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最初にまとまって読んだマンガは石森章太郎の「サイボーグ009」だったのではないでしょうか。近所に政治家の人が庭に作ったプレハブの集会場があり、地域の催し事はそこで行われるのが常でした。その壁面にスチール書棚があり、その下の方にマンガがいくつかあったのだと思います。そこにあるだけの「サイボーグ009」は全部読んだと思います。図書館にも若干マンガがあり、それも読んでいたと思います。白土三平の「忍者武芸帳」とかでした。「カムイ外伝」の文庫版はのちに買って読んだ記憶があります。
小学生の私にとってマンガは買って読むものではなく、散髪屋や耳鼻科の待合室で読むものだったり、クラスメイトが読んでいるのを後ろからのぞき込んで読むものだったような気がします。
そのとき読んだものに「キカイダー」や「デビルマン」、「D班レポート」がありました。断片的に読んだもので、それでも印象に残っていたので、後年になって全巻を集めて読みました。さすがに、これらはベストに入れていいように思います。キカイダーは特撮に、デビルマンはアニメになっていて毎週観ていましたが、原作の漫画は全く違う衝撃的な内容でした。人間の心の善悪についての話でした。
例外的に親が買ってくれたマンガは「のらくろ」シリーズの復刻版でした。おそらく、父親が子供のころ読んでいたのでしょう。手塚治虫の「ブラックジャック」も買ってくれていたように思います。途中からは自分の小遣いで買うようになりました。
「男どアホウ甲子園」も買ってくれたように思います。野球は家族で観ていましたし、このマンガは母が好きで読んでいました。水島新司の野球マンガはひところまではすべて読んでいました。私は、「野球狂の詩」の初めの方が一番好きです。10巻くらいから水原勇気編が始まって、女子プロ野球選手の誕生が描かれる長篇になるのですが、それまでは読みきり短篇を集めたものだったのです。野球と人情を絡めたマンガに感心していました。
「ドカベン」や「球道くん」なども読んでいましたが、だんだん同じような話の繰り返しのように思えて飽きてしまいましたね。
「D班レポート」は、最初筋と絵だけ覚えていて、作者もタイトルも分りませんでした。クラスの女子が後ろの席で読んでいたのを、さらにその後ろからのぞき込んで読んだのでした。少女漫画であることだけは覚えていました。
中学生のころは、クラスメイトの影響で少女漫画を読むようになりました。その中に坂田靖子もあって、この絵だよなあ、と気づいたわけですが、作品自体はずっと後になって文庫になってから全部を読むことができました。坂田靖子は今でも新作を発表し続けていて、どれも面白いです。
他にそのころから読んでいるのは、大島弓子です。「綿の国星」が代表作でしたが、「あすか」に掲載されたような読みきり短篇も非常に文学的で面白いです。映画になった「毎日が日曜日」などですね。
近年は私小説的ネコマンガを書き続けています。
当時もっとも面白いと感じたのは倉多江美でした。高校生や大学生になっても読み続けました。初期の「五十子さんの日」が好きでした。そのあと「エスの解放」や「静粛に、天才ただいま勉強中」なども傑作でした。ベストには何を選びましょうか。
掌篇集の「一万十秒物語」もいいし、豪華本にしか載っていない「上を見れば雲、下を見れば霧」の独特の雰囲気も好きです。「算数だいすき子育て法」の前半の漫画も描いています。倉多江美には失敗作はあっても、駄作はありません。しかし、あるときから全く書かなくなりました。残念です。
以下がマンガのオールタイムベストの初めの方です。番号は、順位ではなくおよその読んだ順番です。
1 坂田靖子「D班レポート」
2 石森章太郎「人造人間キカイダー」
3 永井豪「デビルマン」
4 水島新司「野球狂の詩」(初期)
5 倉多江美「ジョジョとカーキー姫」
近年も面白いマンガがあるので、続きはまたの機会に。
初めて、藤枝静雄の名前を認識したのは、筒井康隆の書評だったと思います。「田紳有楽」という本についてのものだったと思います。
藤枝静雄は私小説の系譜で語られることの多い作家です。私はあまり私小説は読んできませんでした。なんとなく卑小な内容だと思っていたからだと思います。誤解されないように申し添えておくと、その後この考えは変わりました。尾崎一雄の「芳兵衛物語」や織田作之助の「夫婦善哉」などは、テレビドラマの影響で読んでいたと思います。また、もっと最近の例としては車谷長吉なども面白く読みました。
