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昨年11月にご入塾された鶴川中学2年生の生徒さんが、中間テストでは無いですが学校で行われた進捗確認テスト(小テストより少し規模が大きいもの)で、100点を取ることが出来ました! ※実際は50点満点のテストでしたので50点なのですが、分かりづらいので便宜上2倍して100点満点換算で表記します。   大変素晴らしい結果です。 ご入塾時の数学の成績は、言い方悪いですがあまり良くない状態だったので、その当時の点数と比べると3倍近くの成長を果たしたことになります。 生徒さんから報告を受けて私も大変嬉しく感じたので、保護者さんにお電話差し上げたところ、ご家庭でも驚きと喜びでお父さん・お母さん・その他のご家族の方すべてが嬉しい気持ちになったとのことでした。お電話して、そういうお話を聞けて良かったです。 さて、客観的に分析して、なぜこの生徒さんが100点を取れたのでしょうか?いくつか要因があります。   ①数学や英語は基礎が大事なので、1年生の基礎計算や基礎文法から全てやり直した。   ②通常授業だけでは時間が足りないので、季節講習やテスト対策授業でしっかり時間を割いて学習に取り組んだ。   ③大雑把に解いた宿題や確認テストは、それでは次に繋がらいので都度やり直してもらった。   ④①-③を実施したことで、学校の授業が理解出来るようになった。   ⑤学校の授業が理解出来たことで、学校の宿題も自力で解けるようになった。 他にも色々要因はあるかと思いますが、大まかにいうと上記のような要因かと思います。   やはり勉強を苦手とされている生徒さんが、確実な成果を出すまでには半年から9ヶ月くらい掛かります。   範囲を遡って復習し、それが定着するまで実践する訳ですから・・。   その間にも学校の授業は進んでいくので、どこかで帳尻合わせしなければなりません。 それが季節講習などの長期休みです。長期休みだから、趣味や遊びに没頭していては、上記の成果が出なかったでしょう。   保護者さんがきちんとそれを理解してくださり、学習時間を割いてくださたったことも大きいです。   もちろん、本人の努力は言うまでもありません。 では、100点という素晴らしい結果が出ましたが、逆に私はこれが油断になる可能性もあることを、保護者さんや生徒さんにはお伝えました。 なにせ次の期末テストは数学は「連立方程式」が範囲になります。連立方程式は別のblogでも書いたように、とにかく丁寧さと確かめの計算のような見直しが肝になる単元です。   早速昨日の授業でも色々理解や精度の課題が出ていました。生徒さんは私達のアドバイスに沿って、丁寧に復習してくれていました。   これをきちんと継続していけるかが鍵です。 さらに数学だけが出来ていても駄目なわけです。他に8科目あるのが定期テストです。幸いにも英語や他の科目も、数学ほどではないですがある程度点数が確保出来るようになってきています。   勉強の楽しさや、達成感を感じ初めたのかもしれません。   いずれにしましても、定期テストまであと2週間ちょっとしかありません。鶴川中は他の学校より2週間テストが早いので、しっかり学習時間を割いていきましょう。

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最近生徒の様子をお伝えいたします。   (高校生の中間テスト)   高校生の1学期中間テストはだいたい今週いっぱいで終わります。   昨日、生徒が終わったテストを持参されたので、採点しました。   英語コミュニケーションと論理・表現ですが、どちらも中学校で学んだことが基本となっております。英単語・語形変化・並べ替え・熟語・読解などです。   良く頑張っているな、と感じた次第です。   別の高校生は数Ⅰや歴史ですとルネサンス・大航海時代のプリントを学習しておりました。ルネサンスの「ル」の意味、その意義など知っている範囲で説明させていただきました。     中学生の皆さんは、今学習していることは高校時代に役立ちますので前向きに取り組んでほしいと思います。   (中学校の行事)   山崎中学校は先週末、忠生中学校、木曽中学校、小山田中学校は今週末に体育祭があります。   「体育祭がすごく楽しみ!」と聞きますとなんだか嬉しくなります。   一方で「朝練がつらい」という気持ちもあるようです。   健康のために適度に身体を動かしてほしいです。進学先の高校によっては体育祭が4日間もあるようです。楽しそうですね!     また、山崎中学校の生徒さんたちは今週末から修学旅行に行かれます。   たくさん楽しい思い出を作ってきてほしいと思います。   友人たちと清水寺や銀閣へいくことは一生の思い出になりますよ!     (部活に関して)   私はこれまでたびたび保護者様の教育方針に感銘を受けることがありました。 近年ですと、「一度始めたことは簡単にはやめない」という方針です。   よほどの理由があれば、やめてもいい習い事や部活もあるでしょう。ただ、基本方針として、「継続することの大切さ」を教えてらっしゃるのだと思います。   そういう生徒さんは簡単に遅刻や欠席をしません。また、宿題もきちんとやってきます。   もっと言いますと、非常にまっすぐ育っていると感じます。 本当に保護者様の影響力は絶大だと思います。     さて、今日もしっかり授業に取り組みたいと思います。   1学期期末テストに向けて、プリントを配布しております。一部、答えだけで解説がないものもございます。通常授業、自習、テスト対策授業時に説明いたしますので、遠慮なくご持参ください。ただし、自宅学習では学校のワークを最優先してください!   1学期期末テスト対策授業ですが、満席の日が目立ってきました。ご希望の枠が埋まってしまっている場合は是非ご相談くださいませ。席に余裕がございましたら、確保させていただきます。   ご予約はこちらから→忠生教室のテスト対策授業

