都立分割前期試験の倍率 [教室長:松本]
昨夜、令和6年度の都立分割前期試験の倍率が発表されました。 近隣高校の倍率をご確認ください。 〇町田高等学校 1.45倍 〇狛江高等学校 1.66倍 〇成瀬高等学校 1.06倍 〇芦花高等学校 2.12倍 〇松が谷高等学校 ・普通科 1.32倍 ・外国語コース 1.45倍 〇小川高等学校 1.26倍 〇片倉高等学校 ・普通科 1.20倍 ・造形美術 1.13倍 〇山崎高等学校 1.08倍 〇永山高等学校 1.29倍 〇野津田高等学校 0.57倍 〇町田工科高等学校 1.00倍 〇八王子桑志高等学校 ・デザイン分野 1.18倍 ・クラフト分野 1.00倍 〇町田総合高等学校 0.98倍 〇若葉総合高等学校 1.24倍 〇八王子拓真高等学校 ・1部 1.74倍 ・2部 1.21倍 ・3部 0.50倍 その他の高校の倍率はこちらをご参照ください。 今年度から男女合同定員制になっておりますのが、どのような変化があったのでしょうか。 昨年と比較致しますと、 成瀬高校(普通科 男子)1.18倍→1.06倍 松が谷高校(普通科 女子)1.32倍→1.32倍 小川高校(普通科 男子)1.40倍→1.26倍 片倉高校1.53倍→1.20倍 町田総合高校1.01倍→0.98倍 若葉総合高校1.37倍→1.24倍 このように、倍率は変わっていないか、下がっているように見えます。 一方都心の学校に目を向けますと倍率は跳ね上がっています。 日比谷高等学校 1.84倍 三田高等学校 1.98倍 竹早高等学校 1.79倍 豊多摩高等学校 1.89倍 しかし町田市周辺地域でも特色のある学校、たとえば松が谷高校の外国語コースは1.45倍と高倍率です。昨年の女子の倍率は1.07倍でした。また、八王子拓真高校の1部は1.74倍もあります。 また、倍率が低くても募集人員が少ない場合は注意が必要です。倍率ではなく、募集定員と受験者数を注視してください。 〇片倉高等学校 ・推薦入試 48名に対して174名(3.63倍) ・分割前期 189名に対して226名(1.20倍) →37名惜敗予定 全募集定員 237名 (画像は片倉高等学校公式HPより) 〇小川高等学校 ・推薦入試 64名に対して198名(3.09倍) ・分割前期 252名に対して317名(1.26倍) →64名惜敗予定 全募集定員 316名 (画像は小川高等学校公式HPより) 倍率だけに目を向けてはいけません。 とにかく1.00倍を超える学校を受ける受験生は過去問の実施状況を見て、冷静に判断していく必要があります。ライバルも頑張っていますので、模擬試験の結果を踏まえて総合的に判断していきましょう。どうしても受験校の合格に現実味がないならば、願書の取り下げ、再申請も一つの手段です。 また、分割後期や二次募集にまわる生徒さんは分割前期入試が終わっても気を抜かないようにしましょう。 全ての受験生に言えることは、油断大敵という一言につきます。