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昨日blogに書いた「地球史マップ」ですが、Xでblogの更新をお知らせしたら, ナショナル・ジオグラフィック社の方からReply頂きました(笑)。           昨日も寝る前に少し読書しました。   面白かったのは、「人類の進化」です。   出典:名古屋大学大学院 門脇誠二研究所 https://www.num.nagoya-u.ac.jp/outline/staff/kadowaki/laboratory/research/human_evolution.html   人類の進化は複雑で、ホモ・サピエンス(現在のヒトに繋がる人種)が約20万年前にアフリカに出現したあと、約6万年前にユーラシア大陸に拡散し、ホモ・サピエンスより先に住んでいたネアンデルタール人と交替しながら、現存する唯一のヒトになったというのが定説です。   しかし、新たな研究も発表されており、ホモ・サピエンスがアフリカから誕生しただけではなく、ユーラシア大陸でネアンデルタール人等と共通した祖先から分岐した可能性など、新たな研究成果も出てきています。   なぜネアンデルタール人や、その他の人種(デニソワ人など)が絶滅したかには諸説ありますが、生殖能力や言語能力の差があったと言われています。その他、文化的な違いや組織力の違いなども影響しているようです。   ただ、そもそも当時の人類は数万人規模(5万人)でしか存在しておらず、ネアンデルタール人やその他の人種が絶滅したと言っても、何らおかしな話では無いこと が分かります。 それから生き残ったホモ・サピエンスは、昨年80億人を超える人口になりました。     当時の推定人口の15,000倍以上になったわけであります。特に、この100年での人口の伸びは驚異的です。これだけの人口増加は、世界的な食料やエネルギー問題に繋がっています。     2050年には100億人近くまで伸びる予測がある一方で、日本を初めとした多くの先進国では少子高齢化になっており、これから人類はどういった変化を果たしていくでしょうか。

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昨日、帰宅後に購入した「地球史マップ」を少し読みました。   寝る前だし、疲れているから10ページ位だけにしておこうと思いましたが、結果的に50ページほど一気に読んでしまいました。 地球誕生の歴史、人類の地球の観察史、地球の構造を織り交ぜながら解説しており、飽きること無く読むことが出来ます。小学生には少し難しいですが、理科好きな中学生位であれば読めるかなと思います。     発行元の日経ナショナル ジオグラフィックから画像をお借りしましたが、ビジュアルがとても美しく、このビジュアルもインターネットからダウンロード出来る仕組みになっています(但しフランス語。元々フランスで出版された書籍のようです。)。   今までのところで印象的だったのが、画像にもある「地球中心説」と「太陽中心説」の話です。「地球中心説」つまり「天動説」と呼ばれるもので、宇宙は「地球を中心」として動いている考え方です。 古来からずっとこの考え方が信じられてきました。様々な学者の研究や観測記録により段々とこの説は否定されるようになり、16世紀になり有名なコペルニクスが「地動説」を唱えます。その後、さらにその証拠が揃い始め、「天動説」は完全に否定されます。 しかし、この「天動説」に基づいてガリレオ・ガリレイが宗教裁判で罰せられてから、400年後にようやくカトリックが公式に地動説を支持したのは21世紀に入ってからのことでした。単なる地球や宇宙の動きの話ではなく、宗教観も関係し、多くの人達の人生を左右してきたわけです。こういった話を含め様々な視点で情報を知ることが出来るのが、この書籍の良いところだなと思いました。 昨日「地球史マップ」を読んで、やはり読書は大切だなと痛感しました。特にこういった図鑑系の書籍は、一つのテーマに対し、多用な視点の情報を知ることが出来るのが良い点です。最近はネット検索が中心となり、特定の情報を断片的に見てしまう傾向があるので、こういった俯瞰して物事を知ることにも時間を割いていきたいですね。 話は変わり、昨日とても危険だなと感じたニュースがありました。   