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私はモータースポーツが好きなのですが、今週末の5月26日(日)は世界三大レースのうち2つが開催されます。   それはF1のモナコ・グランプリと、アメリカインディーカーのインディ500です。   もう一つがルマン24時間耐久レースですが、6月15日・16日で開催されます。   モナコ・グランプリには、今期絶好調の日本人ドライバーの角田裕毅選手が出場します。   また、インディ500には2度のインディ500ウィナーの佐藤琢磨選手が出場します。   ちなみに、角田選手は相模原市出身で佐藤選手は町田市出身なので、我々は応援しないわけにはいかないわけです!是非、皆さんも注目して下さい。   さて、モータースポーツ関連ニュースを毎日見ているのですが、そこでインディ500で優勝した場合の「ミルク(牛乳)」のドライバー別のセレクトが発表されていました。下記がそのセレクトです。こういったニュースを事前に発表されるほどアメリカでは注目のレースです。   伝統的にインディした500のウィナーは、表彰台でミルクを飲む儀式があるのですが、そのミルクの種類を事前に選べるのです!         アメリカやカナダを初めとした欧米では、日本と違い牛乳の種類が豊富です。   どれくらいあるかというと、スーパーに行くと6-7種類の牛乳が置いています。私もアメリカに行った際にスーパーに行って驚きました。どれを買えば良いのかよく分からず、一番たくさん置いてあったものを買うと甘かったです(笑)。   日本だと3種類くらいですから、その種類の多さに驚かされます。   一覧にしてみると、なかなか理解が難しいですよね。欧米人は個人の好みが非常に細かいことがわかります。 名前 意味 Whole Milk 全乳 (乳脂肪の処理をしていない牛乳) Homogenized Milk 均質化乳 (特別な処理方法により脂肪が均等に混ざっている牛乳) 2% Reduced Fat Milk 2%低脂肪乳 1% Low Fat Milk 1%低脂肪乳 Fat Free Milk 無脂肪乳 Nonfat Skim 無脂肪スキム ミルク Lactose Free Milk 無乳糖乳 rBST Free Milk 成長ホルモン(rBST)の入っていない牛乳 画像はお借りしたものですが、代替ミルクもあるので、その種類は半端ありません。   日本は牛乳は割とシンプルに飲むイメージですが、欧米では個人の好みによりたくさん種類があるということですね。   ただ、日本もビールやジュースの種類はそれこそ多いですし、お菓子の種類の多さは外国人旅行客にも人気です。   日常の食べ物で国民性の違いを観察してみるのも面白いですね。ちなみに、日本では牛乳の消費量が下がって問題ですが、アメリカやカナダでも同様とのことでした。

