・・? 楽しく学ぶをモットーに!

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こんにちは! 福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 学習塾ドリーム・チーム 城南ゼミナール です! 今日は、改めて福岡県の「公立高校」の受験の仕組みなどを解説します! 【県立高校の一般入試制度】 福岡県の県立高校入試制度は…     学力検査【入試当日の得点】            と       内申点【3年次の評定】 それぞれを分けて評価し合格判定を行います。 【県立高校の一般入試の学力検査とは】 *国語・数学・社会・理科・英語の5教科 *各科目60点で時間は英語のみ55分、他4科目は50分 *普通科以外で、学力検査の特定教科得点を加重配点(1.5倍)したりする科やコースがあります。 *学力検査当日か翌日に面接・作文・実技等の「個性重視の特別試験」を実施する学校もあります。 【内申点とは】 中学3年時の1学期、2学期の通知表の評定数値を基本として出される3年次全体を通しての各教科の評定5・4・3・2・1の合計点 *3学期の頑張りは調査書に反映されません。 *9教科の合計の45点満点の為、英語の5も美術の5も全く差異はありません。 【公立高校の一般入試での合格の決定方法】   学力検査【入試当日の得点】 と 内申点【3年次の評定】 がそれぞれの基準に達していたA群については、調査書その他の資料に特に支障がなければ、入学予定者とします。 どちらか片方でもB群になると、中1~の内容を総合的にみられることになります。 【県立高校の推薦入試とは】  この県立高校の推薦入試は、各中学の校長先生の推薦を受けたものだけに受験の機会が与えられます。「合格内定者は入学すること」が義務付けられています。  もちろん推薦入試で合格内定とならなかった場合、再度、一般入試を受験できます。なお、推薦入試の発表は「内定」であり、正式な合格発表は一般入試と同日程です。 (1) 志願者全員に面接を行うものとします。 (2) 一部の学科,コース又は系にあっては,作文又は 実技試験を実施  調査書及び面接の結果等を資料として,選考し,合 格者を内定するものとします。  学科試験がないからという理由で安易に志願してはいけません。また、志願するにあたって中学校の中で選考会議があります。志願する人は、早めに担任の先生に意思を伝えましょう。 【県立高校の特色化選抜入試とは】  在籍している中学校の校長先生の推薦が必要となる「推薦入試」と違い、特色化入試は自己推薦で出願することが可能です。ただし、他校の特色化選抜や推薦入試と併願することはできず、合格内定となった場合はその学校に確実に進学することが前提となります。仮に特色化選抜で合格内定とならなかった場合は、一般入試に出願することが可能です。   (1) 志願者全員に面接を行うものとします。 (2) 一部の学科、コース又は系にあっては、作文又は 実技試験を実施  調査書及び面接の結果等を資料として、選考し、合格者を内定するものとします。  学科試験がないからという理由で安易に志願してはいけません。志願する人は、早めに担任の先生に意思を伝えましょう。 とはいうものの、城南中学校では現高1は約半数が公立推薦、公立特色化選抜、私立専願、で1月(2月頭)に受験が終了していたようです。 昔ながらの公立一般受験まで残るのは学年の約半数以下になるなんてことも、あり得るようになってきています。

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福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 学習塾ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。   今回は、R7福岡県公立高校入試がどうだったのか、具体的に所感をお伝え致します・・・!   国語に関しては全体の回答数は昨年より減少しましたが、記述量が増えたことで、時間配分が難しかったのではないかと思います。 現代文、古典ともに設問の構成に昨年からの大きな変化はなく、基礎的な国語に関する知識を問う問題が幅広く出題されました。 