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医療関係のblogが2日連続続きます。 昨日、日本経済新聞にGoodニュースが発表されていました。   武田薬品やエーザイ、「居眠り病」の新薬実用化へ前進 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC031HJ0T00C24A6000000/   「居眠り病」は正式には過眠病と言い、過眠病の一つに「ナルコレプシー」という昼間や夕方に突然前触れもなく居眠りしてしまう病気があります。 私も学習塾の仕事をするまで、この過眠病の存在を知りませんでした。   しかし、登校直後の生徒が椅子に座った瞬間に居眠りを始めるケースを見て、「あれ?寝不足でも、これだけ頻繁に寝てしまう事があるのか?これは睡眠不足とかそういう話ではなく、病気なのではないか?」と思い始めたのが、この病気を知るきっかけでした。 漫画”ドラえもん”の主人公のび太が、座布団を床に投げて、そこに倒れ込んだ瞬間に昼寝を初めてしまうシーンがありましたが、まさにそれとほぼ同じような状況で、椅子に座る途中で、すでに目を閉じている感じです。 15-20分仮眠を取ってもらったり、外の空気を吸いに行ってもらったり、飴やガムを配っても効果は薄く、何も声を掛けないとそのまま1時間でも2時間でも寝続けてしまいます。 一度、季節講習中に寝てしまった生徒さんは、昼過ぎに登校し直後に入眠、そしてその後4時間以上夕方まで寝てしまったこともあります。途中で起こしましたが、脱力感が強く立ち上がることが難しかったので、そのまま自習スペースで寝続けた・・結果です。 保護者さんの多くも、以前は過眠病に対する認識が無く、単に「寝不足」と思ったり、お子さんの「やる気や気力」の問題と判断してしまう場合も多く、状況を伝えるのに大変苦労しました。   しかし、最近では睡眠外来も増えてきて、世間的に少しずつ認知されてきました。   日本ナルコレプシー協会さんなど、この病気で苦しみ活動されている方々の努力もあったかと思います。 https://narukokai.or.jp/   病気の症状や実際にこの病気の方々の声は下記から御覧頂きたいですが、 https://narukokai.or.jp/about_nalco.html   ◯日本人に多い病気(約600人に1人) ◯発症年齢は10代から20代前半に集中しており、特に14~16歳にピーク(まさに、私が見た仮眠病の生徒さんも、ほとんどこの年齢層)。 ◯日中の強い眠気以外にも様々な症状(特に情動脱力発作→私も何度も見ています)。   声にもある通り、なかなか周囲に理解されず苦しんでいる方が多いです。   私が最近出会った過眠病の生徒さんも、専門病院で診察を受けると、夜間の睡眠時無呼吸症候群と過眠症の症状を併発しており、すぐに治療が必要と言われ保護者さんも「もっと早く気づいてあげればよかった。」と仰っていました。 実はこのナルコレプシーは、脳の覚醒を促す脳内物質「オレキシン」が何かしらの原因で不足し、眠りに入ってしまうのです。それ自体は判明していたのですが、対処療法的な治療はあったのですが、明確な治療手段がありませんでした。 この武田薬品の開発した新薬も、数年前に発表されていましたが、少し開発が停滞していました。しかし、その後も根気強く取り組まれ、今回の発表となったそうです。   2027年の承認を目指すということですから、あと3年です。この症状で苦しむお子さん達は、自信を無くし、生きづらさを感じている人も少なくありません。 そういう意味では、もっと早く承認がされることを願うばかりです。

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皆さんもニュースでご覧になられていると思いますが、元体操の「ひろみちおにいさん」で有名な佐藤弘道さんが、「脊髄梗塞」という病気で活動を休止されるとのこと。   佐藤弘道、体調不良で一時活動休止「下半身麻痺となり歩けなくなりました」 https://news.livedoor.com/article/detail/26591763/     恥ずかしながら、私は「脊髄梗塞」という病気を知らなかったので、早速調べてみました。 すると、現時点では「有効な治療法が無い。」という言葉がすぐに目に入りました。 この言葉を見た瞬間ある人物の事を思い出しました。実は「若年性パーキンソン病」に罹患している知人がいるのです。   