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昨日26日(土)は受験生の作文練習会を実施しました。 少し、長文となりますが、「受験生の保護者様」「受験が数年内に控える保護者様」は、”受験作文ではどういったことを理解し、出来るようにならないといけないか?”ということを知って頂くためにも、是非内容をご覧下さい。   練習としては、2回目となります。 前回は受験における作文の位置付けや、作文と小論文の違い、作文用紙の使い方、文体、段落校正、見本作文の書き写し練習等を実施しました。 今回は各受験生の志望校に合わせて、作文の人は「過去出題テーマ」を中心とした練習、小論文の人は難易度が高いので「基本の小論文の型」の練習をしました。 朝10時から始まり、夜22時まで、1組2時間半のセットで4組実施しました。なかなかハードな1日でした。 私が直接指導させて頂きましたが、やはり作文の難易度は高く、書き出しの序論で詰まってしまう生徒さんも多く、即席でそれぞれの生徒さんに応じた見本作文を書いた(青字が見本作文)ので最後はかなり腕が痛かったです(笑) さて、全体的な講評ですがポイントに分けて解説します。 なお、今回初めての作文練習会の方もいましたので、練習前に前回説明したポイントをおさらいしてから練習を開始しています。   ①時間通りの集合、持ち物 ・概ね5分前に集合し、筆記用具を忘れた人はいませんでした。お一人、開始時間ギリギリに到着したので必ず「5分前集合」を厳守しましょう。 忘れ物、トイレに行きたくなる、色々受験本番はトラブルがあるものです。   早い生徒さんは10-15分前に到着し、筆記用具を出したりトイレに行ったり、気持ちと落ち着かせる準備をしていました。   受験本番は冬なので、雪による交通の乱れ等も考えられるので余裕を持って行動しましょう。 ②作文用紙の使い方 ・句読点の位置、小文字の位置、カギカッコの使い方、タイトルの書き方など、色々作文の注意点があります。 やはり、各生徒さん色々ミスがありました。これらは減点要素になりますので、ルールをしっかり意識して書いていきたいところです。   また、たくさん書いてからミスに気づくと修正が出来ないので、こまめにチェックしながら進めていきたいところです。 ③文法上の問題点 ・特に、助詞の間違えが目立つ受験作文ですが、この点は比較的各生徒さん意識して書けました。   作文用紙の使い方同様にこまめに読み返し、間違いがある場合はすぐに修正しましょう。 ④丁寧に、大きく、濃く書けているか? ・今の中学生の皆さんの作文で大きな問題になるのが、この書字の課題です。年々、筆圧が下がってきており、薄く・小さい字で書く生徒さんが増えています。 作文用にBや2Bの鉛筆(シャーペンではなく)を3本用意しておきましょう。鉛筆のほうが力強さが出るのと、シャーペンが壊れたり・緊張で芯が折れることも防げます。   また、普段乱雑な字で書いている生徒さんは、悪い癖が付いてしまっており修正が必要な状態でした。これは、御本人に意識してもらうしかありません。 ⑤テーマに沿った作文が書けているか? ・学校ごとにテーマは全く異なるのですが、まずは「テーマ」を正しく理解出来るかが問題です。特に、例年松が谷高校のテーマは哲学的で難しく、同校の受験を希望している生徒さんは、人一倍練習する必要があります。   昨日は3つのパターンに別れました。 (1)テーマは正しく理解出来ているが、テーマに沿った内容が書けていなかった(字は規定字数埋まった)。 (2)テーマは正しく理解出来ているが、何を書いてよいか分からず手が止まってしまった(時間切れで規定字数が書けず)。 (3)テーマが理解出来ず、何も書けかなった(ほぼ白紙に近い)。   様々なパターンがありますが、最終的には学校が求めている内容を書けていないので、各生徒さんごとに見本作文を書きました(一部の生徒さんは時間無く後日対応)。 ⑥序論・本論・結論の三段構成で書けているか。 受験作文は400-800字(都立は600字がほとんど)なので、あまり多くのことは書けません。四段構成(起承転結)よりも、三段構成のほうが書きやすいでしょう。   ただ、⑤の状態であると、三段であろうが、四段であろうが、途中で手が止まってしまい時間切れになってしまうので、まずは見本作文の書き写しをし、自分の型を覚えていく必要があります。   学校ごとに作文のテーマは異なりますが、基本的にその生徒さんの過去・現在・未来を絡めて書くことが多いので、基本の型を作っておけば発展・応用が出来ます。 ⑦小論文の生徒さんは? 小論文は、資料を読んでその資料に関する設問に、”客観的な分析に基づく自分の意見”を書くものが多いです。   「小論文の名人」という教材を使い、小論文のいくつかの型を練習してもらいました。 AB型・ABK型・ABCK型など、様々なパターンがあります。   例文の書き写し→文を並び替えて型をつくる→言葉を付け足して型をつくる…とステップを踏んで練習してもらっています。   小論文はいきなり例題を練習するよりも、型を理解し慣れてから例題を練習したほうがスムーズに進みます。 長文となりましたが、このように生徒さん毎に「テーマ」や「練習する内容」を変えて対応させて頂きました。   作文練習に対応している学習塾は少ないのですが、それは内容が難しく非常に手間が掛かるからです。 昨日も1組2時間半で4名の生徒さんをサポートするのがギリギリでした。朝から晩まで指導して16人です。   本当は1回4-5時間掛けて、3人くらいがベストなのですが、なかなかそこまでの時間を確保出来ません。   (最後に) 今回参加した生徒さん(作文の方)は、一旦各生徒さんごとに見本作文(型)を作成し、保護者さんにデータで送ります。すでに見本作文を作成済みの方も一旦データ化します。   まずは、その見本作文(型)の練習をして下さい。   1週間から10日以内に各教室長から送りますので、ご家庭のプリンターやコンビニで印刷して頂くか、ディスプレイサイズが大きい端末で閲覧頂き、”書き写し練習”をして下さい。 型やパターンに慣れると、作文の練習も一気に進んでいきます。   できれば、保護者さんの近くで(監視のもと)、何度も読んで書いてもらって下さい。

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塾関係者にとって一番恐ろしい季節がやってきました。 それは、中学2年生の数学で「図形の証明問題」が出題される季節になったからです。 個人的には、この「図形の証明問題」は中学3年間の数学で一番難しい単元ではないかと思っています。 実際に、この図形の証明問題が出題範囲の中学校では、数学が10点以下の生徒さんが大量発生します。   実際に、鶴川教室の昨年の中学3年生が2年生だった時、数学の2学期期末テストが0点・1点・2点だった生徒さん達が、あまりの衝撃で入塾してくれました。 では、どれくらい難しいのか、例題を解きながら説明します。   長文となりますが、保護者様は是非この文章を読んで頂き、生徒さん達が如何に難しいことに取り組んでいるか、お感じ頂ければ幸いです。   今から説明する問題は、図形の証明問題の入門編にあたる問題です。   図形の証明問題の流れとして、   ①基本的な三角形の合同条件を使った証明 ②二等辺三角形の証明 ③直角三角形の証明 ④平行四辺形の証明   と、大まかに4段階で学習していきます。   上記の問題は①に該当します。   つまり、①の段階で図形の証明問題の学習を「難しい!」という理由で拒否した生徒さんは、必然的に②③④を勉強しないので大失点します。   また、先に言っておくと中学3年生でも「相似図形の証明」という問題が出題されるのと、都立の入試問題でも「証明問題」は高確率で出題されるので、避けて通ることは出来ません。     さて、実際にこの問題を解いてみます。   まず、図形の証明問題ですが、問題から「仮定条件」を導き出します。   仮定条件は、結論である△ABG≡△ADCのそれぞれの三角形の「辺や角」に関係する事柄で無いといけません。   問題を読むと、「∠Aが鋭角の△ABCの2辺AB、ACがそれぞれ一辺とする正方形ADEB 、ACFGを△ABCの外側につくる。」と書いています。   つまり仮定条件は、正方形の一辺はすべて同じ長さということから、   AB=AD ・・・① AG=AC ・・・② この2つは比較的簡単に導き出せます。   ところで、このAB=AD、AG=ACですが、例えばAB=DAやAG=CAと書いてしまうと駄目なのです。   図形の証明問題は仮定条件を書き出す際に、「対応する辺や角で答える」というルールがあるので、結論である△ABG≡△ADCのアルファベットの順番を見て解答しなければなりません。   具体的には、ABは△ABGの1番目と3番目のアルファベットになるので、△ADCからも同じ箇所であるADと書かないといけないのです。   この「対応する辺や角で答えるルール」も中学2年生の理解が難しいポイントです。   話を戻し、他には仮定条件は無いでしょうか?   