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小学生から中学生への気持ちや学習の切り替え大事ですね。 やはり、学習面では高校受験という現実があり、学習量も圧倒的に多くなります。 精神面でも、マナーや社会性で中学生らしさが求められます。 例えば、時間管理や持ち物管理でも、小学生の時はサポートしてもらえたことが、自分自身で考え行動しなければならなくなります。 いきなり中学生になったら自分で出来るようになるということは有りませんから、小学校後半から徐々に切り替えていきたいものです。   そうは言っても、ことがうまく進まないことも多く、どちらの保護者様もやきもきしてされています。 保護者面談でもそのあたりのお話が多いです。   「どうすれば気持ちや行動が切り替わるのでしょうか?」と。   結論を言うと、時間を掛けて少しずつ切り替えていくしかありません。ある日突然切り替わる人もいるかも知れませんが、コツコツ・徐々にだと思います。 やはり成長の速さというのは、人それぞれですからね。   あまり沢山のことを一気に伝えても伝わらないので、少しずつ伝えることを絞って、出来るまで何度も伝えることで、徐々に伝わっていくと思います。 とある中学1年生の女子生徒さん。 6年生の後半からセルモに来てくれましたが、中学校に入ってから学習面での危機感を相当感じたようです。   入塾時から少しずつ伝えてきた中学校の学習の難しさを、ご本人も徐々に実感を持ってきたということでしょう。 授業のあと、必ず残って自習スペースで宿題をやって帰ります。ときには学校の課題も持ってきて、授業後に取り組むようになりました。   あまり多くを語らない静かな生徒さんですが、聞いてみると「学校の授業のスピードが速く、このままでは学校の授業についていけない..。」と語ってくれました。 生徒さん自ら気づいて、自分で行動を変えてくれたのが偉いなと思います。生徒さんの気付きに沿って、保護者様が学習時間や機会を与えてくださっているので、本人もしっかり活かそうと頑張ってくれています。 夏休みも頑張って登校してくれます。数学と英語を受講してくれていますが、夏休み中の夏期講習と通常授業で、学校の2学期中間テスト範囲まではなんとか先に終わらせておきたいと考えています。出来れば、期末テスト範囲まで終わらせられれば理想的です。   そうすると、学校の授業は相当楽に感じるはずです。数学も英語も初めて聞く、学ぶというのが無くなりますからね。その分、他の科目の学習に取り組む余裕も生まれると思います。

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1学期も終盤に入り、新たなご入塾がございました。 小学1年生と中学2年生の生徒さんです。   お二人共、内部生の方のご紹介でした。ご紹介でのご入塾は大変嬉しいです。 紹介するということは、教室のことをご信頼頂いているわけですからね。   早速今週から授業が始まりますので、1学期の課題を解消出来るよう頑張っていきましょう!! 丁寧に落ち着いて課題に取り組んで下さい。分からない箇所は分かりやすく、間違えを減らせるよう学習のコツをしっかりお伝えしていきますね! 夏休み明けの2学期には、自信を持って学校の授業に取り組めると良いですね! ちなみに、小学校低学年を受け入れることの出来る個別塾は以外と少なく、4年生や5年生からの受入が多いですね。   学習指導において、実は中学生よりも小学生のほうが難しいことが関係しています。特に、知識量や学習の経験が浅い小学校低学年の生徒さんに正しく理解してもらうには、噛み砕いた説明や繰り返しの説明が必要です。   また学習時の落ち着きなど配慮すべき点も多々あるので、その点で受入していない塾さんが多いのです。 しかし、セルモはどちらの生徒さんも集中出来るデジタルAI学習システムと社員講師のサポートで、小学1年生の方でも全く問題なく学習出来ます。   セルモのデジタルAI学習システムは、低学年の生徒さん向けに色々カスタマイズされています。 単にデジタルで学習するだけなら様々なツールが誕生していますが、しっかり書き取って学習出来るよう、様々な専用プリントが連動して用意されています。   問題の板書プリント、レクチャー(基礎解説)の穴埋めプリント、ひらがなやカタカナの練習の専用プリントなど、多種多様に用意されています。 さらに、小学1/2年生は料金をお安く設定しています。1時間あたり1,200円の授業料ですので、「本当は個別指導が良いけど、料金が高いからなあ?」という保護者様のお悩みも解消出来ます。 各教室、小学校1年生から高校2年生(3年生は来年から)のご相談お待ちしております!