激辛チップスに潜む危険性 昨年は米で死亡事故も 水を飲むのは逆効果 有効なのは乳製品 https://www.sankei.com/article/20240716-BUN2F6SFJVHBTNF4XUL3WQNOXY/ 私も20代の時に、渋谷にある某有名ラーメン店で激辛ラーメン食べて体調不良になり、それ以来一切激辛料理は食べないようにしています。 食べたその日はお腹を下し、なんとか自宅に帰ったものの汗が止まらず咳き込んで、一晩寝ることが出来ませんでした。 上の記事を見ると、大量の水を飲んでいたので逆効果だったのですね。しかし、その瞬間は牛乳を飲むという発想は湧きませんでした。 人それぞれカプサイシン(唐辛子の成分)に対する耐性は異なるので、私は基本的に低いと認識しました。 子どもたちは「激辛スナック」が好きで食べているというよりも、面白半分で食べている人が大半でしょうし、中には死亡事故に繋がるような場合もあるので、「人には勧めない・勧められても食べない。」ということが原則かなと思います。 各ご家庭でもお子様たちにその旨伝えていただけると幸いです。 ちなみに、激辛チップスを食べて搬送された子ども達を診察したお医者さんがSNSに登校されていましたが、食べたのは朝で、体調不良になったのは昼を過ぎてからとのことでした。 胃の中に残った成分が悪さをしたのかもしれませんね。 アメリカではYoutuberが激辛チャレンジし、死亡事故も起こっています。いずれにせよ、こういった極端な食べ物は避けるべきかなと思います。

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現地時間13日(土)、アメリカのトランプ前大統領が銃撃されました。 (出所:読売新聞) 幸いにもトランプ氏は耳に負傷を負ったもののの、命に別状は無く助かりました。一方で、演説会に参加していた方がお亡くなりになられました。御冥福をお祈りいたします。 銃弾があと1,2センチずれていたら、おそらくトランプ氏も危なかったですね。犯人はシークレットサービスの狙撃犯の射殺されたとのこと。 事件の背景や詳細は各種ニュースに譲るとして、事件がおきたペンシルベニア州はどういったところでしょうか? 場所としては、首都ワシントンDCの北側で、ニューヨーク州の西側に位置します。     日本製鉄が買収に名乗りを上げて話題になったUSスチールの本社がある地域になります。大リーグでは、フィラデルフィア・フィリーズの本拠地です。   2学期中間テストの社会の時事問題で出題される可能性があるので、生徒さん達はトランプ前大統領のフルネーム・ペンシルベニア州の名前や場所などを覚えておきたいところです。     トランプ前大統領がなぜペンシルベニア州で演説会を行ったかと言うと、この地はアメリカ大統領選挙で激戦州の一つとなる州だからです。     要は共和党と民主党の支持率が拮抗する場所ということになります。     アメリカ大統領選挙は伝統的に、北東部や西海岸が民主党の地盤(党のイメージカラーから、ブルー・ステートと呼ばれる)で、中西部や南部が共和党の地盤(同様にレッド・ステート)とされており、下の地図でピンク色の場所がスイング・ステート(別名パープル・ステート)と呼ばれる支持が拮抗する激戦州になります。   大統領選挙で勝つためには、各州の大統領選挙人(アメリカ大統領選挙は間接選挙です。)を確保する必要があるので、このスイング・ステートでの演説会やイベントが増えるということになります。     アメリカ大統領選挙の仕組みを分かりやすく https://www.asahi.com/special/visual/us-election1/     このペンシルベニア州は、人口が約1,300万人(全米第5位、東京より若干少ない)の大きな州になります。前回の大統領選挙で、現職のバイデン大統領がこのペンシルベニア州で勝利し選挙人を獲得したことで、大統領選挙の結果が決まりました。   つまり、それだけトランプ前大統領としても力を入れざるを得ない地域だったということが分かります。     大統領選挙の仕組みや、二大政党制は高校受験でも出題されますので、今回のblogの内容も各ご家庭でお話頂ければ幸いです。