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ファミリーレストランのデニーズのアプリ会員になっています。 このアプリ会員ですが、会員になっている方はすでにご存知だと思いますが、めちゃくちゃお得です。   まず自分や家族の誕生日には必ずクーポンが来て、パンケーキが無料になります。 また定期的に、デザートの無料クーポンが来て、写真の通り豪華なセットが頂けます。普通に注文したら、700-800円はしそうですよね。 ドリンクバーに欠かせない?ポテトが100円で食べれたり、挙げればキリが無いですが、ファミレス系のアプリ会員としては圧倒的にお得です。 今日もパソコンでノマドワーク(特定の場所を拠点とせずに移動しながら業務を行う働き方)しようと思いデニーズに来ましたが、ちょうど朝「抹茶のティラミス風パンケーキ」の無料チケットが配信されていましたので、利用させて頂きました。   こういったファン作りは、さすが大手のファミリーレストランチェーンです。 さて、個別学習のセルモも色々お得なサービスを実施しています。 その中で最もお得なのは、定期テスト対策授業だと思います。 計20回25時間の定期テスト対策授業を格安で実施(ワンパックプランの方で6,600円、それ以外の方で9,900円)しています。※実施日は教室により異なります。 今の定期テストのボリュームが半端ない量であることは、中学生の保護者さんであればご存知の通りかと思います。 自宅では定期テストの勉強に集中出来ない生徒さんも多いですよね。例えば、   自宅ではスマホやゲームなど誘惑も多い・・・。 年下の兄弟・姉妹がうるさくて・・・。 そういったお声を良く聞きます。   また、理科や社会は興味・関心が無い生徒さんが近年非常に増えており、膨大な範囲があるにもかかわらず”学校の授業を聞いていなかった。”というパターンが非常に多いです。特に、社会はどこの箇所を勉強しているかさえ把握出来ていない場合が多いです。 もちろん学校の授業を聞いていない、その事自体の改善は必要ですが、テスト前にそれを言っても始まりません。とにかくその場合は、解説から含めてすべてやり直す必要があります。 教科書をすべて読み直し、問題集の解説をチェックする・・、なかなかテスト直前に自宅では難しいです。   そういった対策をセルモのテスト対策授業なら可能です。 その他、数学や英語のさかのぼり学習をしており、入塾から日が浅いのでまだ復習が終っていない生徒さんも、この定期テスト対策授業を活用し、テスト範囲(すべては無理かもしれませんが)を学習することが出来ます。   とにかく保護者様は、積極的に教室に生徒さんをどんどん送り込んでほしいと思います。

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中学2年生は20(月)から数学は連立方程式に入る学校が多いです。 ※イラストはたけのこ塾より   学校により進度が異なりますので、すでに連立方程式に入っている学校もあります。 連立方程式は多くの保護者様も覚えていらしゃると思いますが、二行の方程式を「加減法」もしくは「代入法」で解いていきます。   1年生で学習する一次方程式と比べると、解くための手間が2倍になりますので、苦手な生徒さんが続出する単元です。   しかし、この連立方程式はとても大事で、連立方程式の次の一次関数でも多用しますし、3年生でも知っていないと解けない単元が出てきます。   中学2年生では数学でいくつかの山がありますが、第一の山と言っても良いでしょう。 この第一の山を超えるには、「正負の数・文字式・一次方程式」を完璧にしておくことです。整数だけでなく、小数・分数・四則が混じった計算を含め、すべての計算を完璧にしておかないと解けない単元です。   また、何よりも丁寧さが必要です。途中式もそうですし、解いたあとの「確かめの計算」で自分が導いた解があっているかどうかを確認する必要があります。 この確かめの計算を必ず実施する生徒さんは精度が圧倒的に高いです。   ここをめんどくさがらずに、真剣にアプローチ出来るかで成果が大きく変わります。   お子さんが「面倒なことが嫌い」な場合は、指導側の根気強さが必要になってきます。 面倒くさがり屋の生徒さんは、「確かめの計算」だけでなく、途中式も省略してワープして解く生徒さんが多いので、整数はまだしも小数や分数の計算では全然正解しなくなります。 「解き方が分からない。」というよりも、「手抜きすることにより不正解」になる単元です。   各ご家庭でも、数学はとにかく丁寧にやるしか無いとお伝え下さい。 特別な勉強法など無く、ルール通り丁寧に解くのが「高得点」「高精度」への近道なのです。   そして、何よりも数学の学習に遅れがある生徒さんは、連立方程式に入るまでに基礎要素の復習を終わらせましょう。 もし間に合わなければどうするか?とにかく時間を無駄にせず、復習を1日でも早く終わらせるしかありません。

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本日はゴールデンウィーク前に実施したワーク勉強会の第二弾を実施しております。   やはり受験生の参加が多く、社会は天保の改革から明治維新へ、理科は力の合成や細胞分裂を集中的に学習しております。       今回のワーク勉強会の主旨の一つは、ワークの使い方、自宅での勉強の方法を学ぶことです。したがって、ワークの使い方なども説明させていただいております。   受験まであと8か月ですが、自宅にいる時間が一番多いですから有効に活用してほしいと思います。   ちょうど先ほど1コマ目が終わって休憩時間があったのですが、教室はシーンと静まり返っておりました。そして全員スマホをいじっておりました、15分間ずっとです。     今2コマ目が始まって、皆真面目に取り組んでいるところです。     Z世代の子たちは基本的に真面目ですが、勉強する時と場所を提供しなければ永遠にスマホをいじっている気がします。   自宅でもこれくらい集中して勉強してくれるといいのですが、なかなか誘惑が多いですからね。   今年はなるべく自習室として教室を解放していきたいと思いますので、その際はアナウンスいたします!

