大学推薦入試「出願書類でよくある疑問」Part2「出願書類に大学卒業後の進路って書いていいの?」|総合型選抜・推薦型選抜|KOSSUN教育ラボ
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KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。
今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part2」の解説をします。
【出願書類でよくある疑問Part2】
「出願書類に大学卒業後の進路って書いていいの?」
志望理由書の中で大学卒業後の進路について触れても構いません。
文字数が長めの志望理由書であれば、それも十分に可能でしょう。
その場合、次の3点に留意してください。
①必ずしも既存の職業でなくてもよい
②具体的な企業名を出すのはNG
③起業、大学院進学と安易に書かない
①について、無理に「医者」や「銀行員」など、具体的な職業を書く必要はありません。
「どのように社会で活躍したいか」といった思いを綴る形でも構いません。
また、これまでにない新たな職業を自分で作って書いてみてもいいでしょう。
②について、「株式会社○○に入社したい」といった特定の企業名を挙げるのはあまり好ましくありません。
入社したいなら、大学進学ではなく、すぐにでも入社選考に応募した方がよいと思われるからです。
大学は「就職予備校」ではないと肝に命じておきましょう。
③について、決意のない文章は軽くみられます。
何となく「起業したい」と書けば評価されるだろうと思っている人がいますが、これは実に安易な考えといえます。
起業と書くからには、少なくとも「目的意識」と「計画」くらいは明確にしておく必要があります。
また、大学院進学についても同様です。
昨今、大学卒業後は大学院に進学したいという人も以前と比べて増えてきたように思いますが、間違っても大学院は、就職したくない人の溜まり場ではありません。
卒業後、大学院に進学する道を選ぶ人は珍しくない今の時代だからこそ、ただの大学院進学と書くのでは、相手に響きません。
大学院でどのような研究成果を残したいのかまでしっかりと記してください。
加えて、他大学の大学院に進学を希望する際は注意が必要です。
国内外問わず、外部へ出ることはあまり歓迎されないと思っていた方がよいでしょう。
「具体的な会社名はNG。必ずしも希望の職業を書く必要はない」
次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part3」を解説します。
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