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先週6月27日に、東京都教育委員会は2024年度(令和6年度)東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査の報告書を公表しました。前年度と比較した教科別の平均点は、数学、英語、理科が上昇し、国語と社会が下降したとのことです。 概要は下記のyahoo!ニュースをご覧ください。   【高校受験2024】都立高の学力検査、3教科で平均点上昇 https://news.yahoo.co.jp/articles/42476cea493e7967712e70de5f3c76a21fc65d8f   各教科(100点満点)の平均点は、国語75.9点、数学61.7点、英語66.9点、社会55.5点、理科66.8点とのことですが、昨年の問題を見ると数学・英語・理科は難易度を少し下げたことが問題を見ると明らかに分かったので、おそらく下がりすぎた平均点を上げるための施策かなと思います。 ただ、来年もこのレベルなのか?というと、やはり問題のレベルは波や調整があるので、しっかり対策・準備が必要です。     国語は元々平均点が高いので、あまり上下は参考になりません。   問題は社会です。過去のblogでも何度か取り上げていますが、やはり社会は知識量がかなり必要で、さらに問題量が半端ないので、諦めてしまう生徒も多いです。逆に言うと、中堅・上位校を目指す生徒さんは、この社会を如何に得点するかが勝負かと思います。   教育委員会の報告書を見ると、社会の得点分布グラフだけ明らかに異なりますからね。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2024/files/release20240627_03/survey.pdf   社会の得点力を上げるには、地理・歴史・公民の基本事項をしっかり理解していることが前提で、その知識複合的を組み合わせていく都立特有の問題の出題傾向やアプローチを習得することです。 セルモでは秋の日帰り合宿勉強会で、この社会特有の解き方・考え方の指導に力を入れてますので、受験生の皆さんは、この夏・秋で基本事項の習得に力を入れてください。   また、数学や英語も過去問を解いても最初は驚くような点数しか取れません。コツ・経験が何よりも重要になりますので、要は全科目しっかり備えてくださいということです。

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1学期期末テストが終わり、中学2年生で連立方程式の利用の学習が終わった生徒さんはいよいよ「一次関数」の学習に入っていきます。   ちなみに連立方程式の利用も苦手な生徒さんが多く、ここで時間を要している場合もあります。ただ、テストでは1問あたりの配点が大きい単元なので、踏ん張って理解出来るようにしていきましょう。 さて、タイトルに「最大危険領域」と書きましたが、この一次関数以降の単元は「図形の合同・証明」「確率」「四分位数と箱ひげ図」と難易度の高い単元が続き、数学を完全に諦めてしまう生徒さんが大変多いことで有名(教育業界では)です。 学校での平均点も100点満点で30点台に落ちてしまう学校もあり、2年生の後半から数学の改善目的で塾へのお問い合わせが大変増えます。   しかし、これだけ沢山の領域を基礎から復習するのはとても大変なので、出来れば夏休みが終わるまでに課題を解決しておきたいところです。 なぜ一次関数が難しいかと言うと、 ①用語が難解で理解出来ない。   ②計算は連立方程式までを完璧に使いこなせないと解けない。   ③グラフの作成方法が分からない、書けない。   ④式とグラフの関連性が理解出来ない。 と、分からなくなるいくつかのステップがありますが、最近は①の段階でつまずく生徒さんがとても多く、用語の意味や式との関係性をはっきり理解しておく必要があります。   例えば、「変化の割合」という言葉がありますが、「傾き」「比例定数」と同じ事柄を表す3つの言葉があります。   それぞれ使う場面が異なるのですが、保護者さんの多くは「傾き」という言葉だけ学んだ方も多いので、お子さんから質問を受けてもなかなか回答が難しいです。 それだけ数学も複雑化しています。   ちなみに、ごくごく簡単に説明すると、   ①変化の割合 xが増える量に対して、yがどれくらい増えるかをはかるもの。→表や文章題で使う用語   ②傾き 直線の傾きの度合い(斜め具合)。 →グラフの問題で使う用語   ③比例定数 横の変化の数と縦の対応の数が一致するとき,その関係を比例とし,その数を比例定数とする → 式や表で使う用語   という違いになります。   数学が苦手な生徒さんや、読解力に不安を持つ生徒さんだと、この解説をしただけで混乱することがおわかり頂けるかと思います。