正方形の特徴として、四つの角が直角=90度というのがあります。   △ABGを見てみると、∠BAGの一部として直角があります。   次に△ADCを見ると、同様に∠CADの一部に直角があります。   この2つの直角を∠BAG,∠CADから除いていみると、それぞれ∠BACとなります。   つまり∠BACは共通の角となるので、   ∠BAG=∠CAD ・・・③ となります。   この①②③の3つの仮定条件より、△ABGと△ADCは「二組の辺とその間の角が同じ」となり、   三角形の合同条件の3つのうちの1つを満たします。   つまり、△ABG≡△ADCが成立します。   長々と流れを説明してきましたが、実際にテストで証明問題を解答する時は、以下のようにまとめていきます。   [証明] △ABGと△ADCにおいて 仮定より、 AB=AD ・・・① AG=AC ・・・② 次に、 ∠BAG=∠CAG+∠BAC=90°+∠BAC また、 ∠DAC=∠BAD+∠BAC=90°+∠BAC ∠BACは共通な角であるので、 ∠BAG=∠DAC ・・・③ ①②③より、二組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから △ABG≡△ADC 以上となります。   これを穴埋め問題で出題する先生もいらっしゃれば、すべて解答させる先生もいます。   証明式をすべて解答させる出題形式の先生とあたった場合、何も準備していない生徒さんは太刀打ち出来ず10点以下となる場合が普通にあります。   我々としては、そのような状態にならないよう各教室で「図形の証明問題」の大切さを伝え、この証明式をきちんと書けるようになるまで指導しています。   しかし、どうしても「こんなの面倒」と考え、ノートに証明式を書くことを拒否する生徒さんもいます。   確かに難しい単元なのですが、合同条件を暗記し、繰り返し標準的な証明問題を解いていれば、そのうち解けるようになります。   「なんとかして2学期期末テストの図形の証明問題の点数を取りたい!」という方のために、合計5時間のオンライン授業をご案内しております。通常授業のおさらい・補習の位置付けです。   生徒さんの意向もあるかと思いますが、保護者さんのほうで率先してお申し込みいただいて、少しでも苦手の払拭・経験の積み重ねをして頂ければと思います。   お申し込みは下記からお願いいたします。 (中学1年生) ①不等式・一次方程式(不等式全般と、一次方程式の基礎問題) 10月29日(火) 19:00-20:30 ②一次方程式の利用(一次方程式の知識を使った文章・図形問題) 11月3日(日) 8:30-10:00   (中学2年生) ①図形の合同と証明 1回目(多角形の角、平行線と角、合同条件) 10月29日(火) 20:45-22:15 ②図形の合同と証明 2回目(三角形と四角形の証明) 10月31日(木) 20:45-22:15   (中学3年生) ①公民 1回目(現代社会、日本国憲法) 10月29日(火) 17:00-18:30 ②公民 2回目(民主政治、経済) 10月31日(木) 17:00-18:30   なお、10月29日(火)から10月31日(木)は各教室の第5週目となり、通常授業は休校となります。   料金はセルモ生であれば無料です。   セルモ外部生の御兄弟が受講されたい場合は、無料体験授業としてお受けいたしますので、各教室までご相談下さい。   お申し込みは、下記エアリザーブからお申し込み下さい。   https://airrsv.net/selmomachidatsurukawa/calendar   (注意事項) ①お申込み後の無断欠席・キャンセルはご遠慮ください。 ②Zoomを用いてのオンライン授業となります。アクセスする端末の事前設定が必要です。 参加者に事前配布するプリントに同封して、事前設定マニュアルをお配りしますので、必ず事前に設定・動作確認をお願いします。※オンライン授業中の接続相談はお受けできませんので、必ず事前のご対応をお願い申し上げます。

