【園田東ゼミ】【再掲】お手伝いをしよう(させよう)=学力とは?
こんにちは、【尼崎市】にある、【園田東中】専門塾 園田東ゼミナールの室長 山崎です。 今回は去年の記事ですが、再度紹介しようと思います。 今回はタイトル通り、お手伝いについて書きます。 日々、生徒を指導していて「お手伝い」をする(させる)ことは本当に大切だと思っています。 経験と理解 経験上ではありますが、「学力」と「お手伝い」には、はっきりと相関があるように思います。 これは所謂「お手伝いをするような“良い子”」だから「勉強ができる」とか、「勉強できる」から「お手伝いができる」ということを言いたいのではありません。 生活の中で様々なことを実感しているか、そうでないかによって知識が身につくかどうかに大きな違いがあるということです。だから「お手伝い」はしてきていないけど、勉強はできるという子どもはいると思います。想像力が高い(あるいは共通点を見つけ出す能力=いわゆるIQが高い)子どもであれば、自分が経験していなくてもテレビやYOUTUBE、本で見て、家族がやっているのを見て、あるいは勉強の中で知識を得て、それを勉強に活かせるのだと思います。 だから勉強のできる子は「お手伝い」もやれば、おそらくできるでしょう。 そうであったとしても、水を火にかけてお湯が沸くのを見たことがなかったり、ペットボトルに水を入れて凍らせたことがある子どもない子どもが、沸点・融点や状態変化における体積の変化を理解するにかかる労力はどれほど違いがあるでしょう? 1度でも経験があるかどうかで理解というのは誰にとっても全く違うものですよね。 親として ただ親としては(3児の父、共働き/料理・洗濯担当)日々の暮らしに精一杯で、お手伝いなんてやらせている暇や余裕は、はっきり言って『ない』ですよね? だからこそ、声を大にして(自分に対しても律するつもりで)、お手伝いはさせたほうが絶対に良いと思っています。 昔はおつかいにもよく行かされましたよね?今思うと親がどう思っていたのか分かりませんが(今度親に聞いてみます)良い経験になったと今なら思います。 (そういえば、「はじめてのおつかい」なんて絵本もありましたね…) 正直、お手伝いをさせるのは「面倒」だし「失敗すること」したときの余計なイライラがつのる可能性を避けたい… なかなか余裕がないと出来ないかも知れないですが、でも子どものためを思って「お手伝い」をさせてください。 家事は勉強がいっぱい 家事のなかでも特に「買い物」と「料理」は、勉強に直結するものが多いです。 算数: およその計算:予算の中で買えるか? 比の計算:うちは◯人家族だから、レシピの◯倍必要 リットル・ミリリットルなどの単位 (蛇足追記:先日、小学2年の子ども(男女の双子)がミリリットル、リットル、デシリットルの単位の宿題を家でやっていて、よくわかっていなかったので、牛乳パック(1000ml表記あり)に水を入れて、それを1Lの容器に移し替えるという簡単な作業を一緒にしました。ただ家の中にリットル表記のものがなかなかない!電気ケトルが1.0Lだったので、事なきを得ましたが、dL表記のものがない…ネットで調べると海外製の商品か、血糖値(!)ぐらいしかないとのこと(笑)今度、KALDIに子どもと行って探します。→追記:KALDIにも売ってませんでした。ミリリットル、リットルはバッチリになり友達に実験のことも教えてました!) 理科: 沸点・融点 溶解度:温めると砂糖がよく溶ける 有機物・無機物:砂糖を入れると焦げやすい (追記:小3になった子どもがホットケーキづくりにハマっています。ベーキングパウダーを入れると膨らむ=炭酸水素ナトリウムが加熱して二酸化炭素になる、入れすぎると苦くなる=アルカリ性ってことを実地で学んでいると内心シメシメと思っています。) 社会: 野菜の産地や旬 海外からの果物など 知らぬ間に勉強になっていることも多く、机に向かったときにも想像することがし易いです 入試で問われる学力とは? 中学受験や高校受験では大人が見れば、「こんなの常識やん!」と思う問題も多く出題されています。(例えば、近江が滋賀だと知らないと解けないなど)そのような問題は「え、こんなの小中学生知ってる?」とか「教科書に載ってないやん…小さく載ってるんや…」とも思います。もしかすると学校や塾で勉強をがんばるだけでは身につかない部分かも知れません。 そもそも入試とは、「多くの情報の中から正しいものを選ぶ」「常識と呼べるような知識が身についている」「言われたことを忠実に実行できる」というような能力を量って、そして現時点での能力別に生徒を分けて入学後に不足分を教育していく、というものだと思います。だから大人として知っておくべき、社会のこと、世間のこと、人間関係について、地球のこと、人類の歩み、などについて、知識と理解を測られるわけですから、お手伝いを通じて大人がやらないといけないことを実地で学んでおくことは、学力というか(あまり良い言い方ではないですが入試に有利)将来役に立つと思います。 お手伝いの範囲 勉強=大人になるための準備、だとすると子どもがやったほうが良いお手伝いの範囲というのも逆算的に見えてきます。 旅行の計画(地理・移動距離・速さ) 遊びの計画(興味を充足させるには、どのような施設があるか?を調べる) 休日の過ごし方のプランづくり 家庭内のルールづくり(公民) ゴミの分別(燃えるゴミ・燃えないゴミ=有機物・無機物/鉄・アルミなど) お小遣いの管理 プリント整理 部屋の片付け 洗濯(部屋干しするか外干しするか?) 掃除(重曹(アルカリ性)使うかクエン酸(酸性)使うか?) 図書館や本屋で自分の興味のある本を探す 買い物リスト作成 どこに買い物に行くか どこに外食に行くか?(以前FPの方が、「お父さんもお母さんも今日は食事の用意をしたくない、◯人家族で予算◯円で夕飯をどこに食べに行くか?」と子どもに問うと言っていました。面白いですね) 同じ理屈で「旅行に行く」というのも、お手伝いではないですが経験として必要なことですね。 ・18きっぷで関西から東京に行ったことがあれば静岡県の大きさは理解できるでしょう(高校生は是非18きっぷで旅をするように薦めています) 「AIに聞いたらわかる」ということが本格的になって来た今日、自分で課題を見つけること 実地で経験すること、ある意味「不自由な生活」というものが逆に希少になっているのではないでしょうか? 大人になるまでに皆が経験することだとは思いますが、それを子どものうちにできることは、子どもたちにとってまさに「アドバンテージ」になるのではないでしょうか? 学習・学校生活・お子さまの成長を全力でサポートいたします! お気軽にお問い合わせください。
