【受験対策】第6&7回 受験生日帰り合宿勉強会レポート
1月27日(土)・28日(日)に実施した日帰り合宿勉強会を報告いたします。 年明け初めての合宿勉強会となりました。 会場は町田駅ロータリーにあるパリオ町田で実施しました。 バス停前と言う事と、コンビニや飲食店がたくさんある、これ以上無い便利な会場です。会場もとても綺麗でした。 多くの生徒さんが、受付開始時間より早めに到着していました。とても良い傾向ですね。受験でも試験会場には余裕を持って到着しましょう。実際に合宿勉強会でも、腹痛でトイレに駆け込む生徒さんや、忘れ物をしていた生徒さんがいました。 早めに到着すれば対応出来ることもありますが、ギリギリ到着すると対応出来ませんからね。 さて、実施したメニューは受験直前(3週間前)ということで、各教室で実施している数学・理科の過去問演習に続き、英語・国語・社会の過去問演習及び、各科目の得点アップのポイント解説を行いました。特に難しい社会は、得点して欲しい大問1〜3を中心に解答解説も行なっています。 (英語) ・英語は、リスニング問題が20点、それ以外の大問で80点という構成になります。リスニング試験は、進め方の日本語解説が放送されている間にやるべきことを説明しました。この一瞬のタイミングで準備しておけば、放送にも余裕を持って対応出来ます。 ・大問2以降は、会話文と長文問題になります。難しい単語は注釈があるので、まずはそれをしっかり確認し、本文に日本語訳を転記すること、会話文は登場人物ごとに区切って、内容を把握しやすくする。選択問題の解答はカッコや四角の前にあるので、そこから単語をピックアップすれば、必然的に選択肢は絞られることなどを説明しました。 ・長文も同様に、様々な都立問題特有の読解ポイントを説明しました。読解のポイントをきちんと把握し、過去問演習するのと、そうでないのでは大きく得点が異なってきます。合宿勉強会だけでなく、自宅でもしっかり回数をこなして下さい。 (国語) ・国語は、漢字20点、選択問題70点、自由作文10点という構成になります。都立の漢字の問題は比較的簡単ですが、止め・跳ねがきちんと書けていない生徒さんが多かったです。これは重要な採点のポイントなので、何度も繰り返し注意事項として伝えましたが、長年染み付いた字の癖はなかなか改善しません。誤答判定された生徒さんは、きちんと意識して筆記して下さい。 ・選択問題は70点と非常に大きな配点となります。選択問題にアプローチするコツを細かく伝えました。国語は他の科目と比べて平均点が高いので、絶対に選択問題は得点しなければなりません。感覚的に取り組むのではなく、伝えたコツをしっかり実践して、確実に得点してください。 ・自由作文も、記述のパターンが決まっています。そのパターンを理解し、まずは見本解答例を写す練習をし、自分なりの解答を作成しましょう。これも練習しなければ全く得点出来ませんので、時間を割いて取り組んで下さい。 (社会) ・社会は本当に難しいですね。大人が解いても、基本的な地理・歴史・公民の知識が無いと、ほとんど解けないと思います。知識を複合的に組み合わす問題が多いので、基本的な一問一答はきちんと分かっていて当たり前。その上で考えていく問題がほとんどです。つまり、対策の時間がそれだけ掛かると言うことになります。 ・大問2と大問4はすでに冬期講習で実施済み(過去5年分)ですが、その内容を忘れていた生徒さんも多かったのが課題です。まずは大問1から4の得点率をあげていくのがポイントです。会場で説明したように、問題の指図や設問をよく読めば、正しい選択肢のヒントになる単語や用語が散りばめられています。まずは明らかに違う選択肢を消去し、絞り込んでいきましょう。 以上お伝えしたように、都立の問題の理解・得点をあげていくのは本当に大変な道のりです。3年生の秋から勉強を始める・・そういった時間軸ではなかなか対応が難しいので、本当に1年・2年からの学習の積み重ねが重要と感じました。 今週末も合宿勉強会が実施されますので、引き続き頑張って取り組んでいきましょう。自宅での学習時間もしっかり割いてくださいね。