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以前は、各科目の成績分布表は必ず「山型」でした。 しかし、いま全国の学校で「谷型」に移行してきています。 下記の画像は町田市内の某中学の2年・中間テストの成績分布です。 学校や学年により多少の差はありますが、似たりよったりの傾向になりつつあります。まだ、この分布はマシなほうで、全科目平均点が40点代の学校もあります。   本Blogでも何度も書いていますように、指導要領の難化に伴い内容についていけない生徒さんが激増しています。 中学校から急に勉強についていけなくなっているわけでなく、小学校からの連続性です。   小学校では、時間の都合で教科書の中身をすべて学習しているわけではありません。学校の先生たちも、少ない時間の中で最大限工夫されています。つまり、そもそも制度設計自体がおかしいのです。   また、お子さんが理解出来ていない範囲や内容が多いとしても、学校の先生から指摘が入ることもほぼ無くなりました。   この谷から抜け出すには、「長期間の学び直し」が必要です。   1日、2日で解消する話では無いので、時間や機会をしっかり確保し、腰を据えて取り組んで下さい。   先日体験の来られた保護者様が、「子どもは、いま霧の中にいるから、まずはこの霧が晴れるようにしてあげたい。」とおっしゃっていました。 まさにその通りだと思います。   五里霧中の場合は、霧が晴れるまで時間が掛かります。特に数学や英語は関連する情報や知識が多く、多くの要素の課題解消が必要です。霧の中にいる生徒さんを見つけてあげ、霧のないところへ導いてあげる必要があります。   さて、話は変わり、2学期中間テストの成績優秀賞を教室に張り出しました。 今回、せっかく良い得点を獲得したのに、期日までに提出が無い方が多かったです(表彰対象外)。次回からは提出期限内の提出をお願いいたします。 景品は、ゼブラ デルガードと、セルモオリジナル消しゴムです。   最近はシャーペンが続いていますが、シャーペンがやはりいちばん喜ばれますね(笑) 次回も成績優秀賞を目指して頑張ってください!

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昨夜、ある生徒さんが突然切り出しました。   「もっと勉強したい、自習しにきてもいいですか?」 一瞬「え?」と思ったのですが、そういえば秋から冬にかけて忠生教室の自習机には生徒が毎日のように自習にくるのが当たり前でした。   今大学2年生の生徒さん、大学1年生の生徒さん、高2の生徒さん、高1の生徒さん、もしかしたらこのブログも読んでくれているかもしれませんね。   自己PRカードのお手伝い、作文の添削、数学の教科書の練習問題の解説、iワークの理科のフォロー、面接練習を夜遅くまでやったり、色々と思い出されます。   気がづけば私も忠生教室に約8年おります。なぜか一部の生徒は、私が教室に住んでいると思っているようですが、そんなことはありません。   先日、教室から帰宅する時「先生!」と見知らぬ青年から声をかけられました。彼は忠生教室の生徒ではなかったのですが、日帰り合宿勉強会や面接練習会などで面識はありました。しかしさすがに薄暗く、名前が出てきませんでした。君の名は…?   名前を聞いて、すぐ思い出しました。   「先生、今俺大学生で理学療法士を目指しているんです」と。   「なに!?」   いや、感無量でした。色々な意味で。当時の塾生たちともたまに連絡を取っているようで、素敵ですね。   声をかけてくれたことが本当に嬉しかったです。彼のお兄さんが面接練習会で生徒たちの笑いをとっていたことがつい昨日の事のように思えます。   通りすがりの車から「せんせー!」、コンビニのお会計で「先生!」、飲食店で「え、なんで」などなど。なんだか金八先生のような気分ですが、なんと今の子たちはほとんど金八先生を知らないんです・・・   いずれにしても、生徒たちは私にとって皆大切なのです。   生徒たちが前を向き、他人を思いやり、自分の道を切り拓けるよう、そのために私もまだまだ頑張らないといけません。  

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今日はBlogを2つ書きたいと思います。 まず1つ目です。   現在、中学3年生の数学は多くの生徒さんが二次関数に取り組んでいると思います。 二次関数は中学校の数量・代数分野では、一番最後の単元です。このあとは相似図形・円周角の定理・三平方の定理..と図形の学習が続きます。 学校によっては「並列式」の学習で、すでに図形分野に取り組んでいる学校もあります。   二次関数は小学生4年生の「ともなって変わる」から始まり、途中比例・反比例と名前を変え、最終的に二次関数へと発展します。   関数を解くためには、複数の知識・能力が必要です。 ・比例や反比例の考え方の理解 ・正負の数、文字式、方程式の計算 ・座標や増加量、変域の計算などグラフに関する知識   また知識だけでは駄目で、自身でグラフを書いて条件を落とし込み、問題のイメージを具体化していく必要があります。 