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13日(土)は夏休み前作文練習会を実施しました。 受験生の皆さんに集まって貰い、     ①受験作文の目的 ②作文と小論文の違い ③作文用紙の使い方 ④見本作文の書き写し   このような流れで取り組んでもらいました。   みんな真剣に取り組んでくれて良かったと思います。作文は最近書く機会が減少しており、作文用紙の使い方は小学校以来始めて聞くという生徒さんも多かったですね。 また、小学校生はOKなルールでも、中学生や受験作文ではNGなルールもあることを理解してくれたかなと思います。   さて、共通する課題としては皆さん「字が全体的に薄い」ということです。 採点官は多くの作文を見ていきますので、小さく薄い字では「読みづらい」と感じてしまい、前向きな採点が出来なくなります。   大きく濃い字で「丁寧」に書く必要があります。   作文は鉛筆のほうが濃くしっかり書けますので、作文用に鉛筆を3本用意しておくように伝えました。 1本だと折れてしまったら使えなくなります。   また、前半と後半で鉛筆を交換して、字の太さを統一すると読みやすくなるでしょう。そういう意味での3本となります。試験当日は、しっかり削っておいて下さい。   なお、8月10日前後に昨年度(令和6年度)の都立過去作文テーマが発表されるはずです。東京都教育委員会HPに掲載されます。 ※例年8月10日前後   作文練習会に参加された生徒さんには、9月6日(金)を締切として令和6年度の志望校のテーマに取り組んでみて各教室に提出してもらように伝えています。     私立の生徒さんも、昨年度のテーマが各学校発表(HPや説明会)していると思います。不明な場合は学校に確認して頂ければと思います。作文が無い私立の方は、テーマを設定しますので各教室までおたずね下さい。 提出方法は、作文用紙(400字)に筆記して頂き各教室までご提出下さい。   ※練習会に参加した生徒さんには、400字作文用紙を数枚配布しています。

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明日は受験生の夏休み前作文練習会です。 残り枠は12:30開始の枠のみとなります。 お申し込み忘れはございませんでしょうか? 作文の習得は非常に時間が掛かるので、今のうちから時間を掛けてしっかりレベルアップしていきましょう。   なお、参加される方は、 ①筆記用具 ②開始5分前集合 ③服装は自由 ④教室は木曽教室 です。   場所、参加時間の間違えが無いようにお願いします。 さて、今日は理科分野のお話です。 よくハリウッド映画で、地球に巨大隕石が近づいてきて、その落下をアメリカ中心の防衛隊が防ぐ…というようなパターンがあります。 「あり得ない!」と思っている人も多いかと思いまずが、実際に巨大隕石は落下したことがあります。 巨大隕石が地球に落下したのは、約6,500万年前に「惑星キラー」と呼ばれる直径10kmの小惑星が地球に衝突し、ユカタン半島沖のメキシコ湾に直径200メートルの「チチュルブ・クレーター」が出来たことが、地球史の中で最大の隕石(惑星)落下です。   https://forbesjapan.com/articles/detail/24920?module=article_related チチュルブ衝突と呼ばれるこの衝突により、恐竜を含む当時地球上に生息していた全生物の75%が絶滅したとされます。それ以来、地球に巨大隕石は落下していません。   では、なぜ地球に隕石が落ちてこないのでしょうか?   それはいくつかの理由がありますが、 ①多くが大気圏で燃え尽きている。 ②地球の近くに、地球より直径が11倍大きい木星があり、その引力に引き寄せられる。※下のイラストで、地球の二個右側が木星です。 太陽から右に、水星、金星、地球、月、火星、木星、土星、天王星、海王星(受験生は暗記!) ※月は地球の上の小さいものです。 このような理由から、大きな隕石が落下してこないそうです。   ちなみに、2023年には直径数十メートルの隕石が木星に衝突し、もし地球にこの隕石が来ていたらどうなっていたか?と考えると、恐ろしい感覚になります。   隕石の落下速度は秒速2〜10kmだそうです。 拳銃の何十倍もの速さなので、避けることはほぼ不可能でしょう。   では仮に6,600万年前の惑星キラーと同じように、地球に小惑星が近づいてきたらどうなるのでしょうか? 科学者達は真剣に議論していて、地球の周回軌道上にある小惑星を調査し、小さい惑星であれば現代の技術を持ってすればロケットや核兵器を用いて破壊は可能と分析しているようです。 