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夏季休暇期間中に色々作業を進めています。 座布団の洗濯の話は昨日書きましたが・・、もう一つの作業として都立高校を志望する生徒の仮内申分析を進めています。 1学期の通知表のデータをもとに(送っていない中3生の生徒さんは至急ご送付下さい。)に、志望校の合格率データとの突き合わせを行っています。 夏季休暇明けに各生徒さんに書類をお渡ししようと思いますが、ここで合格率データの考え方を説明しておきます。 ※セルモ町田では晶文社さんのデータを参考にしていますが、データ参照元により多少数値が異なりますので予めご了承下さいませ。 晶文社さんのデータには、「60%合格率(見込みあり)」と「80%合格率(ほぼ確実)」の二つの指標があります。その二つの指標に対し、必要な偏差値・換算内申・当日の学力検査得点などが表されています。 一例で説明すると、今年も志望者が多い小川高校で説明します。   まず、男子生徒さんと女子生徒さんでは、数値が異なります。 都立高校は男女別募集の学校と男女混合募集の学校の2つがあり、混合の場合は指標は一つなのですが、多くの学校では男女別募集です。町田総合、若葉総合高校は混合募集なので、女子生徒さんのほうがどうしても学力が高く、女子生徒さんの割合が多くなってしまいます。募集方法は全国的には、男女混合募集になりつつあるので、いずれ東京もそうなっていくのでは無いでしょうか。   男女別募集の場合、おおむね女子生徒さんの指標が高い学校が多いです。 まず保護者さんや生徒さんが見ていかないといけない数値は、全部で7つあるとお考え下さい。 ①推薦倍率:推薦入試における倍率 ②一般倍率:一般入試前期における倍率 ③偏差値:標準偏差の値 ④換算内申:通知表の値を、主教科5科目×5+副教科(4科目)×5×2の65点満点で計算したもの ⑤調査書得点:④の換算内申を300点満点に変換したもの。計算式は換算内申÷65×300です。 ⑥入試得点:当日の入試得点を700点満点に換算したもの。計算式は500点満点×1.4倍です。 ⑦総合得点:⑤と⑥を合計したもの ※学校により調査書得点と入試得点の割合が異なる場合があります。 ※令和5年度入試より、⑦の総合得点にESAT-J(スピーキングテスト、20点)が加わります。 小川高校は、上記7つの指標で ①男子 2.18倍 女子 3.40倍 ②男子 1.40倍 女子 1.26倍 ③男子 60% 46 80% 49 女子 60% 45 80% 48 ④男子 60% 40点 80% 42点 女子 60%  42点 80%  44点 ⑤男子 60% 185点 80% 195点 女子 60% 195点 80% 205点 ⑥男子 60% 365点 80% 405点 女子 60% 350点 80% 390点 ⑦男子 60% 550点 80% 600点 女子 60% 545点 80% 595点   小川高校のデータを見ると面白いのが、偏差値は男子のほうが若干高いのですが、倍率は女子のほうが高いので、必要な換算内申や調査書点は女子のほうが高いという現象です。一昨年も女子生徒さんのほうが倍率が高かったので、女子生徒さんで同校を目指す生徒さんは、まずは必要内申点をできるだけ高めることに注力して下さい。 7つも指標があり、さらにそこに60%基準と80%基準があるので、生徒さんはなかなか理解が難しいところがあり、「志望校は子供の意向を重視しています。」とお考えの保護者さんは注意して頂きたいと思います。多くの生徒さんが、これらの数値を客観的に見ているわけではなく、学校の雰囲気や友達関係を中心に感覚的に捉えていることが多いからです。 もちろん生徒さんの意向は大事ですが、そこに保護者さんの冷静な目線を加えて欲しいと思います。 上記の指標で何が大事かと言われると「全部大事」です。   例えば、偏差値や換算内申の80%基準をクリアしていても、推薦倍率が4倍や5倍、一般倍率が1.8倍や2倍を超えてくると、指標を超えていても不合格になる可能性があります。 つまり、すべての値を総合的に見る必要があります。学校の定期テストと違い、受験の場合はおおむね同じような学力の生徒さんが受けに来るので、ちょっとした差で不合格になってしまいます。 ということからすると、倍率の高い学校へ偏差値や調査書得点が足りないのに受験することは自殺行為であると言えます。   あくまでもすべての数値を客観的に見て「余裕のある状態」で受験して下さい。 不安を払拭するには、都立の場合はとにかく勉強量を積むしかありません。5科目あるので、5科目の基礎学力を高めること(教科書レベルは理解出来るようにする)、そして受験レベルの問題をたくさん解いて、最後に過去問題で仕上げていくことが大事です。

