教育とは、
よく、弊塾の塾名のユニバは、「何でこんな名前にしたん?」 「ユニバーサルスタジオをパクったん?」とか聞かれることがあります。 命名の理由は、当時塾を開業したころ29年前になりますが塾生には、学校の成績を上げることや志望校 に合格することは塾の使命であるとして更に生徒たちには、日本の将来は君たちにかかっているのだから 、 ユニバーサルな考え方を身に付けユニバーサルな地域で活躍 してほしい 、 そういう 人材を育てたいという願 い を持っていました 。 (もちろん今も持っています ユニバーサルはどういう意味かと申し ませば、 1 一般的であるさま。すべてに共通であるさま。普遍的。「ユニバーサルな考え方」 2 宇宙的なさま。全世界的。「ユニバーサルな規模」 学ぶ力から普遍的な考え方を身に付け、世界に飛び立つお子さんを育てたいという願い を持っています 。 そして、お子様の将来、社会がどんなに変化しようとも自分が進化することで「生き抜く力」を付けて ほ し いというのが、私たちのお子様に対する願いです。そのために、日々の精進や勉強があり、テストがあり、 受験があると考えております。日々の勉強から、どうやって将来まで役に立つ力である「生き抜く力」が身 に付くのかをお話しします。私が学生の頃( 30 数年前)は、「良い大学に入って、良い会社に就職したら」 大企業に入れば、将来は安泰で幸せは続くと、信じられていました。 - そのような考えは、今も正し い のでしょうか? 生徒の問題を解く様子を見ていると、次の 4 タイプに大別できます。 ① 問題をスラスラ解き、正解するタイプ ② 問題を解くのに時間がかかり、何度も何度もやり直して正解に辿り着くタイプ ③ 問題を解くのに時間がかかり、何度も何度もやり直すが、正解に辿り着かないタイプ ④ 問題を見て、すぐに解けそうでなければ、あきらめてしまうタイプ 将来、勉強を通して「生き抜く力」を付けるのにどのタイプが、望ましいか。これからの厳しい世の中で リーダーに はどういうタイプが なれるか。どうお考えにな り ますか? 大企業に入れば、定年になるまで勤め上げることが、当たり前であった時代には、①のタイプを企業は求 めました。企業に必要とされてきた人間は、① のタイプで 体育会系クラブ所属 の人材 でした。 現状は、どうなのか、勉強面だけで、将来のお子様の姿の多くは語れません が、 会社や国の構造が変わら ないのであれば、①のタイプが好まれるのでしょう。しかし、お子様が社会に出ていく 10 年先を考えると、 必ず必要になるのは、自分で突破していく力です。そのためにも求められるのは②のタイプです。そして、 次は③のタイプも必要な人材です。 残り少ない 夏休みは、自分で考え抜 き正解にたどり着く時間にしていきます 。考える時間を作るためには、 今までやったことのない問題に挑戦していくことになります。今までやったことがないので、生徒が良く口 にする「先生、この問題まだ習っていません!」だから、できません! が通用しなくなります。 今の社会と同じです。経験したことがないことにどう対処できるかが、生涯問われます。 習ったことのない問題、即ち予習中心の勉強をすることで考える力を付け、もちろん学校の勉強も理解でき、 自ずと成績も上がるというサイクルを作り上げていきます。夏休み が終わると、勝負の秋が来ます。 実り多き秋になるように、もう一つだけお話しします。もともと成績の良い子は、頭がいい子でも、遺伝で も、小 1 から塾へ行っていた子でもありません。小さい頃から、コツコツと毎日勉強した子です。では、小 学校の 5 年生からでは、遅いのか? 中学生からはどうしたらいいのか? 中 3 になってしまってからは? もし、お子様が、夏休みサボっていたとしても、今成績が良くないとしても今から 2 週間の頑張りで、成 果は出ます。成績は短期間で上がります。短期間で成績を上げることが、「やったらできる」をお子様が実 感 でき、「生き抜く力」を付けることに繋がります。 しかし、誤解しないで聞いてください。成績は 短期間 で上がりますが、 短時間 では上がりません。 短期間( 2 週間)だけ、集中して勉強させてください。 近道や不正や自分だけが楽できる方法は、存在しません。 教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、 自分の中に残るものをいう。 そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること。 それが教育の目的といえよう。(アルベルト・アインシュタイン)