しかし、惑星キラーより大きな惑星となると、現代の技術では避けることが出来ないようです。   衝突のエネルギーによって300℃の熱を持つ衝撃波が発生し、全大陸の広い面積で火災が発生すし、火災による煙は、塵や水蒸気とともに上層大気に厚い雲を形成し、地表に届く太陽光が大幅に減少します。 その結果、気温が数十年間下がり続け、植物の生育が難しくなり、飢饉が地球規模で蔓延するとのシミュレーション結果を出しています。 それに、これだけの人間が避難するシェルターもありません。 約7万4,000年前に、インドネシアで大規模な巨大大噴火がありましたが、この時も地球規模のは快適な気候変動で多くの人が亡くなったそうです。しかし、アフリカやインド方面で人類は生き残り、今があるそうです。   昨日、「先生、理科に興味を持つ方法を教えて下さい!」という生徒さんがいたので、自分たちが住む地球を起点に調べ物してみると、少し面白みがでてくるかな?と思い、今日のblogを書きました。 ところで、先週多摩センターの有隣堂書店で下記の書籍を見つけました。値段が高いので購入を躊躇してみましたが、やはり欲しいので今週末書いに行こうかと思います!   https://amzn.asia/d/08O5SNKo   もう1冊気になっている本はさらに高いですが、こちらも面白そうです。 https://amzn.asia/d/0eT42aHC

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7月上旬の数学の学習ですが、中学3年生は現在二次方程式、中学2年生は一次関数、中学1年生は文字式の計算を進めている生徒さんが多いです。   今日は中学2年生の一次関数について少し書きたいと思います。 一次関数は小学校4年生の「ともなって変わる(教科書により多少の名称の差があります。)」から始まり、中学3年生で二次関数となります。 高校以降も関数は続き、数学を学習している以上絶対に無視出来ない単元です。 中学2年生にとっては、2学期数学のメインの単元になるわけですが、この単元を苦手にする生徒さんが近年非常に増えており、学校によっては2学期の平均点が30点代になることも珍しく無くなりました。 ちなみに、全国の学習塾の先生のSNSによると、2学期どころではなく、1学期の時点で平均点が40点代に突入した学校も多数あり、基礎計算から深刻な状況であることが分かります。   一次関数に話を戻しますが、関数とは片方の値(Xの値)が決まれば、もう片方の値(Yの値)が決まることを指します。 この2数の関係値が「比例」なのか「反比例」の関係にあるのが中学1年生までで、中学2年生からは、新たな要素が増えてきます。二数の関係が、「一次式に比例」・「二次式に比例」と増えていくわけです。 文章で考えたり、グラフで考えたり、さらに方程式の計算が理解出来ていないと関数は解けないため、まさに数学の様々な要素を理解している前提で学ぶ単元と言えます。 だからこそ、なんとか夏休み終了までに関係する基礎要素の復習を終わらせたいのです。 関数が苦手な生徒さんには共通点があります。それは小学校の分数の考え方が苦手ということです。 分数の計算自体がある程度出来ても、分数的な考え方が分からないまま来ている生徒さんが特につまずきます。   関数を理解するために必要な「変化の割合(グラフの傾き)」の計算も、基本的には分数の考え方に立脚します。 一次関数が出来ないと、3年生の二次関数にも影響がでますし、入試で関数の問題が出題されない数学の受験問題もほとんどありません。   現実的に中学1/2年生で分数の概念や考え方、関係する単元(割合、速さ、濃度、比例・反比例など)が分からない生徒さんは大変多いです。   ちょうどコロナ禍の初期段階で小学校4/5年生だったので、オンラインでの授業だったり、演習を重ねていなかったりしたことが原因の一つです。     「うちの子も同じだ!」と思った保護者様は、非常に深刻な課題と捉えて頂き、優先順位を一番にあげて改善活動に取り組んで下さい。それなりに時間が掛かる作業ですので、1日でも取り組みは早いほうが良いですね。  

