2024.06.11
テストの手応え、水溶液の基礎学習をテスト前日に..。 [代表:宮谷]
昨日6月10日(月)から鶴川中学校の1学期期末テストが始まりました。
早速、教室の自習スペース利用可能時間から登校してくれた生徒さんがいました。
中学1年生の生徒さんですが、状況を聞いてみると「数学と社会は問題ないです。美術はまあまあかな。」と冷静に答えてくれました。
問題ないというのは、事前に取り組んだ膨大な量の事前学習内容がきちんとテスト内容にはまったということです。1年生の1回目のテストですから、まずは基本を何度も繰り返すことが重要ですが、それをしっかりやり遂げてくれました。
次に登校してきた2年生の生徒さんは、「数学は頑張ったから解けた。問題数が予想よりも少なかったので、時間内に解くことが出来ました。」とのことでした。
課題の連立方程式の確かめの計算をやったかどうか聞いた所、「きちんとやったので、大丈夫だと思います。」と頼もしい回答。
一方で、社会や美術の状況を聞いてみると無言だったので(笑)、おそらく数学ほどは手応え無かったのでしょう。
この生徒さんの場合、先週末の日曜日に数学のテスト範囲の前半部分の範囲を復習し、大いに解法を間違えていたので、改めて指導しなおしました。そういったことも良かったとのことでした。
さて、このように一人ひとりの状況はありましたが、それよりも深刻だったのが2日目のテストへの備えです。
それは特に中学2年生の理科の学習準備でした。
2年生や3年生でよくあるのですが、1学期に前年の積み残し箇所の出題があります。
今回も鶴川中学校2年生の理科は、1年生の水溶液や地層が出題範囲として指定されていました。
そこの範囲をきちんと復習出来ていない生徒さんが多く、時間的制約はありましたが、特に計算ルールを理解しなければならない水溶液に絞って復習に取り組みました。
水溶液の計算ルールで理解しないといけないのが、濃度計算です。小学校5年生で割合の計算を学習しますが、ここで百分率を使った濃度計算のルールを学びます。
また小学校の理科でも学びますし、中学1年生の数学・理科でも学びます。しかし、皆さん苦手なので、ずっと避けてきた方が多いんですね。
昨日は、そもそも食塩水を初めとした溶媒と溶質を混ぜた溶液とは何かということや、計算式の考え方、数字から百分率の変更の仕方など、基本となる部分を多くの生徒さんに説明しなおしました。
皆さんには、テスト前日にこのような学習をすることは、本来本質的では無いことを伝えています。学校の授業の段階で、しっかり不明点は解消して欲しい(質問する、調べる)ですね。学校の先生に質問しづらければ、セルモで事前に学習時間を確保するようにアドバイスしました。
昨日の学習が今日のテストに役立つことを祈っています。
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