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セルモは小中学生を対象とした個別学習塾ですが、情報収集の一貫として主要校のSNSをフォローしています。 特に情報発信に熱心なのが都立成瀬高校です。   Twitterで常に情報発信されているのですが、本当に様々な独自の取り組みをされている素晴らしい学校と思います。生徒の自主性や思考力を鍛えるための取り組みを様々されています(成瀬BB!プロジェクトは有名です。)。   すべては子供たちの将来のためですよね。もちろん勉強面でも様々なカリキュラムや取り組みがあります。   丁度昨日も学校で行っている夏期講習の情報を発信されていました。いま高校内部で夏期講習をやっているところはとても多いです。 昨年成瀬高校に合格して通っている卒業生がいます。卒業生インタビューを今回実施させて貰ったのですが、やはりその独自の取組に早速参加して、高校生活を楽しく過ごしているようです。 ※卒業生インタビューは、16日(水)にHPに掲載予定です。 ※過去の卒業生インタビューにも成瀬高校へ進学した生徒さんのお話を載せています(08番のYさん)。 https://www.selmo-machida.com/graduates/   過去の卒業生も多くの成瀬高校進学者がいますが、卒業後にインタビューをしたり、街中でばったりあったりすると共通して言っているのが、「楽しいけど、大変です!」ということです。 「何が大変なの?」と聞くと、「高校入学後、すぐに大学進学の話がありました。希望している大学はどこか、それはなぜか、どう勉強していくのか、そういった事を考えなければならず、休んでいる暇がありません。」と言います。 ある程度の上位校であれば、この状況はほぼ共通していることでしょう。 なんせ中学校生活以上に濃厚で早く時が過ぎ去る高校生活です。高校入学後すぐに大学進学への準備がスタートします。ライバルがスタートを切っているので、自分たちの高校だけのんびりしているわけにはいかないからです。 そういう意味では、大学進学を真剣に頑張りたい生徒さんは、中学校のうちから勉強体力を付けておくことが重要です。いくら学習の知識をつけようにも、受け止める体力や継続する体力が無いと頑張れません。中学生から・・と言いましたが、小学校4年生以降の勉強量の差は、中学校入学後の体力差に大きく影響することは言うまでもありません。 きちんと下準備をしている生徒さんと、そうでない生徒さんの勉強体力差はとても大きなものがあります。30分集中出来ない生徒さんもいれば、多少の休憩を挟んで何時間でも勉強出来る生徒さんがいます。当然、スピードも異なってきますので、結果として勉強量は2倍、3倍の差では無く、10倍、20倍の差になります。   何も10倍勉強出来る生徒さんが最初から優れているわけではなく、10倍差をつけられるプロセスを踏んできたということです。 ここ最近の傾向として、長期化したコロナ禍の影響で、体力・集中力ともに備わっていない生徒さんが多いのも事実です。勉強への影響だけでなく、病気がちなのも一つの傾向として出ています。 対策としては、やはり運動量を増やす、まずは朝の散歩からでも良いと思います。勉強も、時間を決めてまずは目標をやり切ってみるなど、(勉強)体力改善のための対策を進めてもらいたいです。 いずれも高校進学後を見据えた時に、生徒さんが「頑張れる」素地を作るためです。

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長期休暇を利用して、毎回各教室座椅子のIKEAの座布団を洗濯しています。 普段はリセッシュ除菌スプレーでメンテナンスして、長期休暇中に洗濯・乾燥させます。 洗濯と言っても、3教室の座布団を合わせると50枚以上あるので、1回4枚ずつ洗濯して12から13回洗濯しています。 1回20分位で終わるのですが、13回洗濯するとして260分、つまり4時間20分掛かります(笑)。 なかなかの重労働です。本当はコインランドリーで洗いたいのですが、座布団などは禁止されています。先に私が担当している鶴川教室のものを終わらせ、今日忠生教室と木曽教室のものを終わらせました。   