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夏期講習の準備でバタバタしております。 日程の調整・科目の設定・個人スケジュールの作成など、ミスがあってはいけないので、何度もチェックしながら進めています。   個人スケジュールが完成した方から、コンビニお支払い用紙と一緒に配布させていただきます。個人スケジュールは速やかにチェックして頂き、もし間違え等がございましたら、お手数ですが教室までお知らせくださいませ。 これから申込をされる方は、各教室からの満席日程のお知らせにご注意下さい。     さて、昨晩素晴らしいニュースを目にしました。 ネオジム磁石を開発した佐川眞人さんが、欧州発明家賞を受賞されたとのことです! 佐川博士は、2022年には“工学界のノーベル賞”といわれるエリザベス女王工学賞を受賞、次期ノーベル賞の候補として注目を集めています。   「欧州発明家賞」に佐川真人(佐川眞人)氏 最強の永久磁石、技術進歩に貢献 https://news.yahoo.co.jp/articles/79e7bd6cbebbf024cb8bc062139088db82d89eb4   素晴らしい受賞おめでとうございます。   ネオジム磁石は、私達の身の回りで使われていない製品を探すほうが難しい製品です。 家電製品のモータ(冷蔵庫、エアコン、扇風機、洗濯機など) スマホ・オーディオ機器 エレベーター MRI(病院の画像検査機器) ABS(車のブレーキシステム) ハイブリッドカー・EVカーのモーター など   1982年に開発されたネオジム磁石ですが、その後この磁石を利用した商品・製品が世界中に広がりました。   そういう意味では佐川博士が実現したことは、「世の中の流れを変えた」わけです。   下に佐川博士のインタビューがありますが、「自分の頭で考え抜く。」といことばに共感しました。 https://www.material.tohoku.ac.jp/interview/#:~:text=%E4%BD%90%E5%B7%9D%E7%9C%9E%E4%BA%BA%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%80%82,%E3%82%92%E3%81%8A%E5%B1%8A%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82   日本社会はこれから益々変化が激しくなると思いますが、一人ひとりが考え抜いて、そしてその中から生まれてくるものを共有し協力することで、きっと世の中は変わっていくと思います。

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毎日、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。 特に受験生は、受験期のカリキュラムをどんどんやりこなしていく必要があります。 通常の学習だけでなく、面接や作文・集団討論の練習を進めていく必要があります。 先週末は面接練習会を実施しました。皆さん、初めてにしては良く出来ていましたね。 今週末7/13(土)は受験生の作文練習会を実施します。 作文用紙の使い方や、記述上の注意点を説明し練習します。 近年の傾向として、字が小さく・薄い生徒さんがとても増えているので、まずは「大きな字で濃く・丁寧に」書くことが最大のハードルです。 実は、こちらも近年の傾向ですが、小学校でも中学校でも作文を書く機会が激減しており、作文用紙の使い方もほぼ忘れている・知識が無い状況からスタートするとお考え下さい。 そういう背景もあり、面接以上に作文の練習はステップを踏んでいく必要があります。 作文や小論文の中身の充実は、作文用紙の使い方や書き方の次のステップです。都立高校と言っても、学校ごとに全くテーマが異なりますので、志望校に合わせた作文・小論文を練習していく必要があります。   例えば「学校生活」に関係する作文テーマが多い学校と、「社会問題」に関係する小論文テーマが多い学校を志望校として同時に考えることは少し難しいということになります。   過去のテーマ検索はこちらから https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/index.html 夏休み前の段階では、そこまでの練習はしないので大丈夫ですが、夏休み明けからの練習は、志望校別に練習するテーマが異なってきますので、出来れば夏休み中にある程度志望校は絞りたいところです。 