2024.11.12
学校の授業を聞かない理由! [代表:宮谷]
先週末は、忙しい週末でした。
2学期期末テストが控えていた事もありますが、冬期講習、日帰り合宿勉強会など、イベントが目白押しなので、パンフレットやチラシ、教材の注文など様々ありました。この時期は仕方ないですね。
一部教室で欠品でご迷惑をおかけしていた「セルモオリジナルノート」ですが、無事昨日1,000冊納品されました。
欠品待ちしていた中学2年生の生徒さんが早速5冊まとめて購入してくれました(笑)ありがとうございます。
この生徒さんですが、ノートに「◯分◯秒」と一単元終わるたびに「掛かった時間」を書いています。また、絶対気をつけたいポイントを大きく書いており、時間を含め意識付けをしっかりしていることが分かります。
さて、今日から定期テストが始まっている学校が多いですが、最近深刻なのが「学校の授業を聞いていない。」生徒さんが非常に多いことです。
「聞いていない理由」は様々です。生徒さんと会話すると…、
①教室がうるさくて集中出来ない。
②先生の説明が分からない。
③苦手な科目なので諦めている。
④寝不足で寝てしまった。
などがあります。
①はコロナ禍以降の各学校の大きな課題ですね。一部の生徒さんの授業妨害が深刻な状況で、注意しても聞かないので先生も放置です。
真面目に受けたい生徒さんからすると迷惑極まりない話ですが、それらの生徒さんも仕返しが怖くて、クラスメイトに注意出来ません。
個人的には、授業妨害する生徒さんは親に連絡をして学校から帰ってもらったら良いと思います。
言っても聞かないのであれば、そうするしかありません。
妨害する生徒達は、学校がそういった強権を振るうことは無いと高を括っているからです。
②の「先生の説明が分からない。」もとても多いですね。
先週も、とある生徒さんが「数学の説明があまりにも分からない。」と言っていました。
これはある意味仕方の無い面もあります。このBlogでも度々書いていますが、大量の学習指導要領の中身を「今の授業時間・コマ数」で教えようとすると、かなり高速にならざるを得ないからです。
ちなみに、某中学3年生は2ヶ月半で社会の公民を100ページ進めました。本来は半年弱掛けて進めるボリュームです。
当然、生徒達は「言葉は聞いたことがあるけど、中身は分からない。」そんな状況に陥っています。
セルモで数学や英語の進度が早く、復習も終わった生徒さんにはテスト対策授業を組み合わせて、その公民の100ページを急遽補習しています。
しかし、当然半年掛けてやる中身なので、数回の授業では終わりませんよね。
③の「苦手な科目は諦めている。」は、小学校からの連続性です。特に数学と英語に多いです。
負の循環を断ち切るためにも、小学校でつまずいた箇所から復習したほうが早い場合がほとんどです。保護者さんは時間を与えてあげて下さい。
④の「寝てしまった。」は、学校と言うよりも本人、家庭での生活管理の問題です。スマホやタブレット・ゲームは20時や21時など時間を決めて打ち切って下さい。
打ちきれない生徒さんからは回収したほうが良いでしょう。
深夜2時や3時までずっと起きている中学生や高校生が山のようにいます。睡眠3,4時間で一日過ごすのは育ち盛りの子どもたちには無理があります。
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