2024年度第1回英検(6月1日実施分)について、過去問と難易度を比較しました。今回は5級・4級・3級編です。
著作権の関係で具体的な問題内容について記述できませんが、2024年度第2回に向けて過去問に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。
今回も分析したのは英会話担当の金原。中高生を準1級・2級合格に導く当教室自慢の講師です!
<5級>
従来通りの難易度で、難問はなし。
過去問に類似しています。合格への近道は過去問の演習にあり。なお、5級と4級は、今年度からのリニューアルはありません。
<4級>
【リーディング】
小学生には難しい問題あり。
①②は従来通りでしたが、③の並べ替えには「as~as」や「both A and B」などが含まれており、小学生には難しいものでした。なお、長文に難問はありませんでした。
【リスニング】
従来通りの難易度、難問はなし。
小学生なら30問中20問程度は狙えるかと思います。
「英検4級・5級チャレンジキャンペーン(準会場)」
昨年度に引き続き今年度も継続されました。残念ながら合格に届かなかった方は、4級と5級に限り無償で再受験可能です(同一準会場での受験のみ適用)
詳しくは英検®のホームページでご確認ください!
<3級>
【リーディング】
③Cの問題に難問あり。
①,②,③A,③Bは従来通りの難易度でした。
【ライティング(意見論述)】
書きやすいテーマ。
基本のフレーズが使いやすい内容でした。
【ライティング(Eメール)】
サンプル通り。
書きやすい内容でほっとしました。
【リスニング】
従来通りの難易度、難問はなし。
【今年度からのリニューアル内容】
・英作文の出題を1題から2題に増加
(既存の「意見論述」の出題に加え「Eメール」問題を出題)
・筆記試験の時間延長(50分→65分)
<まとめ>
【5級】
過去問に類似した傾向が続いています。レッスン内でも過去問に多く取り組み、英単語テストで知識の定着を図ります。
【4級】
長文とリスニングは過去問に類似した傾向が続いています。 レッスン内ではこの2点に力を入れ、毎回の英単語テストで知識の定着を図ります。
【3級】
長文、リスニング、ライティング(2題)はおさえておきたいところ。レッスン内ではこの3点に力を入れ、ライティングは予想問題を出題。一人ずつ、満点に近づくための添削指導をしています。