但し、当然受験前になり志望校の調整・変更が入る場合があります。「内申点が足りなかった。」「生徒さんの気が変わった。」など、様々な事情があります。 その場合は、出来るだけ早く練習の中身を切り替えるしかありません。ただし、作文と小論文を入れ替えるのは結構難しいので、作文は作文、小論文は小論文の入れ替えのほうがベターです。 作文練習会のお申し込みがまだの方はどうぞお急ぎ下さい。   12:30開始の枠と17:30開始の枠が人数的に比較的サポートしやすいので、こちらを中心にお申し込み下さるとありがたいです。 https://airrsv.net/selmomachidakiso/calendar

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今日は、保護者の皆さんに知って頂きたい情報を二つ書きたいと思います。 まず、この2つに共通するテーマは、不登校対策に関するニュースです。 不登校は、町田市はもちろん、全国的に大きなテーマとなっており、特にコロナ禍以降顕著です。   文部科学省が昨年公表した調査によると、   小中29万人、不登校児童生徒数が過去最多に 文科省調べ https://www.sentankyo.jp/articles/2ee12fc6-a856-4cb5-a230-026803c5bcc2   全国で約29万人の小中学生が不登校となっており、前年度から22%も増えたとのことです。グラフを見ると、その急激な増加に驚かされます。   あくまでも、一定の基準を超えた不登校の生徒さんの数ですから、その基準には至らずとも、ランダムに学校を休む生徒さんも含めたら、実際はより多くの人数になるものと思われます。   そういった中で、不登校に関するニュースが2つ気になりました。 まずひとつめです、   戸田市「AIで不登校予測」、9割の学校が「信頼性高い」と評価するも残る課題 「ダッシュボード」連携で教育データ活用を推進   https://toyokeizai.net/articles/-/761493?twclid=279nae7is7w7b1u9hoagsmkm1h   埼玉県戸田市で、データを活用しAIモデルを構築することで、子どもたちのSOSを早期発見、不登校を防ぐというものです。 今までは先生たちの経験則・報告をベースに対応していたものを、データで精度高く予測出来るこの取り組みの意義は大きいと思います。   一方で、この記事にある通り、データの鮮度や、データの更新が手作業であるなど、課題も沢山あるようです。ただ、いずれも解決可能な課題と思いますので、より良いモデルになり、全国に横展開出来ると良いなと思いました。 二つ目は、我が町田市の取り組みです。   学びの多様化学校の設置について https://www.gikai-machida.jp/voices/GikaiDoc/attach/Gk/Gk6241_56gou.pdf   町田市の不登校は、この5年間で小学生が2.6倍、中学生が1.5倍と急増しています。   おそらく多くの保護者さんが実感をされていることかと思います。我々も、不登校になられた生徒さんの学習相談が増えていることを実感しています。   この多様化学校は、様々な事情で在籍校に通うことが難しい生徒さんを、新たな環境で再チャレンジすることを支援する仕組みです。 今も町田市教育センターに「けやき・くすのき教室」という仕組みがありますが、どうしても多学年混合でのサポートになったり、カリキュラムが在籍校とは違うので、学習面で不十分という課題がありました。   それを改善するのが多様化学校です。   しかし、この多様化学校にも課題があります。   町田市の場合は、一旦多様化学校候補地(南成瀬小学校)の空きが出るまで、現在の教育センター内で2025年度から運営が開始されます。 しかし、この教育センターのせよ、南成瀬小学校にせよ、非常に広い面積をほこる町田市各所から通うのは、生徒さんひとりでは困難な場合が多いと思います。保護者さんや周囲の送迎協力が欠かせません。   南成瀬となると、相原や小山など北の方の方は送迎したとしても、往復で1時間以上掛かるのではないでしょうか。   せめて、最低でも北部・中央部・南部と3箇所位あると良いなと思いました。   場所、教師、スタッフ、給食、予算、その他様々な要因があるので、そう簡単にことは運ばないかもしれませんが、是非多様化学校の拡充があると、救われる生徒さんも多いのでは無いでしょうか。

