【立花ゼミ】ファクトチェック!
こんにちは、 尼崎市にある1中学校専門塾、立花ゼミナールです! 「○人に送らないと不幸になるよ」 「今すぐこのURLをクリックして!」 「これは本当にあった怖い話です…」 こんなメッセージ、LINEやSNSで見たことありませんか? 今の子どもたちは、スマホやタブレットを通して、 私たち大人が想像する以上の情報に毎日触れています。 その中には、「チェーンメール」と呼ばれる、 不安をあおったり、ウソの情報を広めようとするメッセージもたくさんあります。 今回は、親子で一緒に挑戦できる「チェーンメール判別クイズ」をご紹介します。 正しい情報の見分け方を学んでみましょう! チェーンメール判別クイズ(全5問) Q1:「もしこのメッセージを10人に送らなかったら、あなたに不幸が訪れるかもしれません。 子ども:「ちょっと怖いけど、送った方がいいのかな…」 あなたならどうする? A. すぐに10人に送る B. 送らないで無視する 【正解:B】 これは昔からある典型的なチェーンメール。 何も起こりません。人の不安や恐怖を利用して拡散させるのが目的です。 Q2:「このアカウントは停止されています。URLをクリックしてログインし直してください。」 子ども:「アカウントが消えるって書いてある!急がなきゃ!」 A. とりあえずクリックしてみる B. 親に相談してから確認する 【正解:B】 URLをクリックさせて、個人情報を盗む詐欺やウイルス感染の可能性あり。 **「急いで」や「今すぐ」**などの言葉も要注意! Q3:「○○というお菓子には発がん性物質が入ってる!絶対食べちゃダメ!」 子ども:「おばあちゃんに教えなきゃ…!」 A. みんなに知らせる B. 情報の出どころを調べる 【正解:B】 食べ物や健康に関する話はデマが多いジャンルです。 テレビや信頼できるニュース、厚生労働省の発表などで確認が大切。 Q4:「○○小学校の近くで不審者が出たそうです。本当なら拡散希望です!」(画像付き) 子ども:「写真もあるし、本物っぽい…」 A. とりあえずシェアする B. 写真の出どころを調べる 【正解:B】 画像が本物=情報も本物、とは限りません。 チェーンメールの多くは、本物の写真をウソの文脈で使うことがあります。逆検索なども有効。 Q5:「○○ちゃんが言ってたけど、△△先生って、去年どこかの学校で問題起こしたらしいよ」 子ども:「信じていいよね?」 A. 友達の言うことだから信じる B. 一緒に調べて確認する 【正解:B】 「誰が言ってたか」ではなく「何を言ってるか」が大事。 友達からの情報でも、必ず事実確認をする習慣を! 結果発表! 5問正解:ファクトチェックマスター! → 子どもと一緒に情報を見極める力がしっかり身についています! 3〜4問正解:あと少し! → 不安になった時こそ、一度立ち止まって確認を。 0〜2問正解:ちょっと危ないかも… → 今日から少しずつ、“調べてから信じる”習慣をつけていきましょう! 親子で一緒に“疑う力”を育てよう チェーンメールは、大人でも引っかかることがあるほど巧妙です。 だからこそ、子どもに「気をつけてね」と言うだけでは不十分。 「どうやって見分けるのか」 「本当かどうかを調べる方法」 「信頼できる情報源とは何か」 こうしたことを、親子で一緒に考える時間が、将来子どもを守る力になります。 スマホを渡す前に、考える力を育てよう スマホやSNSを安心して使うためには、アプリの使い方よりも大切なことがあります。 それは、**「情報の真偽を見極める力」**です。 「信じる前に、ちょっと立ち止まって考えてみよう」 そのひとことが、子どもたちの未来を守る第一歩になります。
