阪神・淡路大震災から30年経過 [代表:宮谷]
本日1月17日は、1995年の阪神・淡路大震災から30年です。 NHKでも特集を組んでいます。 大阪出身の私は当時大学1年生で、この大震災は大阪の実家で直撃を喰らいました。 地震が発生したのが5時46分なのでまだ寝ていたわけですが、地震のP波(第一の波)で目が覚めました。寝ぼけていましたが、「あれ?何か変だな…。」と感じていると、その後強烈な揺れが発生しました。 S波(第二の波)があまりにも強烈で、しばらく呆然としたものです。書棚が倒れ、本やCDが全部床に落ちました。 二段ベッドの下段に寝ていたので、上に何か落ちてくるということはありませんでした。 すぐに、家族揃って家から外に出るものの、停電して外は真っ暗でした。 家自体は鉄骨作りだったことと、私が住んでいた地域は川に挟まれた地域で、不思議と被災にあった家は無く近所の人も無事でした。 大学は恐らく休校になったと思いますが(このあたりは記憶が曖昧)、大学の友達と連絡を取ると「◯◯が行方不明で連絡が取れない。」というような話も出ました(後日避難所にいたことが分かる。)。 電気が復旧してテレビに映し出されるのは、一面焼け野原の神戸の街や、三宮駅前の大きなビルが倒れている映像でした。 神戸に行けたのはその後数カ月後でしたが、電車の線路沿いの焼け野原を見て現実だったんだなと改めて思ったものです。 出所:神戸新聞 被害データが掲載されていたので改めて見てみると、ものすごい災害だったことが分かります。 ●人的被害 死者:6,434名 行方不明者:3名 ●負傷者 重傷:10,683名 軽傷:33,109名 ●住家被害 全壊:104,906棟 半壊:144,274棟 一部破壊:390,506棟 ●非住家被害 公共建物:1,579棟 その他建物:40,917棟 文教施設:1,875ヶ所 ●インフラ被害 道路:7,245ヶ所 橋梁:330ヶ所 河川:774ヶ所 がけ崩れ:347ヶ所 ブロック塀等:2,468ヶ所 ●ライフライン被害 水道断水:約130万戸 ガス供給停止:約86万戸 停電:約260万戸 電話不通:30万回線超 今の小中学生は、阪神・淡路大震災や東日本大震災は経験していない(中学3年生も東日本大震災は覚えていない)ので、2つの大震災を経験した私から「それぞれ凄かったんだよ。」と話をしても、「へー」という感じで実感はありません。 ただ、大きな災害というのはいつ発生するか分からないので、常に家族での連絡先ははっきりしておきたいところです。 親の会社名や職場を知らない子供も多いですし、電話番号も覚えていないのがほとんどです。 財布にメモを入れておくとか、スマホの番号登録のメモ欄に書いておいても良いでしょう。 教室では今週消化器の入れ替えを行います。消化器の寿命はだいたい10年なのですが、常日頃から消化器の寿命は意識することないので、知らぬ間に切れていることも多いです。 切れてすぐに使えなくなることはありませんが、あまりにも古いと動作不良するかもしれませんからね。