作文は「日本語の魅力について」と昨年よりやや抽象度の高い課題が出ました。 国語は昨年と同様に大問四つの構成でした。 大問一では私たちが物事をどのように理解しているかを「直観」と「知覚」を比較しながら説明した説明的文章が出題されました。 接続詞や段落の役割に関する選択肢の問題、本文の内容に関する二十字前後の記述問題が出題されました。 大問二では元プロ野球選手が主人公の小説が出題されました。 主人公の気持ちの変化を読解する必要があります。 本文の場面を十字以内に記述する問題や、本文の展開や表現に関する選択肢の問題も出題されました。 国文法、書写、漢字、故事成語の問題も出題されました。 大問三では、中国の古文「淮南子」とその現代語訳が併記されている古典が出題されました。 大問四では、国語に関する世論調査の資料を読み、複数の条件に従って書く課題作文です。 二段階構成で、十行以上十二行以内で書く形式は例年と変わりません。         数学に関しては、今年度は大問3が場合の数と文字式の利用の融合問題でした。 昨年同様会話文から解答の方針を導き出す問題が出題されており、教科書の定理や性質を理解する力だけでなく、読解力や思考力も必要とされています。 記述式の問題が合計8点となり、昨年より3点減少しました。 大問一は数と式・関数・データの活用の各領域から基本的な問題が出題されました。 大問二は度数分布表と箱ひげ図からデータを読み取り考える問題でした。 大問三は、計算方法が書かれた4個の玉を3個取り出し、はじめの数に対して計算した結果を考える問題でした。 大問四は、電車についての、時間と道のりを題材にした一次関数の問題でした。 電車の速さの範囲を求める問題や2つの電車がすれちがう時刻を求める問題が出されました。 大問五は円の周上にとった5点を結んで出来た五角形を用いた問題でした。 角度を求める問題、2つの三角形が相似であることを証明する問題、円の直径を求める問題が出題されました。 大問六は、三角柱を用いた問題でした。 正しい三角柱の展開図を選ぶ問題、三角錐の体積を求める問題、2つの三角形の面積を比較する問題が出されました。           社会に関しては、例年通り大問6問構成で出題されました。 昨年よりも、入試によく出る代表的な問題が多く、落ち着いて解ける問題でした。 例年、資料を使った記述問題となる大問6は、ドローンを使った農業の在り方を問う出題でした。 日本の農業の特徴を踏まえて、解決策となる考えをまとめる力が必要となっています。 大問1は、近代までの歴史が出題されました。 時代ごとに政治、文化、世界との関わりについてまとめたカードから、人物やできごと、社会の様子などが問われました。 大問2は、近現代の歴史が出題されました。 20世紀の日本の関氏に関する新聞記事の見出しから、近代以降の日本の政治や世界との関係などを問う構成でした。 大問3は世界地理が出題されました。 略地図をもとに、世界の気候や人口、エネルギー、貿易などの資料が設問ごとに示され、州や国の特色などが問われました。 大問4は日本地理が出題されました。 日本の様々な地域の特色を示す略地図や資料を読み取る問題でした。 大問5は、公民が出題されました。 カードをもとに、図や資料などから、憲法や国会・裁判所、市場や財政、国際連合などの政治、経済、国際社会が問われました。 大問6は、総合問題が出題されました。         理科に関しては、一昨年や昨年と同様に基本問題が多く、取り組みやすいです。 教科書の実験と観察がそのまま出題されている大問がほとんどです。 化学変化や仕事の問題の一部に難しいものはありますが、きちんと準備をしていれば高得点を狙えます。 大問1は、ヒトの消化のしくみについて出題されました。 デンプン、タンパク質、脂肪の消化に関する消化酵素、消化液について問われました。 大問2は、タマネギの根の細胞の観察が出題されました。 根が成長するしくみについての考察を適切な内容に書き直す問題が出題されました。 大問3は溶解度と再結晶について出題されました。 大問4はマグネシウムと鉄の加熱前後での性質の違いについて出題されました。 大問5は、気象観測について出題されました。 大問6は、透明半球を用いた1日の太陽の動きの観察について出題されました。 大問7は凸レンズでできる像について出題されました。 また、できる虚像の上端と下端の位置を作図する問題が出題されました。 