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6月最後の週末です。近隣に青いあじさいがとても綺麗に咲いているご家庭がありました。心癒されました。 夏期講習のご提案書は保護者様のお手元に届いておりますでしょうか? 生徒さんの鞄の中に入れっぱなしのケースも多いので、ご確認頂ければ幸いです。 7/5(金)までのお申し込みが5%OFFの早割となります。すでに多数お申し込み頂いております。 さて、数学(算数)や英語の難しさは本blogで度々述べてきましたが、数学や英語ばかりに目がいって見逃されがちな科目が国語です。 国語と言っても、文法・漢字・物語文・説明文(論説文)・古典・漢文と範囲が多岐に渡ります。 学校の国語の授業で気をつけなければいけないのが、先生の嗜好が大きく影響するということです。 上記の単元を1年掛けてまんべんなく実施する先生もいれば、一部の分野に寄ってしまう傾向の先生もいます。中学校のテスト範囲表を見ると、テスト範囲が全然異なるケースが多いです。 中には古典や漢文は全く実施せず!みたいな場合もあります。   国語は分野が幅広くあるので、それぞれの分野を学習する意味を生徒さんたちにきちんと伝える必要があります。   一番出題量が多い「物語文」は様々な場面や会話から「自分と相手の状況を理解して、話すべき・伝えるべき言葉を選ぶ力」が身に付きます。  難しいのが文法です。「正しく日本語を使えるようになるため」というのは多くの生徒が理解できますが、一つひとつの内容が難しいため、途中で嫌になる生徒が多いです。   例えば、中学校で学ぶ文法で「形容動詞」という品詞がありますが、子供からしてみると「形容詞と動詞がくっついたの?なんのこっちゃ?」で有名な品詞です。 実際には動詞では無いのですが、明治時代に「性質は形容詞と同じだけど、動詞と活用の形が同じなので形容動詞」と名付けたのが始まりです。 こういった背景の説明無く、「暖かだ」は形容動詞なので覚えておくように!と習っても、生徒が関心を持つ分けも無いし、理解するわけがありません。 あまり細かい説明をすると逆に分かりづらい!「とにかく覚えれば良いんだ!」という人もいますが、今子供達の周りには動画やゲームなど楽しく刺激的な情報やコンテンツが沢山あるので、乱暴な指導では子供達は積極的に学ぶことは無いでしょう。 そういう意味でも、教室で国語や理科・社会を勉強してもう時は、なるべく生徒さんが関心を持ってくれるよう、何のために勉強するのか、日常生活との接点は?など、色々工夫して説明するよう心がけています。

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中学受験、高校受験、大学受験…全力を尽くすには、それぞれのタイミングでの動機づけが重要と考えます。目標や夢が無いのに頑張ることは出来ませんからね。 中学受験では、私立中学校や公立中高一貫校に行く意味合い、つまり地元の公立中学校で学べないカリキュラムや体験などを通じ、自分の将来にどう役立てていくかを考えましょう。   気をつけて頂きたいのは、公立中高一貫校のほぼ全てと、一部の私立中学校は公立中学校と比べ圧倒的に学習のペースが速いので、動機づけ無く受験し進学してしまうと、入学後に「こんなに辛いとは思わなかった。」というパターンに陥っています。 目標があれば頑張れますが、途中でギブアップしてしまうケースもありますので、小学生段階での受験は理由や目的をお子さんときちんと同意しておくことが大事です。   高校受験は、もう少し現実的に将来のことを考えなければいけません。 世の中の動きがとてつもなく速くなっていますが、先進国各国では10代の子供達のキャリア教育にとても力を入れています。 例えばドイツでは10歳で大学へ進学するか、職人や専門的分野の仕事をするか選択し、その後の学校教育が別れていきます。 多くの高校ではキャリア教育に力を入れていますが、高校ごとにキャリア教育の中身や方向性が異なりますので、ある程度自分の将来の希望にマッチしたサポートをしてくれる高校を選ぶ必要があります。   例えば、「将来栄養士になって、小学校や中学校の子供達の食育に貢献したい。」