若年性パーキンソン病は、     【静止時振戦(せいしじしんせん)】 何もしないでじっとしているときにふるえるなど症状 【筋強剛(きんきょうごう)】 肩、膝、指などの筋肉がかたくなって、スムーズに動かしにくいなどの症状 【無動(むどう)】 歩くときに足が出にくくなるなどの症状 【姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい)】 体のバランスがとりにくくなり、転びやすくなるなどの症状 などの症状があります。 参照元:パーキンソンスマイル.net     知人は難病に力強く戦っており、少し前の記事ですがそのインタビューがあります。 「できない=怠け」と思っていた自分に若年性パーキンソン病が教えてくれたこと https://reme-nomal.com/article/129238/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3nqp8j3dQVCtAcVHfjDnRNJPmtsozfCxzqLqalHDkLjTu4iujqzTSE2N8_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw 一方「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」は、何らかの原因によって脊髄に血液と酸素が届かなくなって起きる病気だそうです。何が原因なのかが、現時点ではそのメカニズムが分かっていません。   症状は、脳梗塞と同じように神経に障害が生じ、背中の突然の痛みから始まり、両方の手足の筋力の低下が起こるそうです。また、しびれが急速に進むことがあるとのことです。   パーキンソン病とは症状が似ている部分もありますし、違う部分もあります。   いずれにしても、日常生活に支障が出る点は共通で、明確な治療法が無い点も同じです。 当事者の方でないとその悩みや苦しみは分かりませんが、医学の発展で何とか原因や治療法が見つかると良いなと思います。   突発性の難病は、自分たちもいつそうなるか分かりません。患者さんといっしょに当事者意識を出来るだけ持つことが重要かなと思います。

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いま忠生教室に通われている方はお気づきかと思いますが、教室の周辺・裏の駐車場がゴミ一つ落ちておらず、雑草も生えていません。 我々も毎日教室内や教室外観を清掃するようにしていますが、周辺が大変綺麗なのは、実はマンションに住む一人のおじいさんが毎日徹底的に清掃されているからです。 お会いすると挨拶するようにしていますが、健康維持のため、自分のお住まいのエリアを綺麗にするため、毎日清掃されているとのことでした。 街を綺麗保つメリットは沢山あります。 美観だけでなく、犯罪防止にも繋がります。 本当におじいさんには感謝しかありませんね・・。 今日も忠生教室に備品を取りに行ったら清掃されていました。   あまりにも綺麗で写真を撮りましたが、おじいさんの後ろ姿が少し写っていました。 ご挨拶して、「あまりにも綺麗だから写真を撮ってしまいました。」とお伝えすると、微笑まれていました。   さて、教室では清掃を常に意識していますが、教室内外を綺麗にするだけでなく、自転車の整理も大事です。 教室に自転車で登校する生徒さんも多いですが、どうしても乱雑に停めてしまう傾向にあり、駐輪する場所や方法について各生徒さんに伝えるようにしています。最近は、だいぶん皆綺麗に停めてくれるようになりましたし、私達も定期的に外に出て整理をしています。 子供達はあまり意識が無いのですが、例えば電動自転車だと車重が30キロ近くあり、転倒したら小さなお子さんやお年寄りであれば大怪我する場合があります。特に、鶴川教室は小学生の通学路なので要注意です。 駐輪だけでなく、登下校の際の運転も気をつけて下さい。   先日夜間無灯火で、道路を横断して帰る生徒がいて注意しましたが、無灯火だと車や歩行者から本当に見えません。 いずれにせよ、皆で協力して街の安全や美化に協力したいものです。