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本日は通常授業休校日ですが、鶴川教室は昼過ぎから自習開放・体験授業・面接/作文説明会追加開催・・と、あっという間に夜になりました。   さらに、途中で教室周辺の清掃も行いました。風通しが良い場所なので、色々なところからゴミやら落ち葉やらが集まってきます。 その他にも窓枠や靴箱を清掃したり、パンフレットスタンドの資料を差し替えたりと、教室のメンテナンスはやりだすときりが無いです。 少しでも良い学習環境を維持できるように頑張っています。   さて、教室の清掃を始めようとすると現在高校2年生の卒業生が自転車で教室の前を通りました。 声を掛けると、元気に学校生活を過ごしていると教えてくれました。卒業生の元気な声を聞くと嬉しくなりますね。   すると彼女から、近くのケーキ屋さんで買ったりんごパイを差し入れで貰いました! 自習に来た生徒さんとシェアして美味しく頂きました。 話は変わり、小学校の新教科書を購入しました。 小学校の教科書は、学校での配布が終わり一段落すると一般販売も始まります。鶴川教室近くの須崎書店さんでいつも買っています。   3教室分買うので、結構な金額になります。生徒の皆さんは税金で無償配布されているので、取り扱いが荒いシーンも見かけますが、購入すると1冊600-1,000円近く掛かりますので、大事に扱ってくださいね。   さらに教科書以外にも受験ガイドを25年版に更新しました。 面接/作文練習会でも、保護者さんと偏差値の話になりましたが、保護者さんとの面談や生徒さん用の資料作成に欠かせない書籍です。   こちらも3教室、さらに高校部が始まった関係で合計9冊の購入となりました。年々値上がっているので、有効に活用したいと思います。   今日はこれから、忠生教室や木曽教室に教科書を運搬し、古いパソコン等の廃棄作業をします。   延々に仕事が終わりませんね(苦笑)。

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昨日は中学2年生さんの体験学習を実施させて頂きました。 昨日の体験学習でアドバイスさせて頂いた内容は、多くの学習塾をお探しの保護者様・生徒さんに参考になると思いますので、blogに書いてみたいと思います。※写真は鶴川教室の過去の授業の様子です。   学習にお悩みの生徒さんで共通するのが、問題を見て第一歩目(第一手順)ですべきことが間違えている・理解出来ていないことです。 例えば数学の計算問題であれば、正負の数・文字式・方程式と大まかに三種類あり、さらにそれぞれで整数・小数・分数・四則が混じった計算と、さらに四種類に分かれます。   つまり、3×4で12種類の計算があるわけですが、それぞれの問題を見た瞬間に「ああ、この問題はあのアプローチだ。」と区別する必要があります。   この区別が一部しか分かっていなかったり、勘違いしていると問題の初期段階で迷子になってしまいます。   よく「勉強の仕方が分かっていないのです。」と保護者様がおっしゃいますが、勉強の仕方を理解するという意味では、この区別をきちんと付けることが、数学の計算問題の改善で最初にすべきことです。   と言っても、混乱したり分からなくなっている生徒さんが、この12種類の計算の改善を図るには、体系的にきちんと復習する必要があります。   一部だけ付け焼き刃で復習しても、後日再度混乱・迷子になってしまう可能性が高いです。   そいいう意味では、「学習は繋がりが大事」「不明点は早めに解消する」と言ったことを是非心がけて頂きたいと思います。   計算問題だけではありません。文章題もアプローチの第一段階として何をすべきか?そこを掴むのが何よりも大事です。 「文章題が苦手です。」というご相談も非常に多いですが、これは説明すると長くなるので、また別の機会に解説します。   幸いにも体験に来てくださる多くの生徒さんは、「このままではまずい。」「何とかしたい。」というお気持ちをお持ちです。   一見、そう見えない生徒さんでも心の奥底ではそういった感情を持っています。   是非、保護者様には、改善の環境や時間・機会を与えてあげて頂きたいと思います。

