【豊中第9ゼミナール】過冷却に塾生大興奮!
こんにちは!豊中市にある豊中第9ゼミナール塾長の今後です! そうなんです。塾においてある冷蔵庫があるんですが、、、 これが水を凍らせてしまうのです笑 不便な部分はあるのですが、ある現象の実験ができるちょうどいい温度に水を仕上げてくれるので、先日、授業の間の休憩で皆に見せてあげました。 そう、それは 「過冷却」という現象です。 過冷却とは、液体が本来の凍結温度を下回っても凍らずに液体のままでいる現象のこと。つまり、凍るはずの水が、温度が下がりすぎてもまだ凍らない、という不思議な状態になります。これが、ちょっとした刺激で一気に凍るという、面白い現象なんですよ! 「過冷却」と聞くと、少し難しい言葉に感じるかもしれませんが、実際に目の前で見て、体験することで、塾生たちは「理科ってすごい!面白い!」と感じてくれたと思います。実際に水を触ってみたり、ちょっとした刺激を与えてみたりすると、あっという間に凍って、塾生たちはその瞬間に大興奮。まるで実験室にいるかのような楽しさでした。物質って不思議ですね。 ここで、お水のお話をもうひとつ。 「お湯と水、どちらが先に凍るか?」という疑問に対してみなさんどちらだと思いますか? 水の方が温度が低いから水!と答えたくなるところですよね。 実は冷たい水よりも、温かいお湯が先に凍ることがあるんです。 「ムペンバ効果」と呼ばれている現象です。 どうしてこんなことが起きるのかは、まだ完全には解明されていないんです。温度差や水の蒸発、気泡の影響などが関わっていると言われています。身近な存在の水に未知な部分があるなんて本当に不思議ですね笑。 この話をした時、塾生たちは「ほんとうに?」と半信半疑。でも、これは実際に実験してみないとわからないので、また機会があれば、今度お湯と水を使った実験をしてみようかと思います。 こうやって、理科の授業や勉強が、普段の生活や遊びの中で興味深く結びついていくのが、学びの楽しさだなと実感しました。 それにしても、塾の冷蔵庫がこれほど冷えているとは、最初私もびっくりしました(笑)。でも、こんなちょっとした「ハプニング」が、塾生たちの好奇心を引き出し、学びのきっかけになったことが嬉しいです。9ゼミでは、勉強だけでなく、こういったちょっとした発見や実験を通して、理科に興味を持ってもらうことも大切にしています。 もちろん、勉強の基本はしっかりやることですが、理科の面白さを感じてもらうためには、こういった「楽しい学び」が欠かせません。普段の授業の中では、物理や化学の難しい理論も扱いますが、このように日常の中で簡単にできる実験や発見を通じて、理科の楽しさを感じてもらうことが、塾生たちの学びに対するモチベーションをぐっと高めてくれるんです。 これからも、9ゼミでは授業の合間に、休憩時間に、塾生たちが学びを楽しむことができる環境を大切にしていきます。理科の授業も大事ですが、遊びながら学ぶことができる「遊び心」のある学びも、今後の成長に繋がると信じています。 それでは、次回のブログもお楽しみに!また面白い出来事があったらお知らせしますね。