終わらせましたと言っても、乾燥機で乾燥を掛けるので、実際にすべて終わるのは明日でしょう。 洗濯をしながら、テスト対策授業の日程の検討などその他の業務を進めます。 さらに、お盆休みで学童や保育園を休んでいる子供たちの食事も作ります。妻が仕事なので、全て自分でやらなければなりません。家事と仕事のハイブリッドで進めます(笑)。 こういう時は、シャープのホットクックでカレーが簡単です。 材料をホットクックに入れてスイッチを入れるだけで無水カレーを作ってくれます。 ただし、1時間位掛かるので、お腹が空いた子供たちから「1時間も掛かるの?早く食べたい。」とのクレームが出ました(笑)。 今の子供たちは「プロセスを省いた結果を知りたがる。」ところがあり、教育上良くないなと思いました。 「時間が掛かるので少し待ちなさい。その間に部屋を片付けよう。」と伝えました。 このプロセスを省いた結果を知りたがるのは、親も気をつけなければなりません。   今の小中学生の勉強においては特にそうですね。「やる気が無い。」「勉強が嫌い。」そういった単純な言葉で片付けないようにしましょう。   日頃からBlogに書いているように、今の指導要領は様々な要素が絡み合い、そう簡単に理解出来る中身ではありません。また量も非常に多いです。   まずはそういった複雑な状況になっていることを理解し、お子さんがリスクを背負わないよう小学生のうちから学習に遅れないようにして下さい。   遅れた場合は遡ってやり直すしかありませんから、相応に時間が掛かります。学習塾に頼って頂く機会が多いと思いますが、まずは我々を信頼して頂き、しばらくの間見守って頂ければと思います。

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夏季休暇頂いています。 月・火と子供を連れて屋外プールに行ってきました。 途中雨があったのですが、プールにいる時間は奇跡的に雨が無し。 日焼け止めを何度も塗り直しましたが、それでも腕や顔は多少日焼けしました。 子供たちはどうしても日焼け止めがおろそかになりがちで、帰る頃には「日焼けで痛い」と言い出しました。ローション塗って、オロナインも塗ったところ、痛みがひいたようです。 日焼け止めにSPFという表記がありますが、Sun Protection Factorの略で「肌に炎症を起こさせる紫外線(UV-B)」を防ぐものです。 最近の商品はSPF+50という商品が多く、炎天下の外出やスポーツ・マリンレジャーはこの+50商品で無いと防ぐことは難しい時代になったようです。   いずれにせよ、長時間の日焼けは火傷になりますので、皆さんもご注意下さい。 さて、報道にある通り台風6号と7号の影響が大きいです。 6号は蛇行して九州地方に上陸しました。この蛇行する台風というのが近年増えてきました。調べると地球温暖化の原因の一つと言われる、偏西風の乱れにより気圧が安定しないことに影響を受けているとのことでした。   蛇行するので、一度通過した地点が再度被害を受ける場合もあります。ホテルや観光業は大きな影響を受けています。   スーパーコンピューターを利用して予測している各天気予報でも、なかなか正確な予想が難しいようです。 さらに7号は本州の横っ腹に直撃との予測も出ており、今週末は外出出来ない可能性もあるので、食料などは今日・明日できちんと用意しておきたいですね。   線状降水帯の影響で、バケツをひっくり返したような大雨も予想されますので、仕事で外出する保護者さんは着替えを持っていくことが必須かもしれません。 なお、天候の乱れは日本だけでなく、先週・今週と世界各国で起こっています。 一例を紹介しますと、   “家屋崩落”アラスカで非常事態宣言 氷河崩れ洪水…川や湖の水位急上昇 https://news.yahoo.co.jp/articles/7d365287d25caadaf2a63535c75a589837a5e773   降り積もったひょうが雪の如く… ドイツ南部の町で“真夏の冬景色” https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000310418.html   という感じで、まさに今までの常識が通用しなくなっています。地球という星は常に気候変動の歴史の繰り返しですが、ここ20年の大きな気候変動に人間はどう対峙していくのか・・。   今日も鹿児島の大雨の様子をテレビで見て、そんなことを考えました。人間の英知を集めたいですね。