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定期テストネタが続きますが、昨日登校した生徒さんもそれぞれの課題に対し、様々な科目や内容に取り組んでもらいました。 鶴川中学校は12日(水)がテスト3日目最終日です。英語・保健体育・国語の3科目が実施されます。   ①入塾から日が浅い中学2年生の生徒さんは、国語の枕草子を学習   さかのぼり学習が必要で、現在中学1年生の数英を復習している中学2年生の生徒さんは、1日で英語のテスト範囲を仕上げることが難しいため、国語の学習に取り組むことにしました。国語であれば、範囲の一部を完結させることが出来ます。 国語の学習状況を聞いてみると、漢字以外は取り組めていない…(涙)とのことでした。   漢字以外では詩・物語文・論説文・古典・文法のうち4-5分野が出題されますが、古典の枕草子と文法の動詞に取り組むことにしました。 物語文と論説文は、ボリュームが多く120分の授業ですべて復習するのが難しいことと、帰宅後自力でも学習出来なくはないとの判断です。   さて、枕草子の学習を進めていきますが、まずは枕草子がどういった内容の古典・古文であるかを理解する必要があります。   作者は清少納言で、日本の四季を彼女の視点で書いた随筆文です。 残念ながら昨日の時点では、そういった概略が把握出来ていなかったようなので、セルモのレクチャー解説で把握するところから初めました。また、私のほうから中学2年生に向けて、この単元はどんな事を学んで欲しいか、知ってほしいかというポイントを伝えました。   その後、重要語句の現代語訳の確認(これも専用のプリントがあります。)、強化書本文と文章全体の現代語訳の確認と、問題を解く前の前提条件を整えていきました。   そして問題演習に取り組みました。古典や古文の問題は、それほどバリエーションがあるわけではないので、今回の問題を解いておくと明日のテストに備えるには十分でしょう。 それ以上に古典・古文の学習で難しいのが、中学生のほとんどが興味が無い(私も中学生の時は同じでした。)ということです。   学校の授業の際も、関心を持って取り組めていないことがほとんどなので、今回のように関心を持つポイント(学習する意義)→基本的な概要・概略→基本用語→問題演習と、ステップを踏んで指導していく必要があります。   動詞も同様に、同じ流れで学習を進めました。 ②英語のテスト範囲が終っていない中学1年生の生徒さんは、文法と教科書本文を優先して学習   こちらも入塾から日が浅い生徒さんです。   中学生の英語は、小学生で学んだ範囲を把握していることを前提に始まりますが、残念ながらそこが抜け落ちた状態でのご入塾でした。 そうすると、アルファベットの書き方から、数字・曜日・色などの小学生英単語や5/6年生で学ぶ文法の学習を優先しなければなりません。   中学生英語の学習は、それら小学生英語をベースとして成り立っているので、本来は6年生卒業までに完了させておく必要があります。   例えて言うと、九九が出来ていないのに、分数や小数の学習が難しいのと一緒です。   ただ、生徒さんからどうしてもテスト範囲の最低限の学習をしたいとのリクエストがあり、3習慣前から範囲の文法を学習してきました。 かなり苦戦しながら進めてきましたが、何度も文法や日本語との変換ルールを説明しなおし、ノートを書く習慣も小学校ではあまり無かったようで、筆記する練習も積み重ねてきました。   大文字と小文字の間違えや、ピリオド抜けなども癖としてあったので、都度チェックしながら自身でチェック出来るようにクセづけてきました。   先週で文法ルールの学習が終わったので、そこから教科書本文の並べ替え英作文に取り組み、だいぶん正しい語順で書けるようになってきました。昨日で何とか教科書の並べ替え問題がギリギリ終わりました。 単語が暗記出来ていないのと、仕上げの学習に取り組む時間が無かっですが、何とか今日の本番は頑張って貰いたいです。   このように、学習の障壁が色々ありましたが、昨日の90分や120分でやりきれることを事前に準備し、取り組んでもらいました。今日のテストで少しでも得点に貢献出来ると嬉しいですね。  