という目標があるのであれば、自由選択科目で栄養や子育てに関する学習が出来る高校を選ぶと、必然的にキャリアサポートもそういった分野に力を入れていると考えると良いでしょう。 昨日定期健康診断で訪れた鶴川記念病院には、写真のような「一日看護体験学習」のポスターが貼っていました。 東京都が主催している中学2年生以上の職業体験の取り組みです。これから日本だけでなく、先進国では軒並み少子高齢化が進んでいくので、医療分野の仕事は日本だけでなく、世界で活躍出来る可能性があります。 こういった機会に参加してみて、自分の将来について考えてみると、お子さんたちもより具体的にイメージを持つことが出来るでしょう。   大学受験の動機は、卒業後の職業選択と直結しています。 ちなみに私は経済学部なのですが、大学卒業後はベンチャー企業に就職し、若くしていろいろ経営面で任せて貰える機会がありました。大学で学んだ経済学や、自分で選択した単元の簿記などはとても役立ちました。 高校生だと、東京都がこのような取り組みもやっています。   「ジョブキャンプ2024」 https://jobcamp.metro.tokyo.lg.jp   親が結論を出す必要はありませんが(結論を出すのはお子様自身なので)、色々な材料や要素を並べてあげ、その中で興味あることにサポートしていってあげることが大事かなと思います。

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開校以来、このblogの内容はおそらく10回以上は投稿していると思うのですが、勉強する際の姿勢の改善は、学力の改善に並行して行って頂きたい項目です。 学力に課題のある生徒さんの共通点はいくつかあるのですが、多くの生徒さんに共通しているの項目が着座姿勢です。   姿勢の悪さと言っても色々なパターンがあるのですが、 ※出典:上田整形外科内科さん   上記の写真のように、猫背だけでなくスウェイバックという後ろに寝そべったような姿勢で勉強する生徒さんもいます。   この姿勢の悪さは、注意力の散漫、字が安定して綺麗に書けない等勉強に関係する項目への影響も大きいですが、それ以上に自律神経の乱れ(イライラ傾向のある生徒さんの多くは姿勢が悪いです。)や、睡眠・腰痛を含めた健康被害になってしまう場合もあります。 姿勢の悪い生徒さんは、すぐに疲れてしまうので休憩の回数が姿勢の良い生徒と比べて、明らかに異なります。10:1くらいで、圧倒的に姿勢の悪い生徒さんが休憩にいきます。 疲れるのは、筋肉に無理が掛かったり、内蔵が圧迫され呼吸量が少ないことなどが考えられます。筋肉や脳にストレスが掛かるわけですね。 お子さんの姿勢の改善には整骨院さんが一番だと思います。たいていの整骨院さんでは姿勢矯正のカリキュラムを持っているので、相談してみるのが手っ取り早いです。 悪い姿勢の原因になっている骨格のずれやゆがみの修正、そして腹筋や背筋の強化についてもアドバイスが貰えるでしょう。

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昨晩、鶴川中学2年生の生徒さんが「先生、学校がやばいです。今回のテストで、数学の平均点が50点だったんですけど、成績の分布グラフ見たら19点以下の人がほとんどでした。」と教えてくれました。彼は高得点です。   「ほとんど」という言葉は言いすぎかもしれませんが、19点以下のウェイトが非常に高いです。昨年3学期の真光寺中の1年生(現2年生)の19点以下のウェイトと同等の数値でした。   当時のblogで「学習崩壊」という言葉を使いましたが、まさに町田市内では学習崩壊があちこちで起こっています。 19点以下、つまり20点未満な訳ですが、おそらくこの得点の生徒さんは計算問題が多少合っている以外には、ほとんどの問題が白紙もしくは誤答の状態です。 なぜ、そうなってしまったのか?ちなみに、今回鶴川中学校のテストの内容はすでに見ていますが、テスト範囲の教科書に沿った標準的な内容でした。   おそらく原因の多くが、 ① 1年生の正負の数や文字式の計算が理解出来ていない。 ② 学校の授業をきちんと聞いていない。 この2つで間違えいないと思います。   基本的に1年の中で、数学は1学期のテストが一番難易度が低い(簡単というわけではありませんが)ので、ここで20点未満だと今後自然と得点が向上することはほぼ無いと考えて下さい。さらに下がり続けます。実際に、昨年も一昨年も10点以下の生徒さんが大量にいらっしゃいました。 2学期は連立方程式の利用・そして一次関数がメインです。2学期後半から、図形の合同や証明が開始され、3年間の数学の中でも一番難しいと言っても過言ではありません。 