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昨日8月5日(土)の夏期講習を持って、夏期講習前半戦が終了しました。生徒の皆さん、講師の皆さんお疲れ様でした。 今日から個別学習のセルモ各教室はお盆休みを頂いております。 と言っても私自身は、家族との時間を取りつつ、合間に教室の椅子の座布団を洗濯したり、2学期中間テスト対策の計画や、その他秋からの業務を考えたり、まだ仕事モードから脱出出来ていません。 今日は2つのブログ記事をアップします。 (記事①) 昨日土曜日の最終授業が終わったら、中学3年生の女子生徒さんが相談があるとのことでした。下の写真に写っている生徒さんのうちの1名です(笑)。 普段から色々な相談ごとをしながら進めている生徒さんなのですが、2学期のテストで英語の得点をあげたい、そのために長文問題を解けるようにしていきたいとのことでした。 いよいよ受験へのスイッチが入ってきたようで、何とか良い高校受験にしたいとの気持ちが伝わってきて嬉しいです。   生徒さんには、   ①まずは教科書をしっかり読んで和訳と対比させること。 ②学校ワークは早めに終わらせ、塾においてある教科書対応のワーク集数種類に取り組む。 ③②を徹底すれば、おおむね学校の先生の問題には対応出来るはず。 ④①②をやるためには、とにかく学習時間を確保して欲しい。もし自宅で兄弟がきになるのであれば、塾の自習スペースを有効活用して欲しい。   と伝えました。真剣に話を聞いてくれたので、お盆明けから取り組んでくれると思います。 (記事②) 教室の夏季休暇は約1週間のお休みとなりますが、すでに内部生の保護者様にはメールでお知らせの通り、受験生はこの1週間を大事にして下さい。 まず、大きく分けて2つのテーマがあると思います。   1つ目が、学校の夏休みの宿題をこのお盆期間で終わらせて欲しいということです。宿題の有無や科目は学校によりかなりことなりますが、とにかく早めに終わらせて、他の学習に時間を割いてほしいのです。当然提出物ですから、内申点にも影響します。 2つ目が、夏休み前までに学習した学校の5科目の復習と仕上げをして欲しいということです。夏休みが終わったら、早い学校では2週間後に定期テストです。数日前にお電話でお話した保護者さんも、「え?そんなに早いのですか?」と仰っていましたが、修学旅行の日程の関係で他の学校より3〜4週間早い学校があります。 また別途お知らせしますが、日程が早い学校の生徒さんはお盆明けから通常授業や夏期講習でもテスト対策の時間を割いていかないといけないかもしれません。いま細かいところを考えています。   1つ目のテーマだけでお盆期間が終わってしまうと、2つ目のテーマに取り組めません。また、2つ目のテーマ自体もそれほどのボリュームでは無いはずです。集中したら2〜3日で復習は終わります。 時間が余ったら、夏期講習で取り組んでいる英語のテキストの本体を終わらせる、英単語や漢字など夏期講習で終わりそうにないボリュームなので取り組む、いくらでもやることはあります。是非、保護者様からこのブログを生徒さんに転送してあげて下さい。

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連日の夏期講習、生徒たちも本当に頑張っているなと感じます。   夏期講習の授業報告は講習終了後に各ご家庭にお配りいたしますが、どのような指導を心がけているのか途中経過をお知らせいたします。 ① 計算問題   途中式が抜けているため不正解になっているケースが多いです。例えば方程式3=5-xの状態からいきなり解を出すのではなく、3を右辺に移項、xを左辺に移項して文字=数字に直す作業が必要です。2次方程式も同様に(x+3)(x-2)=0から急に解を出すのではなく、しっかりx=-3、2としてから答える必要があります。   ② 文章問題   文章問題を全て読んで頭の中で考えている生徒が多いです。そうではなく、読み取った情報を都度ノートに書いていくことをアドバイスしております。連続する3つの整数があるなら、すぐn、n+1、n+2と書いて情報を目に見えるようにすることが大切です。   ③ 図形問題   とにかくノートに図形を描く、補助線を描く、分かっている情報を全て書き込むよう話しております。考え方に行き詰ったら、違う角度から考える。作業をせず「わからない」という生徒さんは問題がわからないのではなく、問題への取り組み方がわかっていないだけだと思います。   ④ 歴史   私は歴史がただ暗記する科目だとは思っていません。