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昨日6月10日(月)から鶴川中学校の1学期期末テストが始まりました。 早速、教室の自習スペース利用可能時間から登校してくれた生徒さんがいました。   中学1年生の生徒さんですが、状況を聞いてみると「数学と社会は問題ないです。美術はまあまあかな。」と冷静に答えてくれました。   問題ないというのは、事前に取り組んだ膨大な量の事前学習内容がきちんとテスト内容にはまったということです。1年生の1回目のテストですから、まずは基本を何度も繰り返すことが重要ですが、それをしっかりやり遂げてくれました。 次に登校してきた2年生の生徒さんは、「数学は頑張ったから解けた。問題数が予想よりも少なかったので、時間内に解くことが出来ました。」とのことでした。   課題の連立方程式の確かめの計算をやったかどうか聞いた所、「きちんとやったので、大丈夫だと思います。」と頼もしい回答。   一方で、社会や美術の状況を聞いてみると無言だったので(笑)、おそらく数学ほどは手応え無かったのでしょう。   この生徒さんの場合、先週末の日曜日に数学のテスト範囲の前半部分の範囲を復習し、大いに解法を間違えていたので、改めて指導しなおしました。そういったことも良かったとのことでした。 さて、このように一人ひとりの状況はありましたが、それよりも深刻だったのが2日目のテストへの備えです。   それは特に中学2年生の理科の学習準備でした。 2年生や3年生でよくあるのですが、1学期に前年の積み残し箇所の出題があります。   今回も鶴川中学校2年生の理科は、1年生の水溶液や地層が出題範囲として指定されていました。 そこの範囲をきちんと復習出来ていない生徒さんが多く、時間的制約はありましたが、特に計算ルールを理解しなければならない水溶液に絞って復習に取り組みました。 水溶液の計算ルールで理解しないといけないのが、濃度計算です。小学校5年生で割合の計算を学習しますが、ここで百分率を使った濃度計算のルールを学びます。   また小学校の理科でも学びますし、中学1年生の数学・理科でも学びます。しかし、皆さん苦手なので、ずっと避けてきた方が多いんですね。 昨日は、そもそも食塩水を初めとした溶媒と溶質を混ぜた溶液とは何かということや、計算式の考え方、数字から百分率の変更の仕方など、基本となる部分を多くの生徒さんに説明しなおしました。 皆さんには、テスト前日にこのような学習をすることは、本来本質的では無いことを伝えています。学校の授業の段階で、しっかり不明点は解消して欲しい(質問する、調べる)ですね。学校の先生に質問しづらければ、セルモで事前に学習時間を確保するようにアドバイスしました。   昨日の学習が今日のテストに役立つことを祈っています。

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週末のテスト対策授業、それぞれの生徒さんが自身の課題に向け頑張ってくれました。 ①3日間全科目のテスト範囲の仕上げを何周も取り組んだ生徒さん   例えば数学は、セルモシステム(2周)+セルモシステム計算ドリル+iワーク本体+iワークプラス+iワークプリント+ちびむすドリル   と、合計すると7周テスト範囲を復習しました。「そこまでやるの?」と疑問に思われたかもしれませんが、高得点を狙う生徒さん達は5-6周以上復習に取り組むこと、何ら珍しくありません。稀に1回学校の授業を受講しただけで高得点を取れる生徒さんもいますが、多くの生徒さんは何回も繰り返すのです。 実施する中で計算ルールで勘違いしているところが発見されたり、間違えやすい癖を修正したり、復習に取り組んだ価値がありました。   理科や社会も合計4-5周はテスト範囲を学習しました。今日も学校のテストが終ったら、夕方から自習に来ると言っていました。大事なことは、きちんと時間を割いているということだと思います。塾で毎日のように学習することで、しっかり集中して取り組めました。   ②社会地理の学習時間が掛けられておらず、急遽対策を実施した生徒さん   数学や英語の仕上げがまだ多少足りないところがあったのですが、初日のテスト科目である社会地理の全範囲を学習しました。 課題だったのは、代表的な各単元の用語、そして特に山地・山脈・河川・平野などの名前でした。淀川や筑紫平野など、読めない漢字や間違って覚えていた漢字も多かったです。 特に地理名を覚える時は、地図を横に起きながら、「どこの都道府県にあるのか、周辺の都市名は…」など、周辺の情報と関連付けて覚えていくことが大事と伝えました。   ③数学のテスト範囲が、並列授業なので2つの範囲に別れていた生徒さん   中学3年生が因数分解・平方根の数量関係の範囲と、相似図形と図形関係の範囲に分かれており(並列方式)、膨大なテスト範囲がありました。2つの範囲を合わせると、70ページ強でしたが、元々数学が苦手なこともあり、高速な学校の授業では理解出来ず、セルモで通常授業+テスト対策授業と時間を掛けて一つひとつ丁寧に取り組みました。   