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都立推薦入試詳細 [教室長:松本]

受験生の皆さんにご協力いただき、少しずつ各高校の推薦入試内容が明らかになってまいりました。

 

皆、面接の体感時間は5分程度だったようで、緊張したようですね。本当によく頑張りました。

 

後輩の皆さんは、作文や面接内容をご覧になって中学校生活をどのように過ごすべきか参考になると思いますので是非ご一読ください。

 

【松が谷高等学校】

 

(作文)

学校生活において、個性を認め合い、互いに成長していくために、どのように過ごしていくか、体験や見聞をふまえて500字以上600字以下であなたの考えを述べなさい。

 

→ 「体験をふまえて」ですので、それぞれの生徒の「強み」を生かした作文が書けたのではないでしょうか。何もない生徒などいません。15年間生きてきて、成長したこと、悩んだことなど作文や面接練習で存分に掘り下げてきたはずです。

 

(面接)

志望動機、将来の夢、なぜプロを目指さないのか、入りたい部活、クラスでどのような立場にいたか、クラスに元気がない時どうするか、校則やルールをどう思うか、得意教科、苦手教科、高校ではどの委員会に入りたいか。

 

→ 想定される質問を生徒と共有しておいて良かったです。「なぜプロを目指さないのか」「校則やルールについて」など事前に練習しましたね。こちらの生徒さん、想定外の質問が飛んでくるとすぐ顔に出てしまいますが、それもまた素直でいいですよね。

 

【小川高等学校】

 

(作文)

あなたの今までの経験や体験の中で自分の思うようにいかなかったことについてあげなさい。また、それをどのように考えて解決することができたか600字以内で述べなさい。

 

→ V字回復をイメージして練習してきました。それは、失敗や負荷が人を成長させることを大人は知っているからです。しかし、時代は「令和」です。負荷をかけるのは、ほどほどにしないといけません。

 

(面接)

志望理由、中学校時代頑張ったこと、部活で学んだこと、クラスの意見をまとめるときに意識していること、最近の気になるニュース、高校卒業後の進路、説明会や文化祭の印象、自己PRをしてください。

 

→ ほとんどの質問は練習会で網羅できていたかと思いますが、こちらの生徒さん、面接の内容が思い出せないほど緊張されたようです。教室に常備してある先輩たちの記録を読み直して、落ち着いて思い出していただきました。

 

【町田工科高等学校】

 

(タイピング)

P検で最大750文字中650文字位打てたようです。点数にして80点台後半、キーボードタイプはセルモと同じだったようです。

 

→ 町田工科の推薦入試を受ける生徒たちは授業時にP検でタイピングのスピードを上げてきました。こちらの生徒さんは準2級以上のレベルで、それ以上は計測できないほどでした。

 

(面接)

志望動機、他の系列に興味はあるか、中学校一番の思い出は、集団生活の思い出は、校則をどう思うか、校則をやぶる人がいたらどうするか、委員会は何に入っていたか、美術、家庭科で印象に残った作品は何か。

 

→ こちらの生徒さん、「がんばれ!!後輩たち!!」「セルモでP検できるからやってみたまえ!」と優しく力強いメッセージも添えてくださいました。そして普段見ないかわいいイラストも添えてくださいました。素敵な心を持っておりますね。ちょっと自分で言うのは恥ずかしいのですが、私が目指すのは知力という強さに加え、思いやりのある人物像です。そう言った思いに賛同してくださった卒業生や保護者様は多いと信じております。

 

【山崎高等学校】

 

(作文)

あなたの中学校に留学生が来ました。学級委員として中学校周辺を紹介することになりました。具体的に紹介したい場所を一つあげ、書きなさい。

 

→ 今までとは違う傾向に戸惑う生徒も多かったのではないでしょうか。まず、どこを紹介しようか悩みますよね。私だったら「ツルハ」か「ファミマ」くらいしか思いつかなかったかもしれません。

 

(面接)

志望理由、山高の総合的な時間で何を学びたいか、学校見学で思った山高の印象、山高の求める生徒像を知っていますか、自己アピール1分、校則やマナーを守るために必要なことは何ですか、山高の特色についてわかることがあれば教えてください。

 

→ 山崎高校に関してはブログで掘り下げてきたつもりです。ブログをご覧になったお母様も生徒に読ませてくださったようです。山崎高校はユネスコスクールであり、グリーンデイや山崎サミットなどしっかり言えていれば大丈夫です!

 

【工芸高等学校】※二日間に渡って実施

 

(作文)

あなたがものづくりを学びたいと思ったきっかけとなる出来事について教えてください。またその出来事を生かして工芸高校でどのような技術を学び、どのような仕事に就きたいと考えますか。540字以上600字以内で書きなさい。

 

→ こちらの生徒さん、自身で深く掘り下げてこられたので書けたのではないでしょうか。素晴らし文字で、深い作文が書ける生徒さんです。

 

(面接)

高校までの経路、自作した作品で印象に残っているもの、工芸を何で知ったか、委員会で成功したこと、失敗したこと、日常で充実していると感じること、中学校生活で困ったこと、入りたい部活、部活見学はしたか。

 

→ 日常で充実していると感じることって悩ましいですよね。私はやはり生徒の成長を感じた時でしょうか。生徒って、ある時急にできるようになるのです。また、高校生になるとさらにできるようになるのです。学年で11位、化学で評定5など、私の想像を遥かに超えていくのです。

 

長くなって申し訳ございませんが、受験生が書いてくださったレポートを紹介させていただきました。

 

都立推薦入試の倍率は3.42倍、3.40倍、2.25倍、1.73倍、1.50倍、1.49倍など、私は覚えてしまいました。

 

 

後輩の皆さんは、まずこの数字が何を意味するのか、そこから説明していきますね。

 

推薦入試を受けた受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

作文練習や面接練習の様子はインスタグラムのハイライトで紹介しておりますので、お時間がございましたら是非ご覧ください。

 

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