1984年　愛知県立東山工業高校（現在の愛知総合工科高等学校）卒業後、日立製作所へ入社。
1986年、日立内の専門学校を経て、東京大学に留学　
　　　　　東京大学では、石田晴久先生のもと、分散処理システムの研究に従事。
2000年、17年勤務した日立製作所を退職
2000年　マイクロソフトへ転職、世界のITの最先端企業で7年間勤務、その後2回の転職を経験
2012年7月より「個別学習のセルモ　日進西小学校前教室」をオープン

好きなパソコンを学び続けて、日立～東大～マイクロソフト　そして日進で塾を

　日進西小学校前でＩＴを活用したセルモ日進西小学校前教室を運営しています。子どもたちに「なぜ学ぶのか」を問いかけ、自ら勉強をする姿勢を教えています。
「勉強の方法はＰＣを使って学べるので、私は勉強への意欲やモチベーションの保ち方を伝えています」

　私は中学生時代、大学進学が必要か考え、実践的な能力を養う工業高校への進学を決意。そこで、当時まだ一般に普及していなかったパソコンに出合います。パソコンに未来の可能性を見出した私は、日立製作所に就職。営業に従事するかたわら、ＩＴ全般について学びたいという思いから、社内学校である日立京浜工業専門学院へ進学。楽しんで勉強した結果が成績につながり、最先端の環境がある東京大学で学ぶ権利を得ました。

　卒業してからは働きながらパソコンやＩＴ全般についても学び続け、マイクロソフトに転職。世界有数のＩＴ企業での貴重な経験を地域社会に還元しようと、ＩＴを活用した学習塾「個別学習のセルモ」を開校しました。


　「全員が同じ勉強を同じだけやっても、苦手や興味のない教科は伸びません。自分で学びたいと思えるよう、きっかけをつくるのが私の仕事です」。

　セルモに通う塾生は、何を勉強するかを自分で決め、自ら机に向かいます。おかげで意欲的な生徒が多くいます。

　まず塾生に教えるのは、勉強に向かう姿勢。パソコンに加えて英語や最新のＩＴについて働きながら勉強に打ち込んだ経験をもとに、なぜ勉強するのか、どうして必要なのかを伝えます。
　「勉強に必要なのは目的意識。塾生が目標を見つける手助けをしています」と伝えています。将来の夢から逆算して、達成するまでに必要だと思う勉強をするよう指導していますね。

「当たり前を疑ってほしい。普通科の高校、大学に進学するのが自分の目標に達するための道筋として正しいのか、当たり前だと思っている進路は自分に合っているのか、改めて子どもたちに考えてもらいたいんです」


　便利になり続ける現代こそ、学び続けることが大切だと考えています。「なにか得意分野がないと、ＡＩに仕事を奪われてしまいます。得意を伸ばして、機械にできない仕事ができる人に育ってほしい」と、ふだんから、塾生への思いを話しています。

　学校教育で基礎を学び、塾で個性を伸ばすことが重要だといいます。「部活でも趣味でも、楽しいと思えるものに真剣に向き合ってもらいたい。『好き』という原動力が、将来につながるはずです」。

勉強に励むなかで、夢を叶える力も育って欲しいと常に願っています。


趣味はトランペット。Nisshin Wind Orchestra と、名東ウインドオーケストラに所属しています。
大人が本気で趣味を楽しむこと、その姿を子どもたちに見せることが大切だと思っています。

また、ゴスペルや英語カラオケなど英語で歌うことも大好きです！