最後に計算問題の仕上げに取り組みましたが、因数分解は解法を忘れていた内容も多く、乗法公式や置換法の説明・指導をすべてやり直しました。苦手にしている生徒さんは、特にテスト直前に基礎内容の復習は欠かせません。おそらく今回復習をしていなければ、本番で基礎問題で大きく失点していた可能性もあります。 上記は対応した一例ですが、すべての生徒さんの学習内容が全く異なるので、事前準備が欠かせません。   理想としては①の生徒さんのように、9科目すべての学習ができれば理想ですが、まずは1科目ずつしっかり仕上げてやり遂げることが大事です。得意な科目を作っていけば、その勉強法や自信が横展開出来るはずです。   引き続き、各教室のテスト対策授業を丁寧に実施していきます。

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個別学習のセルモでは、「学習につまずきが発生し、さかのぼり学習を必要としている生徒さん」を積極的にサポートしています。 それは、セルモで利用しているデジタルAI学習システムが、さかのぼり学習に向いていること。類題復習やオリジナルノートの仕組みが、理解定着繋がること。 その他にも個別学習だけど低料金なので沢山勉強出来るなど、さかのぼり学習を必要としている生徒さんに最適な学習メソッドだからです。   さて、生徒さんのつまずきが多い科目は、圧倒的に数学と英語です。この2つの科目は、暗記だけでは無理で、仕組みを体系的に理解する必要があるので、どうしても途中段階でつまずきや迷子になってしまうと、その後の学習が難しくなる共通点があります。   ちなみに、数学でつまずきが発生している生徒さんのほとんどの原因が「小学校の算数」です。中学校に入り勉強が分からなくなったのではなく、小学校段階で予兆が出ていたわけです。 特に、「分数・小数・単位・割合・図形の特徴」の5つに課題を抱える生徒さんが多いです。   とりわけ多いのが分数で、分数の構造から始まり、数直線の目盛り、通分や約分の計算、小数との相互変換など、広い範囲で分数を理解出来ていないまま中学校に進学しているケースを多く見ます。   生徒さんに聞くと、「実は小学校の途中から分からなくなっていた。」と告白を受けるケースが本当に多いです。   学校から「◯◯君は、△△が出来ていないので、今すぐ対処して下さい。」と指示されることはほとんどありません。よって、家庭で気づいてあげて速やかに対処することが大切です。 一番最後の学校から学習についての課題提起が無いという問題点ですが、下記のようなニュース記事を見ると、一人ひとりの学習を細やかに見ることは事実上不可能であることが分かります。   本当に学校の先生はやることが多すぎます。実際に、この記事にある先生と近しい状況は、私の子供の担任の先生からも聞いたことがあります。   学校はブラック職場? 先生に密着…“不登校や外国人”追われる対応、教育現場のリアル【報道特集】 https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3cc223ee38bd6fb87890cf66a0a428a28bf7a3   そういう意味では、やはり気付きと改善の中心にあるのは、各ご家庭・各保護者さんであると言えます。私も二人の子供を持つ父親として、十分に見れていない点があると認識しています。   時間の使い方を変え、しっかり子供と向き合わないといけないなと反省しました。

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昨日の午前中、某ファミリーレストランで受験生の自己PRカードの添削を行っていました。 自己PRカードは11月から12月に掛けて、中学3年生が学校に提出する大事な受験生用の書類です。   内容は… ①志望理由について ②中学校生活の中で得たこと ③高校卒業後の進路について の3つです。   都立高校受験生は志望先に中学校から提出され、私立高校受験生は提出は無いですが、多くの私立高校では面接があるので、ここにある内容を整理しておく必要があります。   先日、保護者さんと生徒さんに参加してもらった説明会で概要や記入のポイントを説明し、サンプルも配布しました。   その後、期限までに提出してもらい今週から添削を進めています。   添削は1日あたり2-3人が上限です。   一人ひとり提出してもらった内容を熟読し、それをより良いものにすべく添削します。   