ところで、私が中学生の終りごろに、私立図書館の移転がありました。それまでは、市民会館の一室が図書館となっていて、そこには親に連れられて良く行きました。マンガもあったので、それも読みました。「忍者武芸帳」などです。児童書を毎回借りていたように思います。ミステリなどを借りていたかどうかの記憶はありません。
あたらしくできた図書館は大きくて立派でした。自習室や集会所などもありましたし、書棚や閲覧室もかなり広くなったように思います。そこに、藤枝静雄全集がありました。「田紳有楽」を読んだあと、私はその全集を、図書館で読みふけりました。殆どは私小説だったのですが、それでも夢中になって読んだのは、不思議な魅力があったからでしょう。
また、藤枝という地名は親の田舎の近くの地名だったので、親近感もありました。
しかし、何と言っても「田紳有楽」が、もっとも異色で奇天烈でした。初めのうちは、普通の私小説っぽいのですが、途中から茶碗が空を飛んだり、妖怪変化のようなものが跋扈したりして、最後には弥勒菩薩まで現れるのですから。
というわけで、これをベストにします。
ちなみに、この写真は塾の中の書棚です。通塾生には無料で貸し出ししています。
オンライン生にも貸し出しは可能ですが、送料がかかりますので、買うか図書館で借りるかした方がいいですよね。
中一のおわりごろ、衝撃の出会いがありました。
当時出ていたSF専門誌「奇想天外」の第1回新人賞の発表がありました。他の選考委員が躊躇う中、星新一に絶賛されてデビューしたのが、新井素子でした。何が衝撃だったかというと、彼女がまだ高校生だったことです。それで私は気づいてしまったのです。
それまでは、作家というのは私には近づけない存在で、ただその小説を享受していればいいと思っていたのが、高校生が書けるということは、私だって小説をかけるのだということに。
まあ、実際に書けるわけです。私もすぐに書き始めましたが、人に読んでもらうようなものはかけませんでした。つまり、誰でも小説を書くことができるけれど、出版できる小説を誰もが書けるわけではないということでした。
それはさておき、私はその後新井素子の小説を読むようになりました。「奇想天外」誌の掲載作はもちろん、その後出版されたものもずっと読み続けました。
新井素子は開拓者でした。女の子の会話がそのまま地の分になっている小説は、それまでありませんでした。また、いまでいうライトノベルの最初の作家のひとりでした。「奇想天外」が休刊した後は、集英社のコバルト文庫が主戦場になりました。その最初期の「あたしが猫になる日まで」が、最高傑作の一つだと思います。神様に対抗する高校生たちの物語でした。
高校生のころ、火星シリーズなどのSFを教室で読んでいる人がいました。私がその人にこの本を貸すと、たいそう気に入ったようで、同じ新井素子の他の作品を、私から借りるのではなく、自分で買ってなおかつ部活の後輩たちにも貸していました。私を通さないというところが、少し寂しかった憶えがあります。
では、ここでベストを選ぶのは何にしましょうか。「・・・・・絶句」を選ぶことにします。この小説は、新井素子という作家や、その書いた小説の登場人物たちが登場するという、いわゆるメタフィクションでした。
物語の面白さだけでなく、構造の面白さもあわせもつ、素晴らしい大傑作でした。
しかしその後、こういったものを書き続けることはなく、SF以外のものも書くようになりました。SF大賞を受賞した「チグリスとユーフラテス」を読んだのが、もう三十代になっていましたが、私はあまり面白いとは思わずに、その後追いかけなくなりました。
私が初めのころずっと読んでいた作家を、あとから読まなくなったのはいくつかあります。村上春樹や高橋源一郎、小林恭二、町田康は、デビュー作からずっと読んでいましたが、最近は読まなくなりました。筒井康隆も、途中で離れていた時期がありましたが、近頃はまた読むようになっています。
都筑道夫やカート・ヴォネガットは、亡くなってしまって新作が出なくなりました。スタニスワフ・レムも亡くなってしまいましたが、翻訳は今でも出続けています。
いまでもずっと読んでいるのは、笙野頼子や多和田葉子、バルガス=ジョサなどですが、これはまた別の話ですることにしますね。