つまり、知識・実践力の両方が求められるので、「めんどくさがり屋」の生徒さんにとってハードルの高い単元です。   ちなみに、円周角の定理や三平方の定理など中学3年生の図形問題は、それまで学んだ計算知識も活用しますので、数量・代数分野を軽視していると全く解けない…ということになります。     数学は一歩ずつ階段を登る必要がある科目なので、とにかく小学校低学年から、丁寧な学習を心がけて下さい。 セルモではノート指導に力を入れていますが、最終的にこういった単元の学習時に大きな差になるからです。     小学校の間に丁寧な算数の学習が習慣化されれば、中学校数学で困ることはそれほどありません。 2つ目の話です。   昨日、中学生の生徒さんが、学校で「闇バイトの危険性」について先生から話があったと教えてくれました。 「中学生で闇バイト?」と思われる保護者様もいらっしゃるかと思いますが、実際に「闇バイト」は中学生の身近に迫っています。 実際には上記のような分かりやすいサイトや募集ではなく、巧妙に仕込まれている場合も多いです。   昨日も下記のようなニュースを見ました。   トクリュウと関連か 中学生など3人を強盗予備容疑で逮捕 関東から山口へ…“闇バイト”で住宅に押し入ろうと工具所持か https://news.yahoo.co.jp/articles/ad2404f79f34456404767902dfa30c0767ab5257   逮捕された3人のうち、中学生は14歳ということです。 この1ヶ月、関東周辺でも話題になっている匿名の流動型犯罪グループの事件(通称:トクリュウ)とのこと。   このニュースを見ると、茨城県龍ケ崎市の生徒が1,000キロ離れた山口県光市で事件を起こすというのが不思議でたまりません。 共犯の牛久市の高校生も16歳ですが、牛久市と龍ケ崎市は隣接する市なので、一緒に来たのかもしれません。   小学校や中学校では年間約40時間の道徳教育をし、様々な事案について教育をしています。 当然、各ご家庭でもお子様のマナー・社会教育には力を入れているかと思いますが、SNSやネットを通じて簡単に繋がること出来る現代社会、安易にこういった事件へ流れてしまう時流を恐ろしく感じます。大人が協力して、子供たちを良く見守り防いでいくしかないのかな?と思います。

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土曜日の面接練習会で生徒さんとお話をしていると、忙しく働くお母さんの代わりに「洗濯」や「食事作り」を担当しているというお話を聞きました。 お母さんのお陰で自分が学校や部活に積極的に取り組めているので、自ら率先してお手伝いをしている話を聞き、こうやって頑張る生徒さんだときっと勉強や受験も頑張れるなと感じました。 私も小学生や中学生の時から家事をするのが好きだったので、生徒さんの気持ちが良く分かります。   親が忙しく働いてくれて自分の生活が成り立っているので、何かやらないとな…と思ったものです。 自分は部屋やトイレ・お風呂等の掃除と洗濯を良くやっていました。 一番好きだったのは、スニーカーを洗うことでした。自分や兄弟のスニーカーを洗って干す、するとみんなに喜ばれるので、またやる…そんな繰り返しでした。 昨日はお休みを頂きましたが、小学生の長男や夕食作りを手伝ってくれました。「パパは毎日仕事で忙しいので、僕が料理するよ。」とのことでした(涙)。   ポテトサラダ用にジャガイモの皮をむいてマッシュする、唐揚げ用にタレに漬け込む、色々手伝ってくれました。 自分もそうでしたが、お手伝いをすると色々見えてくるものがあります。   例えば料理をする時に段取りを考えないと、時間が掛かってなかなか終わらない。だから、先に材料を切っておくとスムーズに進む。料理を作りながら、洗い物をすると後で楽..。 洗濯は時間が掛かるので、洗濯機を回している間に他の家事を並行してやる。 そんな話を長男と料理しながらしました。 どこまで理解しているか分かりませんが、「なるほど!分かったよ!!」と言ってました(笑)   どうしても子どもがやると時間が掛かったり雑になるので、ついつい「パパやママがやるから良いよ。」と言ってしまいがちですが、子どものために時間を取って家事をやってみてもらうことも大事な機会です。次の休みも、子供たちに手伝ってもらって、何か成長の機会を持てたら良いなと思います。