1件30分くらいは掛かるので、3人添削したら1時間半です。   他にもやるべき仕事はあるのと、とても集中力の必要な仕事なので、それ以上は難しいです。 添削した自己PRカードは、各教室長から保護者さんにフィードバックしています。   フィードバックを受けた生徒さんは、是非何回も目を通して、声に出して読み上げて下さい。 そうすると、自分では話しづらい表現や、話しやすい句読点の位置に変更できるはずです。 この自己PRカードの作成は、自分自身の過去・現在・未来を整理するので、受験への意識醸成にぴったりです。毎年、これをフィードバックした生徒さんは、教室でも受験へのアドバイスをしっかり聞いてくれるようになります。こういったプロセスを踏んで、意識が上がっていくのだと思います。

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いよいよ鶴川中学校の定期テストが来週に迫っています。他の中学校も2週間から20日前を切りましたね。 すでに9科目の範囲の勉強と仕上げが終わった生徒さんもいれば(今日以降、何を勉強しようかね・・と昨日相談。)、そうでない生徒さんもいます。 当たり前の話なのですが、準備期間をしっかり取った生徒さんほどその準備は進んでいます。 ワーク勉強会や、テスト対策授業を有効に活用してくれていることはもちろんのこと、昨年から流れを作ってきたことや、自宅での学習時間もしっかり割いてくれています。保護者様のサポートもありがとうございます。 一番の障壁は、今の中学校の各科目のボリュームと難易度です。 例えば、今回鶴川中学1年生の数学は範囲が約50ページですが、「50ページもあるの?」と思われるかもしれませんが、実はこれは予想よりもかなり少なかったです。 数学の教科書は約280ページあるので、年間4回のテストで均等に割ると70ページずつは進めていかなければなりません。 そういう意味では、2学期以降のテストにしわ寄せがいきます。   その50ページですが、正負の数の四則演算がテスト範囲の中心です。   保護者さんの年齢により分かれるのですが、この正負の数の四則演算は、保護者さんが習っていた解き方と今は違います。 特に加法と減法については、今の中学生は二通りの解き方で習っています。仮に第一解法と第二解法とすると、私も含めて40代以降の保護者さんであれば第二解法しかご存じないと思います。   例題を出してみます。 ☆24+(-8)-(-41) 整数の正負の数の加法と減法が混じった計算ですが、   ☆第一解法で解くと… 24+(-8)-(-41) =24+(-8)+(+41) =+(24+41)+(-8) =+65+(-8) =+(65-8) =+57   となります。「え?何、この解き方?」と思われるかもしれませんが、これが中学1年生の最初にならう解法です。   ☆第二解法で解くと… 24+(-8)-(-41) =24-8+41 =24+41-8 =65-8 =+57   となります。多くの保護者さんが認識している解法はこちらです。   答えは同じになるのですが、数学は様々な解き方があることを知ってもらうのと、正負の数の構造を理解するために、第一解法があります。 ただ、国が定める学習指導要領がそのような趣旨で作られていても、中学1年生にとっては数学の冒頭で「混乱を招く」要因になっていることは間違いありません。 ちなみに、数学1年生の一番最初は「素数」と「素因数分解」です。「え?素数って、中学1年生で勉強しているの?」こちらも、それを知ると驚かれる保護者さんが多いのですが、素数とこの加法と減法で混乱して、その後数学の授業は一切主体的に受けなくなる生徒さんが非常に多いです。学校では教室の窓の外を見て、時間を過ぎ去るのを待つようになります。   上記の加法と減法でいうと、学校の先生により「どちらで解いても良いよ..」という先生もいれば、「加法に変換する方法で答えよ..」と問題で指図してきて、途中式を確認する問題を出す先生もいるので、一応両方の解法を知っておかなければなりません。 つまり、「生徒さんが混乱することを前提とした」学習時間が必要ということです。全く混乱せず、習った解法をスムーズに展開出来る生徒さんもいますが、多くの生徒さんが一度は混乱します。 一度で済めば良いですが、3回・4回・・と混乱し続ける生徒さんもいますので、指導側も根気強く丁寧にサポートしていく必要があります。当然、学校ではそこまでは難しいので、塾側で時間を割きます。   