大問8は、滑車や斜面を用いた仕事について出題されました。 3つの装置での仕事率が同じときのひもを引き上げる速さを比べる問題が出題されました。       英語に関しては、難易度はやや難化しました。 大問3では、大学入学共通テストのように、グラフを読み取る問題が出題されました。 読解力とグラフに示されていることを把握する力の両方が必要です。 平均点は昨年よりも2〜3点下がると予想されます。 リスニングテストでは、質問と応答文が両方とも読まれる問題、表、図を使った問題、対話文による問題、長文による問題、自分の人生で一番の思い出を答える問題が出題されました。 大問1は、例年通り、英語の対話の空欄に当てはまる英文を、4つの選択肢の中から選ぶ問題が4問出題されました。 大問2は、まとまった対話文を読んで設問に答える問題です。 日本とマレーシアの祭りに関する内容でした。 大問3は、まとまった英文を読んで設問に答える問題です。 農業イベントで提供するトマトジュースに最適なトマトを育てるという内容でした。 大問4は、リー先生から、訪ねたことのない都市に行くなら、家族と行くか、友達と行くか、一人で行くかについて意見を求められ、それに対してどのように答えるか、自分の考えを30語以上の英語で書くという内容でした。           どの科目も教科書内容(基本内容)の定着が必要不可欠です。 普段からコツコツと積み上げて勉強を頑張ることが入試に繋がります!

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福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。     2025年8月から 小中学校でのスマートフォンの使用を制限する法律が施行されること をご存知でしょうか?   すみません、これは日本ではなく、「教育先進国として知られる北欧フィンランド」でのお話しです。 デンマークでも同様の動きがあり、スウェーデンやノルウェーでも学校でのデジタル機器使用に関する見直しが進んでいます。   なぜ、北欧諸国はこのような規制に踏み切ったのでしょうか? その背景には、デジタル機器が子どもたちの「集中力」に与える影響への懸念があります。       スマホは「そこにあるだけ」で集中力を奪う? デジタル機器の影響 スマートフォンやタブレットは、現代の子どもたちにとって身近な存在です。 しかし、その利便性の裏で、学習への影響も指摘されています。 驚くべきことに、ある研究では、スマートフォンは使用していなくても、そばにあるだけで私たちの集中力に影響を与える可能性があることが示唆されています。 無意識のうちに注意がスマホに向かい、本来の課題に使うべき脳のリソースが奪われてしまうというのです。 北欧の研究では、学校でのスマホ使用禁止により、生徒の成績向上やいじめの減少といった具体的な効果も報告されています。 フィンランドでは、一時期デジタル教育を推進しましたが、学力低下や集中力への悪影響が課題となり、紙媒体の良さを見直す動きもあるようです。 もちろん、デジタル機器がもたらす恩恵もたくさんあります。 大切なのは、その特性を理解し、うまく付き合っていくこと。 そして、子どもたちが自ら学びに向かう「集中力」をいかに育むか、という点です。 一概に、すべてを禁止、ダメにしたほうがいいというわけではないので、ご注意ください。 「読む力」が未来を拓く:集中力と学びを深める読書の効果 では、デジタル時代において、子どもたちの集中力を養うために、私たちは何ができるのでしょうか。 ここで改めて注目したいのが、「読書」の持つ力です。 本を読むという行為は、文字を目で追い、内容を理解し、物語の世界に没入するために、持続的な集中力を必要とします。 テレビや動画のように受動的に情報を受け取るのとは異なり、読書は能動的な活動であり、集中力を鍛える絶好のトレーニングになります。 様々な研究が、読書習慣と学力や集中力との間にある、強い関連性を示しています。 単に「賢い子が本を読む」のではなく、読書を通じて集中力が養われ、語彙力や読解力、想像力が豊かになることで、結果的に学力向上にも繋がると考えられています。 筑波大学の研究では、小学校での「朝の読書」の実施頻度が高いほど、子どもたちの学習意欲や集中力が高まる傾向が見られたそうです。 