大変残念な勉強の仕方10
① 問題集などを「一回やったら終わり」と思っている。 意味不明です。すぐに答え合わせをして、間違いを正しく覚えなおして、繰り返しやって、全問正解してはじめて「身についた」というのです。やりっぱなしはシャーペンの芯が減って腕が疲れただけという、壮絶に無意味な作業です。 ② 教科書を読んだりせずにいきなり問題を解こうとする。 結果、どうなりますか。当然、知らないことが多いから、解答用紙が赤一色になるだけです。勉強とは問題を解くことではありません。知らなかったことを知ってゆくことです。問題を解くのは、本当に知れたかを確認するためにやります。 ③ こんなの何の役に立つの、などのクズみたいな言い訳。 勘違いするな。勉強があなたの役に立つのではありません。 「あなたが」誰かの役に立てるのかどうかです。 ④ 平気でテキストに直接書き込む。 復習する気がない証拠です。あなたは一回ですべてを覚えられる天才ですか? ⑤ ノートに問題の答えを書くだけ、授業の黒板を写すだけ。 その課題のポイントはどこか。その課題を通して、あなたは何を分かったのか。 ⑥ できない理由ばかり考える。 そんなことずっと考えてばっかりで先に進めますか? どうすればできるようになるのかを考えるべきです。 ⑦ テストが返ってきたら点数しか見ない。 何のためのテストですか。何ができて何ができないから、次からどうするの? ⑧ やたらカラフルなノートづくりに必死。 速やかに書け。結局、どこが大事なのかむしろ分かりづらくなります。 ⑨ 配布プリントなどを整理しない、すぐなくす。 せっかく勉強しようと思っても、どこにあるか分からなければ始められません。 ⑩ やる気が出てから、やろうとする。 根本的に間違っています。やる気とはやり始めたら出てくるものです。