つまり、20点未満からリカバリーしていくには、徹底的な基礎計算ルールの学び直し(※場合により小学校の計算ルールが理解出来ていない覚悟)、文章題(利用の問題)を解くための各要素の理解(割合、速さ、自然数、売買計算など)、関数の意味・用語・公式の理解、図形の合同条件の理解、など多岐に渡る改善が必要です。 このボリュームは保護者さんの予想を超えるものであり、1ヶ月や2ヶ月で改善することは不可能です。   この状態に陥っていると、生徒さん本人が参考書や問題集を見て理解出来るものではなく、指導者が生徒さんのコンディションに合わせて噛み砕き説明していく。さらに理解や暗記が定着するよう、徹底して演習していく必要があります。 少なくとも5-6ヶ月は掛かる改善プランになりますので、現中学2年生で数学が20点未満の生徒さんは、来年を見据えて改善を開始しましょう。 1年生では、20点未満は流石に少ないですが、やはり40-50点未満の生徒さんは、すでに1学期でつまずいているとお考え下さい。 この夏休みで1学期の範囲全体をリカバリーしておかないと、2学期は目も当てられない結果になります。小学校の基礎計算が出来ない場合も多いので、夏休みだけで復習出来るかと言われると、密度の濃い学習を進めていかなければならないでしょう。   少し文調の強いblogになってしまいましたが、やはりそれくら今の地域的な学習状況は危機的な状況です。 学習崩壊が蔓延すると、普通に頑張れる生徒さんも下を見て頑張らなくなります。   そういった意味でも、学習塾の立場ではありますが、少しでも改善をサポートしていきたいと思います。

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昨日は、忠生教室と木曽教室は1学期期末テスト対策授業、鶴川教室は保護者面談と自習開放でした。 保護者面談では、お子さんの学習状況以外に、学校に問題なく通えているか、その他の御兄弟の学習んのお悩みの相談など、話題は多岐に渡ります。 特に学習面以外では、ご承知の通り昨今不登校が非常に多い関係で、各ご家庭でもお子さんの学校生活を慎重に観察されています。 しかし、実際には不登校は突然やってきます。 昨日面談した保護者さんとお話しましたが、やはりSNSを通じての情報拡散スピードは早く、昨日の夕方に起こった不登校に繋がるいじめは、翌朝には多くの同級生が知っている・・。そういった状況が起こります。 作り話や悪口が言葉だけでなく、時には動画も作成され情報が拡散します。子供達は一次情報を信じでしまうことがあるので、その情報に触れて発言しただけで、知らぬ前に自分がいじめに加担してしまうこともあるのです。 本人は冗談のつもりでも、いじめられた当事者からしたらそんのは関係ありません。   SNSの使い方は、各ご家庭で教育はしているものの、なかなかコントロールするのが難しいところがあります。SNS関係のアプリはインストールしないのが正解なのかもしれません。 また、もしお子さんがいじめにあっていたり、不登校に繋がるような事案があった場合は、すぐにでも担任に伝えるべきと考えます。担任の反応が悪ければ、学年主任や校長先生に相談して下さい。 上記のように情報が拡散するスピードが以前より全然速いので、様子を見ている間に取り返しの付かない状況になってしまうのです。そういう意味でも、Bad News First/Fastで対応すべきです。 さて、自習開放では数人の生徒さんが勉強に来てくれました。 ひとりの生徒さんは、週明けに行われるテストのワークがまだ完了していない状況でした。 本来はテスト範囲表がでた時点で、概ね終わらせておく必要がありました。   取り組んでいないのは仕方ないので、まずはその科目のワークを優先して終わらせるように伝えましたが、面談の合間に手元を見ていると、完全にワークのやり方が間違えていました。 社会のワークでしたが、苦手というか、あまり関心が無い科目のようで、学校の授業の時点で内容が理解出来ていなかったようです。教科書を見ながらワークの問題を解いているのです。問題を見ても答えが分からないから、教科書から答えを探しながら穴埋めしている状況でした。   これでは、穴埋めするのが目的となってしまし、テストで得点を取ることが出来ません。 まずは、テスト範囲の教科書を熟読する必要があります。例えばテスト範囲で3つの単元があるならば、1つの単元の教科書を熟読し、重要語句をチェックペンとチェックシートで暗記しましょう。 その後、該当する範囲のワークを解いて、暗記した内容が定着しているかチェックしていくのです。   当然1周解いたくらいでは覚えられませんので、最低2周は解く必要があります。理想は3-4周です。やはりトータルとしては時間が掛かるので、ワークは学校の授業後にまず1周解き、テスト3週間前から2周目に入っていけるようにしたいですね。 学校の授業に興味や集中力を発揮するには、特に理科や社会は塾の季節講習で先取り学習しておくことをお勧めします。内容を先に知っていれば、学校の授業をスムーズに聞き取り、関心を持って取り組むことが出来ます。 テスト期間をスムーズに過ごすためには、このように流れを作ることが大事とご理解下さい。