脳科学の分野でも、読書が脳を活性化させ、発達を促す効果があると言われています。 さらに、物語を通して多様な価値観や登場人物の感情に触れることは、他者への共感力を育み、コミュニケーション能力の土台ともなります。 このように、読書は子どもたちの集中力を高めるだけでなく、知的好奇心や豊かな心を育む上で、非常に多くのメリットを持っています。 子どもたちの「読みたい!」を引き出す工夫を とはいえ、「なかなか本を読んでくれない」「どうやって読書習慣をつけさせれば…」とお悩みのご家庭もいらっしゃるかもしれません。 特に、活字に苦手意識がある子や、他の誘惑が多い現代において、読書への意欲を引き出すには工夫が必要です。 興味関心が少しでもある本を買ってあげることは、もちろん、保護者も一緒に、家族で本を読む時間を取ってみて欲しいです。 共働きで、どうしても家事などに忙しいとは、思います。 実際、私もなかなか意図的に読書の時間は取れておりません。 しかし、やはり「読書」は有用です。 家族で一緒に読む時間を30分でも1時間でも、とれれば、それだけでも家族のコミュニケーションの場にもなります。 親の、その努力で、子どもの将来が明るくなる可能性があるのであれば、試してみた方が絶対にいいです。 小中学生の子の子育て中で、お子様の学力に不安があれば、尚更です。 また、近々夏休みが来ます。 そういった機会を1つの場として、読書感想文を塾生には、取り組ませていこうと思います。

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福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。     現在、教育課程企画特別部会で次期学習指導要領の骨格を検討する濃密な議論が繰り広げられているそうです。 新年度が始まり、次の学習指導要領も視野に入れた新しいチャレンジが学校現場で展開されることが期待されています。 そこで、文部科学省が先日公表した「諮問のポイント」をテキストに、特別部会でのこれまでの議論を見てみようと思います。   現行の学習指導要領の評価と課題   少子高齢化、グローバル化が進み、今の子供たちが将来生きる社会はますます不確実性が高まっていく。 近年は生成AIが急速に普及し、新しいデジタル技術を使いこなしていくことも求められる。 変化の激しい社会の中で子供たちに重要なのは、自らの人生をかじ取りする力を身に付けることだ。 こうした前提に立ったとき、新しい時代に必要とされる資質・能力の育成や、主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の質的改善、社会に開かれた教育課程、各学校におけるカリキュラム・マネジメントの実現など、現行の学習指導要領が標榜する方向性はおおむね間違っていない。       これが、今回の諮問における現行学習指導要領の評価だそうです。 一方で、個々の子供に目を向けてみると、課題も多くあります。     その一つが多様性の包摂です。 今や小学校の35人学級の中に不登校の児童は0.7人、不登校傾向の児童は4.1人いる計算になります。 さらに、外国にルーツがあり、家庭で日本語を話さない児童や学習面、行動面で困難を示す児童も増えているそうです。 しばしば指摘されてきた学校の「正解主義」や「同調圧力」への偏重から脱却し、民主的で公正な社会の基盤としての学校を機能させる観点からも、多様性を包摂し、個々の可能性を開花させる教育が求められています。 学習指導要領の理念や趣旨の浸透も道半ば。 知識と現実の事象を関連付けて理解したり、自律的に学ぶ自信を持っていたりする子供が少ないのは、日本の学校教育の懸案です。 GIGAスクール構想の浸透でICT利活用は進んだが、さらに効果的な学びを展開していく必要もある。   構造化で、より分かりやすく、使いやすく   ①質の高い、深い学びを実現し、分かりやすく使いやすい学習指導要領の在り方 ②多様な子供たちを包摂する柔軟な教育課程の在り方 ③各教科等やその目標・内容の在り方 ④教育課程の実施に伴う負担への指摘に真摯に向き合うこと を含む、学習指導要領の趣旨の着実な実現のための方策の、大きく分けて4つの論点を提示されています。   