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昨日19日(土)と来週26日(土)で受験生の面接と作文の第2回の練習会を進めています。   昨日は朝10時から、夜22時まで4セットの面接練習…、流石に私も疲れました(笑) 4回目の練習会終了後、しばらく椅子から立ち上がれませんでした(笑) さて、その第2回目の面接練習会ですが、今回が初めての生徒さんもいましたので、内容的には各グループごとに少しずつ変えながら実施しました。 さて、その練習会を行った結果ですが、結論から言うと例年と比べて準備が遅れている生徒さんの割合が多いです。   具体的な問題点としては、 ①身だしなみ ②基本的な所作 ③笑顔 ④はっきりと大きな声で ⑤基本的な想定問答 この5つに生徒さん毎の課題がありました。 具体的な対策は検討の上、受験生のご家庭に連絡をしますが、一番時間の掛かる「想定問答集」の整理が急務です。 このままでは、基本的な質問に全く対応出来ない状況に陥る生徒さんもいますが、おそらく生徒さん本人だけでは壁を乗り越えることが出来ない可能性が高いので、サポートが必要と思われます。 時間をどこで作るかが課題ですが、なんとかしていきたいと思います。   また、身だしなみについても改善が急務な生徒さんがいらっしゃいます。 こちらも、身だしなみのポイントについて改めて整理しご連絡いたします。こちらは各ご家庭で対応して頂けるので、次回の練習会にはきちんと身だしなみを整えて参加して下さい。 いずれにせよ、受験までに残された時間は限られています。   想定問答の対策スケジュールと身だしなみのポイントを各ご家庭にお知らせしますので、まずはそちらをご確認下さい。   受験自体が初めてで、時間的な認識や感覚がなかなか持ちづらい生徒さんもいるかと思いますが、気持ちを高めて受験対策に取り組んでいきましょう。 壁を乗り越えた生徒さんだけに見える景色があります。良い景色を見れるよう頑張りましょう!

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鶴川教室では多くの小学生の皆さんに登校頂いておりますが、下手すると中学生や高校生より集中して一所懸命頑張っている生徒さんが沢山いるので、大変頼もしい限りです。写真は今週の教室の様子です。 特に今年入塾した皆さん達の頑張りが目立ちます!※もちろん、継続して通ってくれている生徒さんたちも頑張っています。 最初は「算数のさかのぼり学習」から始めた生徒さんがほとんどですが、きちんと復習を終わらせ、学校より先の範囲の学習(先取り学習)に入った方が増えてきました。 それらの生徒さんを見ていると、問題の正答確率が上がり、今まで自力では解けなかった問題も知識や経験が積み重なり、自力で解けるようになってきています。自信が身につき、「姿勢」も良くなっていますね。   自信が無い生徒さんは猫背が多く、自信がある生徒さんは背筋がぴんと伸びていて良い姿勢です。この仕事をしていると、自信と姿勢との相関関係が良く分かります。   やはり算数は積み重ねなので、しっかり時間を確保して経験を積み重ねていく必要があります。途中で諦めるのは簡単ですが、努力を積み重ねた先に素晴らしい景色が広がります。   ちょっと教えてもらって「分かった」という感覚を持つだけでは駄目なのです。最初のきっかけはそれでも構いませんが、その後の継続・積み重ねが何よりも重要です。「石の上にも三年」ということわざがありますが、本当にその通りだと思います。   出来れば4年生のうちに、苦手を克服し、先取り学習で得意な領域を沢山作る。得意が出来る=自信が醸成されます。そうすると、5年生以降の心配はぐっと下がります。   自信がない状態で中学校に進学すると、学習=敵となり学習を拒否し始めます。拒否状態まで進んでしまうと、改善を果たすには相当な時間や根気が必要となります。それは生徒さんだけでなく、保護者さん・指導側、それぞれがストレスを抱えます。   先取り学習に入り貯金が出来た小学生の皆さんは、早めに英語の学習に取り組んで下さい。英語の学習に苦労している中学生達は、小学生の間の時間の使い方を悔やんでいる場合が多いです。 なお、鶴川教室は現在小学生の生徒さんがほぼ満席に近い状況ですが、11月から若干空きが出ます。曜日のご相談が必要な場合がありますが、来年度を見据えて学習の改善や先取りを目指したい方はご相談下さい。忠生・木曽教室は、まだ小学生大丈夫です。 どうぞよろしくお願いします。