ものごとを体系的に捉える(全体像を捉える)ことの大切さを学ぶことができると思っています。受験生は一人ずつ縄文時代から昭和まで順番が言えるか聞いて回っています。その引き出しの中に各時代の出来事を入れていきます。漠然と暗記するのではなく、暗記には「数字」を使うことがポイントです。例えば縄文弥生古墳(古代3つ)・飛鳥奈良平安(着物を着た時代3つ)、鎌倉室町江戸(着物に刀を差した時代3つ)、明治大正昭和(刀を銃に持ち替えた時代3つ)。このように3つの時代ずつまとめて覚えます。   平安仏教は2つ、鎌倉仏教は6つ知っておく必要があります。いつも思いますが、私たちの多くは昨晩食べた晩御飯も覚えていないのです。だからこそ、思い出すヒント(手段)を持っておくことが大切なのではないでしょうか。   ⑤ 理科・英語・国語も同様にフォローさせていただいておりますが、少し長くなってしまいますので本日はここまででご容赦ください。   大人になった私たちは「創造・想像」することの大切さを日々感じて生きているのではないでしょうか。その範囲は多岐にわたります。子供の部活は安全か、川で遊ばせて平気か、塾まで歩かせても平気か、学校でいじめられていないか、SNSトラブルに巻き込まれないよう対策はできているか、スマホの使用程度が害になっていないかなど。私も仕事において、掃除が行きわたっているか、他に教え方はないか、トラブルの解決方法、ものごとの優先順位など考えてばかりです。   「ただ言われたことをする」ことさえ難しいものです。ましてや自分から「そうぞう」して動くことはさらにステップアップが必要です。そういうプロセスを学習を通して学んでほしいのです。

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夏期休暇を終えて、いよいよ夏期講習も後半です。   生徒の皆さんは宿題を終えることができたでしょうか(汗) とある生徒さんから「夏休みの宿題一覧」を見せていただきましたが、9教科全て宿題がありました。   国語:読書ポスター、漢字レッスン、ワーク約8ページ 数学:ワーク約20ページ、navima学習ドリル 社会:白地図作業長4ページ、プリント(地理・歴史)、人権作文2枚以上 理科:1学期学習範囲のワークをプリントで提出 音楽:合唱コンクール自由曲、下調べ 美術:「心の残る風景」の写真を撮る 体育:2学期水泳に向けて、市民プール等で泳ぐ機会を作る 家庭科:各国の郷土料理調べ 英語:問題集(実施後提出)、英語で映画レポート   多いですよね。私の記憶が曖昧なのかもしれませんが、昔は夏休みって「自由研究」しかなかったような気がします。   私は少し変わった中学生でしたので、曲を作って、譜面を書いて、ピアノで録音して提出していました。私が書いたなんとも微妙な曲を卒業式の日に3年生皆で歌ったことは黒歴史以外の何ものでもありません。穴があったら入りたいぐらいです。とは言え、楽しい中学時代でした。     さて、話を戻します。   夏期講習の前半では生徒たちに縄文時代から昭和までの時代区分を言えるようトレーニングしてきました。いよいよその引き出しの中に出来事を入れていく時です。   とは言え、さすがに量が多いので私自身の夏休みの宿題として年表を改めて作成しました。   「時代区分」「主な出来事」「関係人物」「文化・文学」「宗教・思想」「世界」に分類しました。       ちょうど兄が東京に帰っておりましたので見ていただきました。そうしますと、ぜひ子供たちには歴史をしっかり学んでほしいとのことでした。暗記力以外に、色々なことに興味を持つ「きっかけ」になるからだそうです。   この年表は必要最低限の言葉に絞っております。例えば「石油危機」としか書いてありませんが、それを取り巻く出来事がどれほど多いことでしょう。エジプトとイスラエルによる第四次中東戦争が直接の原因ですが、さかのぼれば旧約聖書の創世記から話すことになります。(詳しくは語れませんが。)   そんな時間はありません。理科もありますから。   バランスよく勉強していきましょう。

