数学ができるようになるコツ——「わからない」をそのままにしない
数学が苦手だと感じる理由の多くは、「途中でわからなくなったのに、そのまま進んでしまう」ことにあります。
実は、数学ができるようになる人ほど、この“ひっかかり”を見逃しません。
1.問題集の解説は「すべて」を書いていない
問題集の解説は、とても親切に見えます。
しかし実際には、途中の考え方や細かな計算を省略していることが多いのです。
-
「なぜこの式に変形したのか」
-
「この公式は、どこから出てきたのか」
-
「この一行を理解するには、何が前提なのか」
こうした部分が抜け落ちているため、
「読めば分かるはずなのに、分からない…」と感じてしまうのは当然のこと。
それは能力の問題ではなく、説明の“前提”が共有されていないだけなのです。
2.自分で埋めようとして、立ち止まっていい
わからないところに出会ったら、
いったん立ち止まって次のことを試してみてください。
-
その行の前後をもう一度ゆっくり読む
-
ノートに式を写し、同じ変形を自分で再現してみる
-
どこからどこまでが「わからない」のか、言葉にしてみる
「どこで迷っているか」がはっきりすると、理解は一気に進みます。
3.そして――質問できる環境を使い切る
それでも解決しないときは、質問するのが一番の近道です。
質問できる相手がいるというのは、
実はとても大きな学習の武器です。
-
省略されていた“考え方”を補ってもらえる
-
自分の解き方が間違っているのか確認できる
-
つまずき方の癖まで見てもらえる
質問は「できない証拠」ではなく、
できるようになるためのスタートラインです。
まとめ
数学ができるようになるコツは、とてもシンプルです。
1️⃣ 解説は省略が多いと知る
2️⃣ わからないところで止まり、考え直す
3️⃣ そして、遠慮せず質問する
このサイクルをくり返すほど、
「理解できるスピード」と「解ける問題の幅」が、確実に広がっていきます。
わからないことに出会ったら——
それは伸びるチャンス。ぜひ大切にしていきましょう。