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ニュースで自分より年上や同年代の人が頑張っているのを見ると、自分も刺激を受けることがあります。   最近は、柔道家の小川直也さんが宅建に合格されたニュースがありました。 柔道家・小川直也氏、超難関資格を取得していた 50代から挑戦、4回目でようやく「気持ち的には結構やられた」 https://news.yahoo.co.jp/articles/bf443772648912485dc6d78fb469e118310a1f4e   宅建は合格率が20%に満たない難関の資格です。その試験を50歳を越えた小川さんが合格されたこと、素晴らしいなと思います。 過去に知人数名が会社勤めしながらチャレンジしている姿を見たことがありますが、「合格」した話は聞いてことがありません。   なんせ宅建で取り扱う法律は「宅地建物取引業法」 ですから、場合により数億-数十億円の宅地や建物を扱うこともあるので、生半可な知識ではトラブルを起こしてしまいます。※もちろん数億円の案件は弁護士やその他複数人で確認をしますが…   それくらい様々な知識が必要な資格ということです。   小川さんの記事を読んで「その通りだな」と思ったのが、以下のくだりです。 それまでは「過去問に逃げようとする自分がいた。逃げてたんですね。すぐ問題集をやりたくなって」と過去問ばかりを解いていたというが「柔道をやっているとまず基本。いきなり試合はやらないでしょ?」と、基礎重視の参考書を徹底的に読み込んだという。それにより基礎力がつき、4度目で見事合格を勝ち取った。   基礎を大事にされたからこそ、今回の合格があったとのことです。 セルモに通っている生徒さんたちにも、この基本を大切にする心を育んで欲しいと思います。   例えば途中式をきちんと書く、図形を書いて条件を落とし込む、そういった手順を飛ばす生徒さんが最近増えました。面倒なことは避けて、なんとか都合よく解きたいという気持ちが勝ってしまうわけです。 しかし、人間の脳で処理や記憶が出来る情報量は僅かなものです。   きちんと手順を踏む生徒さんのほうが、圧倒的に精度が高くスピードも早いです。 また、受験生は「基礎問題演習」や、「受験問題の分析と」いった合格のためのやるべきことを手順通り取り組んで下さい。   早速日帰り合宿勉強会のお申し込みを頂いておりますが、まずは基礎・基本を徹底していきます。

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すでに多くの報道が出ていますが、マイコプラズマ肺炎が全国的に流行の兆しとのこと。   患者数「過去最多」で……“みなしマイコ”も マイコプラズマ肺炎、検査キットが不足 20・30代でも増加 見分け方は? https://news.ntv.co.jp/category/society/fbb7b3bba3d44ba88439c30d7790bcd6 マイコプラズマ肺炎は、咳の症状もありますが、弛張熱(しちょうねつ)という「熱が上がったり・下がったりする症状」も特徴で、朝発熱は無いと思ったら、夕方になり発熱すしたりするようです。 過去に罹患した生徒さんも、最初は風邪の診断で、熱症状がなかなか改善しないのでセカンドオピニオンを受けたら、マイコプラズマ肺炎と診断されたとのことでした。 検査キットで判明するようですが、上のニュースにもある通り検査キットが不足しており、「みなし診断」を受けているようです。   受験期に突入しましたので、出来るだけ生徒さんたちには健康にお過ごし頂きたいと思います。 一方で、空気がだんだんと乾燥してきますので、マイコプラズマ肺炎以外にも様々な病気を防いでいかなければなりません。 新型コロナウィルスもありますが、インフルエンザ・百日咳など、これからの時期様々な症状がありますね。   手洗い・うがい・マスク・換気していくのが一番ですので、各教室では入退室時の手洗いの徹底や空気清浄機や換気システムをきちんとオペレーションしていきたいと思います。 場合により咳が継続的に出る生徒さんには早退頂く場合もございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。早退の場合は、後日振替授業を実施しますのでご安心下さい。 マスクの着用は任意とさせて頂いておりますが、お子様の顔のサイズにあったものを常備して頂けますようお願い申し上げます(※カバンの中に数枚入れておきましょう。)

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