中1のころ、露店の八百屋の一画に古本コーナーがあるのを見つけました。端の方の空いたところに段ボール箱に入れて数十冊の文庫本が並べられていました。
そう言えば古書店は昔から好きでしたね。伯母の家に遊びに行くと、近くの商店街の中にあったのでよく行きました。何を買ったとかの記憶はないのですが。京都である夏の古書祭りには毎年行って、団扇をもらってきます。
何かいいものはないかと見ていたら、筒井康隆のハヤカワ文庫が二冊あったので買いました。実はその少し前に、「75年日本SFベスト集成」を読んでいて、とても感銘を受けていたのです。
それ以前にもテレビの「タイムトラベラー」の原作者としてや、エラリー・クイーンの「日本傑作推理十二選」に載っていた短篇などで、出会ってはいたのですが、最初にそうと認識して筒井康隆の文章を読んだのは、そのアンソロジーが初めてだったように思います。
掲載作も非常に面白かったのですが、解説の文章がすばらしくて、なんて頭のいい人だろうと思っていました。それでその二冊を選んだのでした。「国境線は遠かった」と「ベトナム観光公社」だったと思います。
それから私は、筒井康隆の文庫本を次々と読み漁り、とうとう文庫本はすべて読み終えてしまい、そのあとは単行本を買って読むようになりました。お小遣いは増えていたので、そういうこともできたのですね。文庫の二倍以上の値段がしましたが、惜しいと思いませんでした。「メタモルフォセス群島」の単行本や「エディプスの恋人」あたりが最初だったと思います。それらもすべて読みつくして、新刊を待ちかねて買ったのが「宇宙衛生博覧会」でした。
ファンクラブにも入ったこともありましたし、最初に私淑していた作家なので、このオールタイムベストにも入れたいのですが、どれを選ぶかというと大いに迷うところです。
中1のころに文庫で読んだものから選ぶのなら「脱走と追跡のサンバ」ということになりそうです。このころから、SFというよりもメタフィクションと呼んでいい作風になったと思います。そんな言葉はまだありませんでしたが。短篇にもいろいろいいものがあります。
結局は、筒井文学の集大成ともいうべき「虚航船団」を選ぶことにします。読んだのは高校生くらいのころだったでしょうか。かなり長い長篇ですが、数日で読み終えたように思います。コンパスや糊が乗組員の宇宙戦艦の様子を描いた第一章も、イタチの惑星における残虐な世界史が書かれている第二章も、それだけで大傑作なのですが、第三章のわけのわからなさは、すさまじいものがありました。初期の長篇「脱走と追跡のサンバ」とも通底していて、メタ私小説のようなものになっているのです。
ほかにも「虚人たち」や「残像に口紅を」、最後の長篇「モナドの領域」、近年の言語実験の最終形態ともいえる諸短篇なども、捨てがたいのですが、これを嚆矢とすることにします。
「世界短篇傑作集」を読んで、そこに載っていた作家の作品を読むようになったと思います。こういうアンソロジーは入門書としてうってつけです。いまもいろいろと出ているようですから、読んでみてはいかがでしょうか。
ブラウン神父物は多分全巻読んだと思いますし、同じチェスタトンの「詩人と狂人たち」もお気に入りでした。以前はオールタイムベストに入れていたような気がします。今はほかに入れたいものがあるので、泣く泣く諦めましたが。
ソーンダイク博士のシリーズも好きでした。倒叙推理の原点ですね。創元推理文庫の「シャーロック・ホームズのライバルたち」は大半読みましたが、これがいちばん好きでした。当時手に入るものは全部読んだと思います。最近もあたらしく翻訳が出ているので、それらも読んでいます。
SFでは、「SFカーニバル」や「マイベストSF」などが良かったです。フレドリック・ブラウンはだいぶ読みました。他にも面白く読んだものがあったと思いますが、それほど感銘を受けたものはありませんでした。ルーディ・ラッカーやジョン・ヴァーリーはほとんど読みましたが、もっと後になってからですね。
カート・ヴォネガットもこのころから読んでいますが、また別の文脈で語った方がよさそうです。
いま書いているのは、中一前後のことです。
ミステリの入門書や文庫の解説を読んでいると「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」と言う言葉が、ちょくちょく出てきます。そして、かつてその日本語版があったということも。その初代編集長として、都筑道夫の名前が出ていました。都筑道夫は編集長をやめた後、作家になってミステリをたくさん書いているようなのですが、書店にほとんど見当たりませんでした。
