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受験英語に必要なのは「難単語」より「構造把握力」

今回取り上げた英文は、大阪大学英語の最初の設問に出てくる2文目です。

Humans distinctively excel at these forms of sociality,
which led theorists in many disciplines to hypothesize
that humans possess unique adaptations facilitating advanced social cognition.

一文としては長めですが、実はこの文、
阪大からの「まずは肩慣らしをしましょう」というメッセージのような位置づけです。

文は長いが、構造は素直

この2文目で阪大がやっていることは、とてもはっきりしています。

  • 語彙はやや学術的

  • ただし、文構造はねじれていない

  • 関係代名詞 which と that節が素直につながる

つまり、
「落ち着いて構造を追えるか」
を確認するための小テストのような文です。

ここで崩れると、その後が苦しくなる

この文で、

  • which が何を受けているか分からない

  • that 以下を全部一塊で処理できない

という状態になると、その後に続く本番パートの長文は一気に厳しくなります。

逆に言えば、

「あ、この英文はいける」

という感触をつかめた受験生は、
本文全体を冷静に読み進められるようになります。

授業では「簡単だと思わせる」ことを大切にする

授業では、この2文目をあえて丁寧に扱います。

  • 主語と動詞をまず押さえる

  • which は「前全体を受ける」と確認

  • that節は情報のまとまりとして処理

すると多くの生徒が、

「意外と普通ですね」
「阪大、ちゃんと読ませる問題なんですね」

と口にします。

この感覚を持たせることが、その後の読解の安定につながります。

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