なお、「混乱する生徒さんはどういった生徒さん?」なのかというと、二つの明確な特徴があります。   1つは、小学生の時から暗算を多様して、途中式を書く習慣が身についていない生徒さんです。K式やフラッシュ暗算・タブレット学習等をやっていた生徒さんにその傾向が強いですが、中学校の数学は暗算がほぼ難しい問題設計になっているので、上記のように必ず式を丁寧に書く必要があります。 しかし、式を書く習慣が無かった生徒さんにとって、その習慣を身に付けることは大変厚い壁となります。理由は「面倒」だからです。思春期の生徒さんにとって「面倒」は一番の大敵です。   2つめは、分数と小数の構造や計算を理解出来ていない生徒さんです。特に、分数と小数の相互変換と、分数の通分やよく分かっていない方は、かなりの苦戦が待ち構えています。上記の例のように整数の問題だけであれば良いのですが、分数・小数・括弧などが複雑に絡み合う問題もあります。

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2024年7月3日に日本の3つの紙幣が新しくなります。 1万円、5千円、千円の3つです。     正確には紙幣ではなく、日本銀行券といいます。     私も新しい紙幣にはあまり興味が無かったのですが(笑)、「そうだ!社会の時事問題や受験に出題される可能性が高いな!」と思い、急遽blogで情報共有することにしました。   ↓日本銀行の新紙幣特設サイト https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/   まず、各お札に誰が描かれているかの前に、新紙幣の特徴です。   最新の偽造防止技術がふんだんに使われ、ここまで偽造防止がされていると流石に偽札犯罪は無くなるのではないかなと思いました。 ・深凹版印刷 ・高精細すき入れ ・3Dホログラム ・潜像模様 ・パールインキ ・マイクロ文字 ・識別マーク ・すき入れバーパターン ・特殊発光インキ (3Dホログラム)   と全部で9つの偽造防止技術が入っています。   それぞれの詳細はサイトをご覧下さい。 https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design10/   ただ、今は電子マネー全盛の世の中ですので、犯罪者は偽札を作ることよりも、電子マネーによる不正に注力するような気がします。   次に新紙幣に描かれる偉人です。これは特に中学3年生は暗記必須ですね。人物名を漢字で覚え、どういった人か最低限書けるようにしましょう。 新1万円札は「渋沢栄一」です。   渋沢栄一さんは、”日本近代社会の創造者”と言われ、約500社の企業の設立に係わりました。有名なのは、東急電鉄や東急百貨店の東急グループですね。 新5千円札は「津田梅子」です。   津田塾大学の創設者で有名な津田梅子さんですが、生物学が専門で「欧米の学術雑誌に論文が掲載された最初の日本人女性」と言われています。いわゆる元祖才女でしょう。 新1千円札は「北里柴三郎」です。   世界で始めて、破傷風の血清療法やペスト菌を発見した北里柴三郎さんですが、皆さんご存知の北里大学の学祖です。北里大学や北里大学記念病院が相模原にあるので、馴染がありますね。   3人の偉人の詳細もサイトで紹介されています。 https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/shokai/   こうやって新紙幣を調べてみると、偉人たちの功績の素晴らしさ、それに比べると「自分は頑張れているのかな?」という疑問が浮かびました。   時代は違うとはいえ、大胆に行動、そして徹底的な努力をする偉人に刺激を受けました!   生徒さんたちも、世の中を変えるようなチャレンジに向け邁進出来ると良いですね!!     あっ、ちなみに現行のお札は1万円札(福沢諭吉)、5千円札(樋口一葉)、1千円札(野口英世)です。新札と旧札の組み合わせを選ぶような問題を出してくる先生がいたら、ちょっと意地悪かなあ(笑)。裏面の図柄も含めると、色々知っておいたほうが良いことたくさんありますね。   (現行の紙幣一覧) https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm

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