不登校と学びの選択肢について考える [代表:宮谷]
こんにちは。 1学期期末テスト対策や夏期講習の準備、さらに自己PRカード作成説明会…と、イベントが目白押しでスタッフ一同バタバタしております(笑) そんな慌ただしい中、今日ふと目に留まったYahoo!ニュースの記事がとても印象的だったので、ご紹介させてください。
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生徒さんの中には、「理解にたどり着くまでに時間がかかる」ケースが少なくありません。 たとえば中学2年生の1学期期末テスト範囲に含まれる「式の計算」や「連立方程式」といった単元は、その典型です。 これらの単元をしっかり理解するには、土台となる知識が多く必要になります。 具体的には── 【基礎知識】 ① 小学校で学ぶ各種計算ルール ② 中学で扱う正負の数・文字式・一次方程式の理解 ③ 「次数」「係数」「定数項」などの用語知識 さらに文章題となると、 【付加知識】 ① 自然数の性質 ② 割合・売買計算・濃度などの応用算 ③ 速さに関する計算ルール といった分野も絡んできます。 もし小学校の算数からつまずき、それを中1の間にも改善できなかった場合── 中2から本格的に学習を立て直すには、“長い道のり”を覚悟しなければなりません。 そんなときに考えられる方針は、次のようなものです。 ☆対応の方向性 ① 時間重視型:とりあえず定期テストで点が取れるよう、「式の計算」や「連立方程式」の整数問題のみに絞って学習する。 ② 基礎徹底型:小学校からの基礎計算ルールに立ち返って、しっかり復習する。 ③ 本質重視型:割合・速さなどの応用分野も含めて、時間をかけて根本的に理解し直す。 もちろん、通塾の頻度やご家庭の考え方、生徒本人の意思などによって最適な選択肢は異なります。 しかし塾としては、たとえ遠回りになったとしても、**③の「本質重視型」**に取り組んでほしいと考えています。 なぜなら、それが**将来の「困らない力」**につながるからです。 学力は、将来の仕事に影響するだけでなく、親として子どもに教えるときにも必要になります。 実際、「子どもに勉強を教えられずに悔しい思いをしている」という保護者の声を、これまで何度も耳にしてきました。 とはいえ、定期テストや受験には“期限”があります。 そのため、③のような作戦を普段の学期中に取るのはなかなか難しいことも多いのです。 夏休みこそが、学び直しのチャンスです! 年に一度だけ、本格的な復習ができる貴重な期間──それが夏休みです。 現在、2025年夏期講習のご案内を順次進めております(各生徒さんごとの「個別提案書」を作成中です。もうしばらくお待ちください)。 夏の集中学習では、普段の授業では手が回らない「苦手分野の総復習」に取り組むことが可能です。 当時わからなかったことでも、今の成長した頭で見れば「すっと理解できる」ことも多くあります。 ただし、夏期講習といっても、数回来ただけで改善できるほど簡単ではありません。 一定の時間と労力をかける覚悟が必要です。 しっかりと時間を確保して取り組んでいただきたいと思います。 目指すのは「圧倒的な自信」! 2学期、少しでも自信を持って登校してほしい── その想いで、2025年夏期講習の募集を開始いたしました。 ▶ 「圧倒的な自信を醸成する」夏期講習2025 https://www.selmo-machida.com/wpsys/topics/12618.html 今回、セルモの受講が初めての方には、**「夏の特別パッケージ」**をご用意しています。 **10コマ(1コマ100分)で5,500円(税込)**という特別価格でのご案内です。 この夏を、自分を変えるきっかけにしませんか? 学習習慣、知識、そして成功体験を一緒に積み上げていきましょう!