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1学期も終わりに近づくと、セルモからの授業報告で「文章の内容を正確に把握出来るよう、慎重に内容を読み解きましょう。」や「文章の一つ一つの言葉の意味を理解することが大切です。分からない場合は辞書引きして意味を調べましょう。」など、読解や語彙に関しての指摘が入ることが増えます。   これは、算数や数学では、最初は「数字の概念」や「基礎計算」から各学年の学習が始まり、各学期の後半に入ると、文章題や読解が必要な要素が増えるからです。   小学校では「考える力を伸ばそう」や「算数をつかって」、中学校では「◯◯の利用」という単元に該当します。   現在の学習指導要領(国が定める学習の方針や内容)は、「思考力」を強化することが主眼におかれており、その影響でこれら単元の量が増えており、各生徒さんの大きな壁になっています。   小学校の先生によっては、基礎計算に8割・9割の時間を取り、そういった思考力が必要な単元にあまり時間が割けていない場合があります。お子さんが自宅に持って返ってくるプリントが、計算プリントばかりの場合は、その可能性が高いです。   もちろん、これには理由があり、基礎計算自体も難しくなっているので、まずはそこをきちんとクリアしなければ、それ以上の難易度の単元に対応出来なくなるからです。   しかし、読解が必要な単元をきちんと習得しておかないと、学年が上がれば上がるほど厳しい局面に生徒さんは置かれます。 4年生後半くらいから、問題を目の前にして固まる生徒さんが増え始めます。 例えば、4年生後半の「違いに注目する(図表を使って考える)」という内容があります。いわゆる和差算で、和差算は昔は中学受験生しか勉強しませんでした。     例題:兄と弟はおばさんから1,000円のお小遣いを貰った。兄が200円多く貰った場合、兄と弟のお小遣いはそれぞれいくらか? この問題を解けない生徒さんの場合、指導のポイント(=生徒さんがつまずいている可能性が高い箇所)は以下の通りです。   ①お小遣いという言葉を知らない。   ②兄が200円多く貰うという意味が理解出来ない。   ③文章に書いているそれぞれの言葉の意味は分かるが、何を求めるのか、どう進めるのかイメージが付かない。   ④文章題は嫌いだから、解きたくない・拒否する。 各生徒さんが、何故解けないのか、どこでつまずいているのか、生徒さんとのコミュニケーションを通じ、講師は短時間で判断していく必要があります。   例えば①や②で悩んでいる場合は、解法を説明しても理解は深まりません。   先日指導した生徒さんの場合、②の「多く貰う」という状態がどのような状態かイメージがついていなかったので、100円玉の絵を書いて説明したところ、大きくうなずいてくれました。   保護者さんからすると「え〜?そこですか、理解出来ていなかったポイントは?」と仰るかもしれませんが、保護者さんの予想外の箇所でつまずいている生徒さんは意外と多いです。 そういう意味では、普段から語彙や表現の理解を積み重ねる必要があります。   語彙や表現を理解するのは読書が最適ですが、読書しただけでは改善されません。分からない語彙や表現をきちんと調べる必要があります。 そのための国語辞典・漢字辞典です。辞書引き出来るようにトレーニングしましょう。 また、何度かblogでも紹介していますが読解力改善のための専用教材やカリキュラムもあります。 https://www.selmo-machida.com/price/#course02   ただし、読書もカリキュラムも短期での改善は難しいです。半年・1年と積み重ねて改善出来るものです。 そういう意味では、なるべく小さなころから読解力・語彙力を学ぶ時間の確保をしておきたいものです。

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