私が見ているのは、文庫本の棚がメインで、角川文庫の横溝正史や森村誠一などはたくさん並んでいました。しかし、そのころから少しずつ、都筑道夫の作品が文庫化されるようになり、私はそのたびに買って読んでいたと思います。
初めに出ていたのは「悪魔はあくまで悪魔である」などの短篇集です。ショートショートに近いようなものでした。そのあと、物部太郎やキリオン・スレイなどの、名探偵のシリーズが出ました。退職刑事シリーズは、文庫ではなくノベルス版で読むようになったと思います。なめくじ長屋シリーズは、角川文庫でした。
なかなか手に入らない本もありましたが、古書店で見つけたりして、だいたいコンプリートしたように思います。
都筑道夫でベストを選びたいのですが、さて何がいいでしょうか。
本当に代表作と言えば、やはり退職刑事かなめくじ長屋のシリーズなんですが、実は晩年のよくわからない怪談のシリーズが大好きなんですね。都筑道夫が自分でも言っているように、もっともたくさん怪談を書いた作家ですが、初期のものはそうでも、最後のほうのは怪談と言うのともちょっと違うような、本当に不思議な味わいの小説でした。徳間文庫で出た「骸骨」や「袋小路」と言ったところです。「深夜倶楽部」は、読み損ねていたのですが、最近発見して読みました。
結局選んだのは、講談社文庫で読んだ「猫の舌に釘をうて」です。初期の長篇は、かなりトリッキーなものが多いのですが、これはとびっきりです。だいたい本の作り自体がトリックなのですから。これ以上いうとネタばれになるので書きませんが、タイトルは実は中身とは関係ありません。その辺りは始めの方で語られますので、ご安心を。猫が虐待される場面はありません。まあ、あったらベストに選びませんね
学研の「科学」と「学習」と言う雑誌があって、私はどちらかだけを買ってもらえることになっていました。
「科学」のほうが実験の付録がついていたので子供には人気でしたが、親は「学習」の方を買ってほしそうでした。
それで私は交互に買ってもらっていたように思います。
小一のときは的屋のような人が、校門の近くで売っていました。いつ来るかわからないのでいつも小銭を持っていたっけ。
二年生以降は、主婦のアルバイトが訪問販売をするようになりました。
「まだかなまだかな。学研のおばちゃんまだかな」と言うコマーシャルソングを今でも歌えます。
その後書店で売られるようになり、いつの間にか買わなくなったような気がします。夏休みに向けて発売される「学習」の「読みもの特集号」は毎年買ってもらっていたと思います。いつもより分厚く物語が何十も載っているのですが、あっという間に読み終った記憶があります。
小学館の「小学〇年生」という、いわゆる学習雑誌を毎月買ってもらっていました。学年ごとに出ていたのですが、現在はそうではなく、まとめて「小学生」というのに代わっているようです。
商店街には古くからあるような書店のほかに、新しくきらびやかな書店がオープンしました。
そこで私はお小遣いで、マンガを買っていたように思います。
壁際には、図書館にあるような児童書も売っていましたが、高くてあまり買えませんでした。
江戸川乱歩の「電人エム」は買った記憶があります。
ところがあるとき、大人向けの本も見てみようと思って、うろうろしているときに発見したのです。
小ぶりの本が並んでいる棚があって、手に取ってみると、値段が安かったのです。
これならお小遣いで買える! 私は驚きました。子供向けの本より大人向けの本の方が安かったのです。
文庫本ですね。
私が最初に買ったのは、新潮文庫の「奇岩城」でした。
小学校の図書室で読んでいた、ルパン物のつづきでした。
子供向けのリライトよりも、面白く感じました。
次に買ったのは、同じ堀口大學が翻訳した「黄色い部屋の秘密」でした。
私はなるべく薄い文庫を買うようにしました。薄い方が安かったからです。
当時私のお小遣いは週200円で、それで薄い文庫なら買えたのです。
次に買ったのは新潮文庫の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でした。
何度も映画化されている名作ですが、小学生の読む本ではありませんね。
でも、読んだのだから仕方ありません。