昨日は忠生教室と鶴川教室にて、1学期期末テスト対策授業を実施しました。 (昨日の学習風景をAIでイラスト化) 多くの生徒さんが参加してくれましたが、特に学習ペースの早い生徒さんたちは、テストまで2週間以上ある段階で、数学・英語の予想範囲の基礎学習をすでに終えており(仕上げは通常授業で実施予定)、今回の対策授業では国語・理科・社会の学習に取り組んでいます。 春期講習でこれらの科目を先行して学習した生徒さんは、さらにその続きの内容に進んでいます。 中でも要注意なのが、国語と理科の2科目です。 国語の対策は「学校の先生の方針」に要注意 国語は、先生によって授業内容や出題範囲にかなり差があります。 詩・物語・論説文を中心に扱う先生 さらに国文法や古文・漢文まで、教科書の全範囲を丁寧に扱う先生 後者のタイプの先生が担当されている場合、文法や古文・漢文の対策には時間がかかり、1~2時間の復習では到底足りません。 特に国語に苦手意識のある生徒さんは、これらの学習が自力では理解しきれない場合も多く、学習塾で対策を取ってもらわないと、なかなか理解が進みません。。 理科も「単元構成」によって難易度が変わる 理科も学校や先生によって出題単元が大きく異なります。 教科書に沿った「直列式」の指導であれば、比較的対策しやすい 単元を並行して複数の先生が教える「並列式」の場合、それぞれの先生が異なる範囲を担当しており、3人分の対策が必要になることもあります このような場合、自立学習が得意でない生徒さんは内容量を見ただけで圧倒され、やる気を失ってしまうことも少なくありません。 上記にも書いた通り塾の季節講習で「さきどって」勉強しておくのが一番良い対策でしょう。そうすれば、テスト前の学習量も減らすことが出来ます。 ご家庭でも「授業方針の把握」が鍵に このように、お子様の学校では、どの先生がどのように授業を進めているのか、お子様との日々の会話の中で把握しておくことで、具体的なアドバイスやサポートがしやすくなります。 新教材「なぞり書き」も導入準備中! 話は変わりますが、先日ブログでご紹介した「字を丁寧に書くのが苦手な生徒さん向けの教材」が到着しました。 早速、小学2年生の娘に使ってもらったところ、「溝があるなぞり書き」はなぞりやすく、さらに「書いた跡がしばらくすると消える」という特徴が楽しく、繰り返し練習しやすいとのことでした。 今後、教室の数名の生徒さんにも試してもらい、実際の授業に導入するかどうかを検討していく予定です。
昨夜、高校3年生になった卒業生が進学先の面接対策として原稿の確認の依頼にいらっしゃいました。 志望理由、学生時代に頑張ったことなどの添削です。 3年前、高校の推薦入試対策で幾度か面接練習をして、見事合格しました。 そして今、次なる未来に向かって一歩踏み出そうとしています。 一言で言いますと、感無量です。 3つ上のお兄様の代からずっと御縁のあったご家庭です。 妹さんは中学2年生の時にご入塾いただき、サッカーやチアに打ち込むとても活発な生徒さんでした。 高校入学後も提出物の添削やテスト勉強にたまにいらしたこともありますが、保険や公平性の観点から、そういうこともなかなかできなくなりました。 現在は高校生のコースが整っておりますので、卒業生は予備校の生徒として歓迎します。 お天気キャスターに似ているだけが取柄の私を頼ってきてくれて本当に嬉しかったです。 話は変わりますが、先日仕事終わりにLAWSONに立ち寄りましたら見知らぬ青年たちに声をかけられました。 「先生じゃないっすか!?」 (いや、誰!?) どうやら昨年の日帰り合宿勉強会で部首について説明したことのある木曽教室の卒業生でした。 なかなか漢字の練習がはかどらなかった彼に白川静名誉教授の漢字の成り立ちについて話したことを記憶しております。 漢字は面白いですよ。名前の「名」を一つとっても、実は「月(にくづき)」と「口(さい)」という神様に捧げる器から成り立っているというのが彼の説です。もはや定説になっています。 親が子を名付けるということは、わが子に一生良いことがありますようにと神様に肉をお供えした「祈り」なのです。とても納得いきませんか? 「口(くち)」という漢字ですが、どう考えても顔にある「口」とは関係ない漢字が存在します。それは「口」ではなく「神様に祈りをささげる器」だというのです。 「吉」という漢字は「士(刃物)」を置き、「口(祈りの器)」を守ることで「祈りが実現する」という意味になるようです。 深いですが、面白いです。