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算数の単元で「考える力を伸ばそう」もしくは「算数を使って」という単元があります。 「考える力を伸ばそう」は、今まで町田市の算数教科書であった東京書籍の教科書にある単元で、「算数を使って」は今年からの町田市の算数教科書である学校図書の教科書にある単元です。   概ね各学年2から3回ずつこの単元があるのですが、要はそれまでに習った算数各単元の知識を使い、思考力を養う目的として設置されている単元です。 実はこれらの単元を学校の授業ではやっていないケースが多く、塾で「さかのぼり学習」をしていると多くの生徒さんが考え込んでしまいます。お話を聞くと、「初めて見た!こんな問題!」という生徒さんも少なくありません。   「教科書にあるのに学習しない単元、そんなことがあるのか?」と思われる保護者さんもいらっしゃるかもしれませんが、普通に存在するとお考え下さい。   学習する単元の中でも、学習しないで飛ばしてしまう要素もあります。つまり、各単元の内容を100%やっているわけでは無いのです。   理由はそれぞれの先生ごとに判断基準が異なると思いますが、要は「細かく指導する時間が無い。」「全員にやると分からない生徒が続出して混乱を招く。」あたりが理由かと思います。 少人数クラスの上位クラスではやるけど、それ以外ではやらない・・。そんな場合もあるでしょう。   ちなみに上記の「考える力を伸ばそう」や「算数を使って」を解くためには、それまでの各単元の算数の知識はもちろんのこと、語彙力や読解力、さらに読解した内容を図式化して考えをまとめる能力が必要です。 それ以外にも、例えば5年生算数の「割合や速さ」は結構ざっくり省略してしまっている先生が多いのではないかと感じます。内容が難しいので・・。4年生だと「がい数」とか・・。小学校低学年は文章題を飛ばして、計算問題ばかりやっているケースも。   やはり各単元、難易度が高い箇所です。図形でも色々ありますね。   その結果、どうなっているかというと、中学校の数学を解く時に知らない・解けない単元や要素が多くなりすぎて、全く数学で点数が取れないという状況になります。   そうなると、小学校の算数の理解で欠けている箇所を補っていく必要があるのですが、あとは時間との戦いです。   当然学年が上がれば上がるほど対処が難しくなります。   ただ、こういった状況であることは、なかなか各ご家庭では分かりづらいと思います。学校の先生が「これは教えていない。」と伝えてくれるわけでは無いですからね。 算数・数学以上に酷い状況になっているのが英語です。要素や単元が欠けている・・というのを通り越して、「やっていない」学校やクラスがほとんどです。この対応に、いま全国の学習塾は大変苦労しています。 なんせ2年分の欠けている要素を数ヶ月でリカバリーしていかないといけない訳ですから。   何も知らない状態で中学1年生からご入塾された場合、小学生英単語と中学校の英単語の500語以上を期末テストまでに覚えなければなりません。   文法も、be動詞・一般動詞・助動詞の肯定文・否定文・疑問文、そしてWhat、Where、How等の基本的な疑問詞・・。   これらはすべて小学5/6年生で学んでいることになっているのです。でも実際は小学校の間に塾や英会話教室で学んだ生徒さん以外は、ほとんど学んだ認識がありません。見たことはあるけど、意味は分からない・覚えていない・・というケースも多いです。   これも学校の先生が悪いのではなく、すべてを教えるには時間も人材も足りないのが原因なのです。   是非、小学生・中学生の保護者さんは、この現状を知って頂き、習得のための時間を早めに確保して下さい。それしかありません。

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何が起きるのかわからないものです。   北海道でオーロラが見られる日を誰が想像したでしょうか。     たとえばたった1枚のイラストから曲が生まれ、フィギュアが生まれ、アニメになり、テレビシリーズ化されたのが「ブラック★ロックシューター」です。   イラストレーターはhukeさん、イラストに影響を受けて曲を書いたのはクリエイター集団supercellのryoさんです。   ryoさんと言えば有名な曲「メルト」の作詞・作曲をされた方です。   そしてそのテレビシリーズに登場した神足ユウの声優さんが阿澄佳奈さんで、私がいったいどこで登場するのかと言いますと、以前こちらの阿澄佳奈さんに曲を提供したことがあります。   全く音楽と私が結びつかないと思われますが、以前は音楽事務所で作詞・作曲を担当しておりました。そして、何かを「作る」という作業は現在の教室運営に役に立っていると思っています。   ・情報収集 ・考え続ける ・何度も見直す ・時には大胆に、時には繊細に ・納期を守る   学校のテスト勉強や受験勉強に似ている側面もあります。   音楽に限ったことではなく、イラストを描く、ものを制作する、仕事を創造するということは多方面から物事を見る必要があります。   大切なことは、創造することの過程にあるのではないでしょうか。

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