そしてものすごくおもしろく感じました。「ハードボイルド」と銘打っていたので、そのあとチャンドラーやハメットも少し読みましたが、ちょっとテーストが違いました。
むしろ、カミュの「異邦人」の方が近いように思いましたね。
というわけで小6のころに読んだ、ミステリのベストは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」だということにします。
そのあとは、創元推理文庫の「世界短篇傑作選」(江戸川乱歩編集)などを読み、ミステリをどんどん読むようになったのですが、そのあたりはまた別の話で。
前回、小2で転校したことを言いましたが、転校先の小学校にももちろん図書室があって、図書の時間もありました。
初めのうちは、シートン動物記やファーブル昆虫記を読んでいたように思うのですが、何巻もあったそれらの初めの方しか多分読んでいないと思います。
ドリトル先生のシリーズはかなり後の方まで読んだと思いますが、最後まで読んだかどうか。
くまのパディントンは、ナンセンスで好きでしたね。
指輪物語は、タイトルから少女趣味的なものかと思って読みませんでした。
大人になってから読んだら友情と冒険の物語でした。きっと読んでいれば大いに気に入ったと思います。
そのあとは子供向けのミステリ全集があったので、これをほとんど読んだと思います。
そして実は子供向けのSF全集もあったのです。しかしこれは、壁際の書棚の一番高いところにあって、背伸びしないと届きませんでした。子供向けと言っても、高学年から中学生向けのものだったのかも知れません。少し高度な気がしていて、なかなか手を伸ばせませんでした。
しかし、なぜかその一冊「ヒューマノイド」だけ読んでいて、ものすごくおもしろかった記憶があるのです。
遠い未来、ヒューマノイドが人間に代わって何でもやってくれるので、人間はみんな幼児のように暮らしているという話でした。
これが面白かったのでつづけてSFのシリーズを読もうとはならず、シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンに戻っていきました。
中学生や高校生になってから、読み返そうと思ったのですが、書店にも図書館にも見当たりません。
学研から出ていた「SFファンタジア」に記述があるのを見つけただけでした。
それによると、ジャック・ウィリアムソンが作者であることが分かりましたが、いまだに見つけることができていません。
最近調べたところによれば、おそらく偕成社の「SF名作シリーズ」でタイトルは「なぞの宇宙ロボット」となっていますね。
私を作っているものはやはり読書なんですよね。
読書コースや、小説執筆コースなんてのもいずれやりたいと思っています。
もうちょっとで還暦なんで、それくらいまでには考えないと。
まずは、私が読んできた本について。
以前に自分のホームページに挙げていたものがあったんですが、消滅していますし。
ということで、第1回は「動物図鑑」です。
私が小学生のころは「図書の時間」というのが週1時限あって、みんなで図書室に入って本を読むのですね。
小学校1年生のころ、私が好んで読んでいたのが「動物図鑑」です。
他の絵本やなんかも読んでいたはずですが、全く記憶にありません。
長期休みにも毎回借り出していたと思っていたのですが・・・
よく考えてみると、私は小2で転校しているのですよ。
ということは、1年生のときだけなので、夏休みと冬休みの2回だけと言うことになります。
貸出するときは、名前の書いた本と同じようなサイズの木の板を代わりに差し込んだものです。
長期休暇のときは、臨時で紙のものを作って複数借りられるようになっていました。
動物図鑑で気に入っていたのは、何と言っても最初のページにあった、世界の動物地図です。
世界地図が書いてあって、そこに、それぞれの土地の主な動物のイラストが載っていたのです。
たぶん、世界へのあこがれがここで始まったのでしょう。
そのまま動物に興味を持ち続ければさかなクンみたいになれたのかも知れませんが、動物への興味はそれほど続きませんでした。
「シートン動物記」なんかも読んだはずですが、それほど感銘を受けた覚えがありませんし。
私はこのあと、むしろ読書そのものに興味を持っていくのですね。
その話はまた次回から。
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