鶴川教室では、今週月曜日より平日の空き時間枠も活用しながら、「1学期期末テスト対策授業」を開始しました。 生徒が取り組む教科は、それぞれの学習状況に応じて異なります。 たとえば、通常授業の内容に遅れがある生徒さんは、数学や英語を中心に学習を進めています。 一方で、数学や英語のテスト範囲を概ね終えている生徒さんには、国語・理科・社会のテスト範囲を確認しながら、優先順位を相談のうえ決めて取り組んでもらっています。 このような対策授業を活用して、 テスト範囲の基礎学習を早めに終えること 繰り返し演習を行い、解答の精度を高めること この2つを徹底することが、高得点へのカギとなります。 当然ながら、これらを達成するためには十分な時間の確保が必要です。実際に、成績上位の生徒ほど早い段階からテスト対策に取り組んでいます。 現在の定期テストは範囲が広く、問題の難易度も高いため、テスト前日に少しだけ頑張る――では対応できないという現実を、彼らはしっかりと理解しています。 特にここ数年はコロナ禍の影響で、1学期の中間テストを実施しない中学校が増えており、その分、期末テストの範囲が一層広くなっています。さらに実技教科の試験も加わるため、基礎学習を終わらせるだけでも一苦労というのが現状です。 生徒さんによって、テスト範囲表を見た瞬間に「砂漠に降り立った」ような印象を持つことでしょう。何から手を付ければ良いか分からないわけです。テスト10-12日前に範囲表が配布されますが、10日では対処しようがありません。 特に、中学1年生にとってはこれが初めての定期テストです。 保護者の皆様には、このような実情をぜひご理解いただき、お子様に対して早めの準備を促していただければと思います。 定期テストは、小学生から中学生への「学習モードの切り替え」を実感する重要な機会です。どうか良いスタートを切って、しっかり乗り越えていただきたいと願っています。 【お知らせ】土日のテスト対策授業、まだ若干空きがあります! 鶴川教室の平日枠はおかげさまでほぼ満席となりましたが、土日に実施する対策授業にはまだ若干の空きがございます。 6月7日(土)より本格的に対策が始まりますので、参加を希望される方はぜひお早めにお申し込みください。 お申し込みはエアリザーブからお願いします。! ↓エアリザーブ https://airrsv.net/selmomachidatsurukawa/calendar
今日はいい天気ですね! 〇 体育祭 明日は木曽中学校の体育祭です。 雨により土曜、火曜と二度の延期を経て、ようやく行われます。 怪我しないように元気よく走り回ってほしいですね! 忠生中学校も久しぶりに行こうと思っていたのですが、起きたら3年生の全員リレーの時間でした。呼んでくれた生徒さんごめんなさい・・・ 〇 1学期期末テスト 各中学校は1学期期末テスト2週間前でテスト範囲表が配られ始めました。授業時に活用しますので、ご持参ください。 忠生教室は先週の土曜から一足早くテスト対策授業をスタートしております。 〇 大阪・関西万博 こちらのパビリオンの建造物の先端に何があるかわかりますか? ※ 私の姉ではありません 正解は鉄腕アトムです。私は最終回を見たことがないのですが、どうやらアトムは人類を救って壊れてしまうようです。しかし、医師のブラックジャック先生によって新たな命を吹き込まれたようです。 テーマは「いのち、ありがとう」です。 最新技術によってIPS細胞で実際に動く心臓はこちらです。 将来的な医療の進化を展示しております。 万国博覧会は世界中の人々やモノが集まることで、新しい技術やアイデアが生まれる場でもあります。 〇 夏期講習 1学期期末テストが終わったらいよいよ夏期講習です! ※ セルモ公式インスタグラムより。ハイライトに私の曲が2曲まぎれています。気づいた方はお知らせください。 お子様は縄文時代から昭和まで順番通りに言えるでしょうか。こちらは都立入試社会の大問4で毎年出題されます。 実はほとんどの生徒が鎌倉時代は源頼朝、室町時代は足利尊氏、江戸時代は徳川家康と答えられません。私の感覚ですと、9割以上は答えられません。 また、3,000円の5%引きが答えられる生徒さんもほぼ皆無です。 だからご安心ください、とは言えません・・・ そういった生徒さんたち、実は皆一所懸命頑張っているのです。 だからこそ個別学習のセルモ・スタッフ一同、全力で応援いたします!!!