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昨日6日(土)は…怒涛の一日でした。 朝イチで、鶴川教室で中学2年生の生徒さんの体験授業を実施させて頂きました。   終了後木曽教室に移動し、中学3年生の面接練習会(2時間×4セット)、合間に中学3年生の方の新規お問い合わせの対応をさせて頂きました。   あっという間に一日が終わりました(笑)。私も疲れましたが、初めて面接練習をした生徒さんたちも、どっと疲れたようですね(笑)。初めてなので仕方有りません。普段使わない気を使いますからね。   さて、その面接練習会ですが、昨日は夏休み前の練習会ということで、まずは「身だしなみのチェック」「基本的な所作の習得」を行いました。   まずは生徒でペアを組んでお互いの身だしなみをチェック表に従って採点しました。   面接では、何よりも第一印象を上げる必要がありますが、有名な「メラビアンの法則」に従い、視覚情報を上げていきます。     その入口である身だしなみは、自分では問題ない思っても、相手からするとだめな場合があります。 面接相手は、初めて会う高校の先生です。普段、皆さんのことは知らない相手なので、とにかく清潔感のある身だしなみが重要です。 また、視覚情報の次は、聴覚情報です。明るく・はっきり・大きな声で情報を伝えましょう。 昨日参加された生徒さんの課題として多かったのは、   (髪の毛・髪型) ①髪の毛がボサボサで、整っていない。主に男子生徒さんです。 → 面接1週間前には、散髪・美容院に行きましょう。 ②長い髪の毛をくくっておらず、お辞儀すると髪の毛が邪魔になる。主に女子生徒さんです。 → ゴムバンドやピンで髪の毛をセットしましょう。   ③イラストにあるように、なるべくおでこを出して顔の肌色の面積を増やしましょう。明るい印象を与えます。 (制服) ①白いカッターシャツの下に、濃い色の肌着を着ていて透けている生徒さん。 → 透けない色に変えましょう。   ②ズボンやスカートがシミがあったり、しわくちゃな生徒さん。 → 試験1〜2週間前にはクリーニングに出し染み抜き、以後はきちんとアイロンをかける。   (靴・靴下) ①ショートソックスの生徒さん。 → 面接ではショートソックスは履きません。特に、男子生徒さんはズボンが短くなっているので、座った時に足首が見えてしまいます。   ②泥汚れのある靴の生徒さん。 → きちんと事前に洗う、磨くなどの対応が必要です。   他にも様々留意点はありますが、上記は誰でも改善出来るポイントなので次回の練習会では絶対に対応してきてください。 次に、所作の練習です。 昨日は初めての中、皆さん一所懸命頑張って取り組んでくれました。   課題としては以下の通りです。 ①まずは何よりも笑顔で、しっかり声を出すこと(大声である必要はありません)です。緊張で顔が固くなってしまう生徒さんが多かったですが、初回なので仕方ないです。自宅でも笑顔で話す練習をしていきましょう。また、声はしっかり出さないと相手は聞こえませんので、頑張って声を出していきましょう。   ②落ち着いて、ゆっくり話ましょう。初めて会う人は、皆さんの声を聞き取りづらいものです。特に、男子生徒さんは声が低いので、ゆっくり話すことで、相手に自分の話す内容を聞き取ってもらいましょう。   ③その他、着座姿勢・手の位置・歩き方・お辞儀の方法・お辞儀の長さなど、様々な点を説明・指導させてもらいました。 受験のライバルで、この時期から面接の練習をしている生徒さんはほとんどいないと思います。 そういう意味では皆さん、一つ有利な位置に歩みだしたので、ここで立ち止まらずどんどん先を行きましょう。受験は先行逃げ切りが圧倒的に有利です。それは勉強も同じです。夏期講習で思い切り勉強し、やるべきメニューをどんどんこなしていきましょう。   次のステップは想定問答の作成です。9月以降は中間・期末テストの勉強で忙しくなるので、8月末までに作成を進めていきます。中学3年生の生徒さんにはフォーマットを送ります。記入見本もあるので、しっかり取り組んでいってください。

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