「質の高い、深い学びを実現し、分かりやすく使いやすい学習指導要領の在り方」の主な論点 ①のキーワードとなるのは「構造化」。 現行学習指導要領でも、各教科等の目標は ▽知識及び技能 ▽思考力、判断力、表現力等 ▽学びに向かう力・人間性等 の3つの資質・能力の柱で整理されており、特に内容は「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」を中心に、一定の構造化が図られています。 この整理は授業改善に一定の成果を出したものの、資質・能力の深まりや資質・能力の複数の柱を一体的に育成するイメージがつかみにくいという指摘がありました。       そこで、各教科等の中核的な概念や方略を中心に、学習指導要領の目標・内容の構造化をさらにもう一段階進めていく必要があるとして、 「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」の相互のタテとヨコの関係を表や箇条書きなどの形式で示すことが提案されました。 こうすることで、冗長な文章による分かりにくさや、教科等・学年等を横断した俯瞰(ふかん)のしやすさについても、改善される可能性があります。   さらに、デジタル技術を活用することで、より学習指導要領を使いやすいものにしていくことも考えられています。 すでに学習指導要領の各内容には「学習指導要領コード」と呼ばれるコードが振られており、これを生かして、デジタル教科書・教材と学習指導要領をひも付けて、ユーザビリティーやアクセシビリティーを向上させたり、単元ベースの授業づくりを考えやすくしたりすることが期待されています。   柔軟な教育課程の実現と表裏一体のカリキュラム・マネジメント     「多様な子供たちを包摂する柔軟な教育課程の在り方」の主な論点 ②の柔軟な教育課程でネックとなっていたのは、標準授業時数とカリキュラム・マネジメントの捉え方。 標準授業時数は教科ごとに各学年の標準授業時数が定められており、それらを積み上げると、小学4年生以上は年間1015単位時間となっているます。 この標準授業時数を大幅に上回る年間1086単位時間以上の教育課程を編成している学校も多く、文科省では見直しを求めています。   標準授業時数は、災害や感染拡大などの影響で一定期間の臨時休校となった場合などは、下回っても直ちに法令違反とはならないですが、各学校が標準授業時数の確保に努めるべきものとされているため、標準授業時数よりもある程度余裕を持たせた教育課程を計画しがちになります。 標準授業時数を下回るような教育課程編成を組むには、現行制度では授業時数特例校制度などを活用しなければ実現しません。   そこで文科省は、特別部会の第4回会合で、標準授業時数について、各学校や教育委員会の判断で一部教科の標準授業時数を一定程度減らし、その分を学校が独自に開設する教科も含めた他教科や、「裁量的な時間(仮称)」に充てられるようにする思い切った案を打ち出しました。   この「裁量的な時間」では、子供の個性や特性、実態に応じた学習支援を行うことや、教員研修や学校全体で取り組む研究活動に使ったりすることも視野に入れています。 さらに、小学校で45分、中学校で50分とされている単位授業時間を柔軟に設定できることや、学習内容の学年区分に固執せずに教育課程の編成・実施が可能なことを改めて明確化すれば、各学校で教育課程をより柔軟に運用できるようになると期待されています。   一方で、柔軟な教育課程を各学校の判断で編成・実施できるようになることは、各学校でカリキュラム・マネジメントをさらに意識的に実施していくことでもあります。 カリキュラム・マネジメントの考え方は現行の学習指導要領から導入されているものの、学校現場への浸透には課題が残ります。 今回、より柔軟な教育課程の編成・実施を可能にする選択肢を学校に委ねることは、裏返せば学校現場でカリキュラム・マネジメントを機能させ、教育課程の基本方針について保護者や地域へ説明責任を果たすことが一層求められるという側面も持っていると言えますね。  