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昨日29日(土)で、夏期講習も9日目を消化しました。   夏休みに入りましたが、新規お問い合わせ対応や、体験学習も実施しています。1学期に学習に課題があった生徒さんは、取り返す時間が刻々と無くなっていきますので、諦めずに夏休み中に取り組んでくださいね〜。一所懸命に取り組んでいる同級生達と一緒に頑張りましょう。   さて、夏期講習実施中にニュース速報が入ってきて、大変痛ましい事件を知りました。   熱中症疑いで搬送された山形の女子中学生が死亡…部活動後の帰宅途中に路上で倒れる https://news.yahoo.co.jp/articles/00610908885f75afafe86b4455a324bdc7a49041   13歳で命を落とす。おそらく保護者さんは、生徒さんを送り出した朝には、こんなことになるとは思ってもいなかったことでしょう。ご冥福をお祈り致します。   残念ながら今年も酷暑の中、屋外で部活動をしている部活動がいくつもあります。 室内でも、エアコンの無い体育館もあります。   賢明な部活動は部活動を中止していますが、そうでない部活動もあります。   「顧問がいるから安全管理されている。」と考える保護者さんが多いかもしれませんが、   実態としては顧問が監視・監督していない中で行われている中学校の部活はたくさんあります。   「職員会議があるから。」「テストの採点をするから。」「◯◯があるから。」という理由で、顧問が練習中にいない話を生徒からよく聞きます。   そういった中で生徒が怪我したり、熱中症になるのは日常茶飯事です。 このお話をすると、「え?そんなことを学校が許容しているのですか?」と質問を受けますが、知っていて見逃しているのか、知らないでそうなっているのか、それは私には分かりません。   教育委員会にその状況をお話したことがありますが「え?そうなんですか。すぐに学校に確認します。」というものの、その後学校でその状況が変わることはありません。   根本的には先生が顧問をされているということ自体に無理があるのでしょう。 昨日も一人の生徒が熱中症で夏期講習を休んでいました。 やはり保護者さん側で「今日は激しい運動をして大丈夫かどうか。」判断していかなければなりません。   自分たちが過ごした昔の気候とは異なります。 ところで、この安全配慮に関するお話で一つ、各ご家庭にお願いがございます。   セルモ各教室では時間通りに登校しない生徒さんのご家庭には必ず連絡するようにしています。   熱中症や交通事故など、安全管理義務の観点から連絡するようにしています。 ほとんどの生徒さんが 「時間管理が出来ていないことが原因」による遅刻です。顔ぶれもほぼ決まっています。   各御家庭におかれましては、今一度「5分前登校ルール」を再確認して頂き、時間管理の徹底をお願いします。   遅刻が習慣化している生徒さんは、今後の人生でも遅刻グセが抜けません。社会人になると、許容されないことが多いですよね。生徒さんにとって良いことは一つもありませんので、至急改善しましょう。 この連絡が業務上の負荷となっているのも事実です。   中には本当に怪我や事故にあっていて来ていない場合もありますので、連絡をやめるわけにもいきません。各ご家庭のご協力をお願いいたします。

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終業式を終えて、1学期通知表が手渡されました。   小学生の生徒は嬉しそうに結果を教えてくれました。飛び跳ねるほど嬉しかった結果だったようです。   一方、中学生はというと課題が見えた結果だった生徒もおりました。   数学を95点前後取って、「3」がついてしまった生徒。 確かに提出物に課題があったと聞いておりますが、本人はどれだけ落胆したことでしょう。 真面目な生徒さんですし、まだ中学1年生、初めての通知表。   今後の彼の考え方に大きく影響しかねない意味で、教師とは重たい責務を担っています。   内申点が合計で7つも上がった生徒。 正当な評価をつけられたと思います。 中学2年生、真面目、主体性を持ってコツコツ取り組んでおりました。   受験生は基本的に1学期の成績は厳しめにつきます。それは東京都は2学期の成績が入試の内申点になるからです。   これをばねに、「2学期に向けて猛烈に頑張れ」というメッセージが見え隠れします。ただし、1学期についた内申点が2学期の内申点と無関係ではないので注意が必要です。   私はこれまでに様々な通知表を見てきました。 ひどいものでは、生徒の所見が「コピペ」だったものがありました。数人同じ内容が記されておりました。   どれだけ忙しかったのか存じませんが、保護者や子供たちにとって通知表というその学期の「最終評価」がどれだけ大切なものか忘れないでほしいです。 ※ ほんの一部の教師の方です。   保護者様にとって、学校の先生とは非常に繊細な存在です。 「しっかり先生の言うことを聞きなさい」「自分自身に問題があったのではないか」と言う基本姿勢を保ちつつ、「先生も人だから」と子供を納得させます。 良い先生もいれば、頭を傾げてしまう先生もいます。それは仕方のないことです。 そんな中、今教師は不足しています。近隣の中学校では3年生の〇〇科の先生がいません。   いないものは仕方がないとして、今後の予定について説明があったことを願います。   東京都の令和3年度教育人口等推計(速報値)概要では中学3年生の人口推移は令和12年度までに83,852人まで増加し、令和16年度までには75,166人になり一気に8,000人以上減ります。     生徒は増えますが、教師は不足。補えたとしても、今度は令和12年度以降、教師が余剰人員となります。   山積みになった問題に目を光らせつつ、どんな環境であれ、私たちも子供たちも強く立ち向かっていこうではありませんか。

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個別学習のセルモ町田3教室では、21日(金)は午前(木曽教室は午後)から、22日(土)は午後から終日夏期講習でした。 金曜日は通常授業もあるので、まさに密度の濃い2日間でした。 なかなか疲れます(笑)。 お陰様で土曜日の夜はぐっすり眠れました。 さて、夏期講習を実施していると、受験生の課題が明確になります。 いくつかここでピックアップしましょう。 ①勉強体力が足りない。 ここ最近入塾した受験生に目立ちますが、長時間勉強する体力が身についていません。 講習期間中は、受験対策として複数の科目を学習します。そのためには勉強体力が必要ですが、今まで勉強から距離を置いていた生徒さんは、勉強に掛ける時間が短かったので勉強体力がついていません。スポーツと一緒ですね。 ただ、生徒さんたちは「今ここにある危機」は理解しているので、踏ん張って勉強してくれています。これを繰り返して、夏期講習後半には勉強体力を身につけましょう。 ②暗記も必要。 科目により興味の有無はあるでしょうが、都立高校を受験するのであれば5科目を勉強しなければなりません。 そうすると、漢字や英単語たくさん覚えなければならないし、理科や社会の用語もたくさん覚えなければなりません。 つまり暗記です。 例えば、地理で言うと、「日本の東西南北の最端にある島名」「北方四島」「日本の東経、世界標準時刻ロンドンとの時差」などを受験対策初回の生徒さんは覚えなければなりませんでした。 とある生徒さんとお話していると、沖ノ鳥島という名称は覚えているけど、沖ノ鳥島はどんな島かということは理解していませんでした。画像を見せて説明しましたが、沖ノ鳥島という名称も覚えなければならないし、写真を見て選択出来るようにしておく必要があります。 ちなみに沖ノ鳥島は東京都小笠原村の所属です。 暗記と言っても、単に名称を覚えれば良いということではなく、情報を複合的に覚える必要があるので、時間が掛かります。 要するに、秋や冬から始めても間に合わないということです。 ③丁寧に勉強する生徒さんのペースが速い。 同じ受験生でも、当然ながら学習のペースが異なります。一番速度差が出るのが数学ですが、速い生徒さんと遅い生徒さんでは3倍程度速度差がありました。 勉強速度が遅い生徒さんの特徴としては、計算式を見るとひと目で分かります。式が乱雑なのです。必要なプロセスを飛ばしてケアレスミスしたり、暗算が難しい箇所で暗算して間違えたり、そういった特徴が強いです。 これは長年染み付いた癖なので、講師陣は正しい手順の見本を示し、自己流での計算はやめるように伝えますが、生徒本人はなかなか癖を抜くことが難しいのです。自分の解き方でも正解したことがあるので、どうしても楽なほうを選んでしまいます。 最後は自分との戦いです。「このやり方では解けない。」と自己認識する必要があります。 こういった感じで、夏期講習は開始3日間が経過しましたが、毎日来ている生徒さんだとすでに8〜9コマの夏期講習を学習した生徒さんも出てきました。 毎回授業前に取り組んでいる英単語や漢字のトレーニングも含めて、受験生としての意識も出てきていると思います。まだまだ先は長いですが、自分の課題と向き合い頑張って行きましょう。受験生以外の生徒さんももちろん頑張って下さい。

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