学習塾の現場で日々感じることのひとつに、「字を丁寧に書くこと」の大切さがあります。 字が乱雑だと―― 計算問題では数字を読み違える 理科や社会では漢字のミスが増える 自分で書いたノートを見返しても記憶に残りづらい など、学習全体に影響してきます。 さらに、**テストや入試では「字が読めない=不正解」**となることも…。 ❗実際にあった話です… 先日の鶴川中学校の学習確認テストでも、「字が読めない」と学校の先生から答案に直接書かれていた生徒がいました。 また、私の知人である塾長からはこんな話も。 某私立高校を受験した生徒が、自己採点では合格点だったのにまさかの不合格。 学校に確認すると、「字が読めず、大幅減点になった」と言われたそうです。 書字で大事なのは、こういった「大事な場面」で「相手が読めるように丁寧に書く」ことを、この生徒さんは初めて理解できたそうです。 ✍️ 字を丁寧に書くための基本は… 文字の形をはっきりと書く 急がず、ゆっくり書く 鉛筆の正しい持ち方を身につける ……と言われますが、実際にはこれが苦手なお子様にとってはとてもハードルが高い。 罫線やマス目を無視して書いてしまう 書き方練習ドリルは「つまらない」「面倒くさい」と敬遠 鉛筆サポーターもすぐ外してしまう といった姿を、私たちも多く見てきました。
こんにちは、個別学習のセルモ町田代表の宮谷です。 先週末、忠生教室では一足早く、1学期期末テスト対策授業をスタートしました! 中学校ごとにテスト日程が最大で10日〜2週間ほど異なるため、教室でもそれぞれの学校に合わせて対策授業を進めていきます。 そんな週末、私はというと、自宅で細かい仕事をこなしつつ、梅雨入り前の大掃除&庭仕事に取り組みました! カビ取りスプレーと格闘 まず取り掛かったのは、窓のゴムパッキンのカビ取り。 どうしても年に数回はやらないと、湿気で黒くなってしまいますよね。 ゴム手袋をして、刷毛でカビキラーを塗布→放置→雑巾で拭き取り→窓を開けて乾燥、とフル工程で。 今回は2階だけだったので、2時間ほどで終了しました。次は、夏休みに1階のゴムパッキンを掃除します。 芝刈りは「無の境地」で その後は、芝刈りを! 芝生のある庭に憧れて始めたのはいいものの、メンテナンスは想像以上。 今年2回目の芝刈りは、Amazonで取り寄せた新しい刃を装着し、日曜の朝から無心で取り組みました(笑)。辛いなと思いながらやると、途中でだらけてしまうので、こういうときは無心が良いですね。 暑さと戦いながら、刈った芝を溜めては捨て、機械の詰まりを取り… 合計で約2時間半。庭木の剪定を少しプラスし終えて、かなりハードな作業でした。 ジューンベリーと落ち葉の季節 庭のジューンベリーが実っていましたが、落ちた実の掃除がまた大変。 これは時間が足りず次回に回すことにしました(笑) さらに、古くなった家電や衣類も粗大ゴミとして出す準備を済ませ、前から気になっていたことを一気に片付けることができました!自室が綺麗になったので、その後の仕事も捗りました。 今週は教室業務に集中します! テスト対策や夏期講習の準備、会計処理など、教室の業務も盛りだくさん。 今週は、頭を切り替えてこちらに全力投球したいと思います! 生徒の皆さんも、定期テスト勉強前に部屋を片付けると、気持ちも晴れやかになり、勉強が捗りますよ!お勧めです。
