雹(ひょう)が発生する理由 [代表:宮谷]
今日は朝から快晴ですが、風が強いですね! 外を歩いて一気に花粉を浴びてしまいました。目が痒くなり、鼻もムズムズします。 タオルを濡らしで顔と目を拭いたら治りました(笑) さて、今朝テレビニュースを見ていると、九州各地で「雹(ひょう)」が降ったそうで、小学5年生の長男が「どうして雹が降るの?」と質問してきました。 季節外れの、さらに九州で降るということが不思議だったようです。 雹が発生するメカニズムは大きく分けて6つに別れます。 ①強い日差しで地面が暖められ、空気中の水蒸気が上昇気流となり積乱雲が発生する。 ②その積乱雲の中で、水蒸気が冷やされ水滴や氷の粒になる。 ③通常はここで雨になるが、上昇気流が続くと水滴や氷の粒がお互いにぶつかり大きくなる。 ④大きくなる課程で静電気が帯電(電荷)する。 ⑤雲の上がプラス電荷、雲の下にマイナス電荷が帯電して雷雲となる。 ⑥氷の粒が雷雲から落下し、あられや雹となる。 出典:日本気象協会 つまり、冬に発生する雪と違い、温かい夏から秋に掛けて発生するのが雹(ひょう)なわけです。 地球温暖化の影響で、季節外れの雹が降ることも増えており、4月なのに雹?と思った次第です。 ちなみに、雹(ひょう)は大きくなればなるほど落下速度が増し、大きいものだと時速100キロを超えるそうです。 100キロを超える氷の塊は大変危険なので、雹が降ってきたら、建物内や安全な場所に移動しましょう。車の窓ガラスを突き破る場合もあるので、車に乗っている場合も避難したほうが無難です。 出所:AFPBB NEWS