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福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。 本日のテーマ「ほめることの難しさ」について   城南ゼミナールでは、「ほめる」ということをとても重要視しています。 特に、勉強が苦手な生徒は日頃勉強に関することでほめられる機会が少ないので、ほめることが重要ということには多くの方がご共感いただけるかと思います。 ですが、この「ほめる」という行為は、個別指導塾の現場では実はとても難しいことだと捉えています。   なぜなら、 ・講師と生徒で「よくできた、頑張った」の基準が違うことがある。 ・そもそもほめるという行為は意外と難しい。 という理由からです。 「定期テストで数学が40点だった」 「宿題で10問中正解が2問だった」 塾で働いている講師は、子供の頃にこのような経験をした方は少ないかもしれません。 ですので、日頃から強く意識をしていないと、ほめポイントを見逃してしまいがちです。 もし、先ほどの生徒が 「いつも30点だったが今回のテストは40点だった」 「いつも宿題が全問不正解だが10問中2問正解だった」 だとしたらどうでしょう。   生徒にとっては「よくできた、頑張った」という、ものすごく嬉しい出来事です。 ですが、もしそれを誰にもほめられなかったら、勉強に対するモチベーションは今まで以上に下がってしまいます。 「頑張ったら塾の先生にほめられた」という成功体験の積み重ねが成績アップに繋がるということが、塾でほめることを重要視している理由です。 そのため、城南ゼミナールでは私塾長が授業をしながらも、各ブースの授業の様子を注視しています。 そして、よく他ブースの先生と生徒の会話に遠隔で入っていくので、生徒からも(講師からも)ビックリされます(笑) 聞かれていると思っていなかったからですね(笑)   でも、教室内の小さな変化、生徒の頑張りを、どれだけ見逃さないで、スポットを充てられるのか。 教室長としての力量が試される一つだと思っているので、とても意識的に「ほめる」ポイント探しを頑張っています・・・!

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福岡市 城南区 の 個別指導学習塾 ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。     「勉強が苦手な生徒に予習で進めるのが難しい・・・」 というのをよく聞きます。 我々学習塾の目的は、やはり「成績を上げること」が一番です。 ただ、一言で「成績」と言っても捉え方は様々です。 塾には勉強が得意な子、苦手な子、幅広くお通いいただいていますが、最も多いのは平均点前後の成績中下位層の生徒さんです。   勉強が苦手な生徒達にとっての悩みは、 「学校の授業がわからない、ついていけない」 「定期テストで点数が上がらない」 ということだと思っています。 彼らの生活の中心はあくまでも学校であり、その学校の授業がわからないということは、本当に辛いことだと思います。   勉強が苦手で毎日学校に行くのが嫌になってしまったり、授業中に先生となるべく目が合わないように俯いてしまったり、そういう毎日を過ごしている生徒達がたくさんいます。       つまり、 春期講習:1学期の成績を上げるために、あえて予習をして成功体験を。 1学期:学校の授業の理解と定期テストの成績アップのために予習 夏期講習:2学期の成績を上げるために前の学年以前の内容と1学期の復習(1学期の成功体験をもとに) 2学期:学校の授業の理解と定期テストの成績アップのために予習 冬期講習:3学期の成績を上げるために前の学年以前の内容と2学期までの復習 3学期:学校の授業の理解と定期テストの成績アップのために予習 というサイクルで1年間指導をします。 塾での通常学期中の授業が学校の追いかけになってしまっては、いつまで経っても学校の授業がわかるようにはならないですし、定期テスト前に塾で充分な対策の時間も取れないので、定期テストの点数も上がりにくくなってしまいます。 個別指導で、勉強が苦手な生徒に対して予習型の授業をすることはとても大変な指導ですが、各ご家庭の大切なお金と時間をいただいている以上、そこから目を背けるわけにはいきません。   もちろん、教育とは正解が1つに決まっているものではありませんので、塾様によっていろいろなお考えがあるかと思いますが、 これが予習型の授業にこだわり続ける理由です。

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