スマホやタブレットの普及により、子どもたちの生活環境はこの10年で大きく変化しました。その中でも大きな影響があるのが、「ゲームアプリによる高額課金」のトラブルです。 今回は、実際に身近で起きた事例をもとに、「お子様がゲームで高額課金してしまった場合の対処法」と「未然に防ぐためのポイント」について、保護者の皆さまに知っていただきたい内容をまとめました。 ■ 子どもが高額課金してしまう代表的なケース ● ケース1:親のクレジットカードを無断で登録 スマホやタブレットで課金をするには、クレジットカードの登録が必要です。子どもが自分の端末に親のカード情報をこっそり登録して課金するというケースが増えています。特に財布が手の届く場所にあると、カード情報を盗み見られる可能性があります。 ● ケース2:保護者の端末から課金される 多くの保護者のスマホには、すでにクレジットカードが登録されています。顔認証や指紋認証も、一度設定されてしまえば、寝ている間に子どもが親の顔を使って認証してしまうこともあります。 さらに一度でも小額課金を許可したゲームでは、パスワード無しで再課金が可能になるケースもあるため注意が必要です。 ■ 保護者が課金に気づけない理由 ● 理由1:通知メールが届いていない AppleやGoogle Playでは、課金時にメール通知が送られますが、登録メールアドレスが古いままだと、通知が届かず発見が遅れる場合があります。 ● 理由2:迷惑メールと誤認してしまう 最近は詐欺メールが多いため、正規の課金通知を誤って無視してしまうケースもあります。 ■ 課金が発覚したときの対応ステップ 【ステップ1】課金の出所を確認する 誰が・いつ・どの端末で課金したのかを把握し、アカウントの乗っ取りか、家族による操作かを確認します。 【ステップ2】AppleやGoogleで返金申請を行う 未成年が保護者の同意なく契約した場合、民法上「未成年者取消権」に基づき契約を取り消せる可能性があります。 ただし、保護者のアカウントからの課金は返金されにくいため、申請は誠実かつ丁寧に行う必要があります。 ※申請は同一決済に対し最大2回まで可能です。 【ステップ3】消費生活センターへ相談 返金申請が通らなかった場合は、各自治体の消費生活センターに相談してください。 センターでは以下のような対応が行われます: 課金に至った経緯書の作成指導(保護者が経緯書を書いて消費生活センターへ提出する必要があります。)※経緯書の作成は、ビジネス文書の作成に慣れていない人にとっては難易度の高いものです。もし作成でお困りの場合は、代表:宮谷までご相談下さい。 消費者センターから子どもへのヒアリング(状況確認) AppleやGoogle日本法人への交渉 交渉には1週間〜10日程度かかりますが、成功すればAppleやGoogleから返金メールが届きます。返金された場合は、必ずセンターへお礼を伝えましょう。 ■ 消費生活センターでも解決しなかった場合 それでも返金が認められなかった場合、法的対応として弁護士に相談する方法もあります。ただし、弁護士費用が課金額を上回る場合もあり、目安としては40~50万円以上の課金時に検討するのが一般的です。 ■ 再発防止のためにやるべきこと ● 子どもへの教育 高額課金の背景には、ゲームへの依存や射幸心の高まりがあります。基本的にはスマホ・タブレット・ゲーム機を一時的に回収するなど、家庭でしっかりと対応することが望ましいです。 ● 端末設定の見直し 使用メールアドレスの見直し(通知を受け取れるアドレスに) ペアレンタルコントロールの設定 ゲームアプリのインストール制限 設定方法はApple・Googleのカスタマーサポートでも丁寧に案内してくれます。 ■ 学校に報告するべきか? 最近のゲームには、友達とチャットやアイテム交換ができる機能があり、仲間内での影響や強要が関係している場合もあります。個人的には、状況によっては学校に相談しておくことをおすすめします。 ■ まとめ ゲームの高額課金は、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。まずは未然に防ぐための環境作りと教育が最も重要です。 それでも起こってしまった場合は、慌てず冷静に、Apple・Googleへの返金申請、消費生活センターへの相談など、段階的に対応していきましょう。