2023.10.09
テスト対策はシンプルだ
生徒と定期テストについて話をしていると、
・テスト範囲が広くて何をしたら良いか分からない
・プリントはあるけど、それをやっても(今まで)イマイチ点数に繋がらなかった
という悩みを聞く事があります。
テスト範囲が広いという話については、心のどこかで「広いから結果が出なくても仕方ない」
という言い訳が欲しいというのもありそうですね。
そういう時は範囲を絞ってやれば良いだけですので、気にせずここだけ!を決めてやってしまいしょう。
プリントはあるけど、結果に繋がらなかったについては、単純に繰り返しの回数が少ないだけ、
という可能性が高いです。やっぱり一度解いた問題は、(プリントに書き込むと余計に)
もう一回やる気にはなかなかなりませんし、答え・やり方を覚えてしまっているから意味が無いのでは、
と感じてしまうものです。
でも、テスト対策と言うのは、結局似たような問題が出たときに、解答パターンが瞬時に浮かぶ必要があるため、
身体に染み付かせておくことこそ重要なわけです。
同じところを繰り返しやるより、他の範囲を進めた方が良いという気持ちは十分に分かります。
またまたスポーツに例えて申し訳ないのですが、同じ練習を繰り返しやる事で、
精度が上がる感覚は理解できるかと思います。勉強もそれと同じです。
もちろん繰り返しの回数を十分に取った上で、範囲を広げていくのは必要ですが、
まずやるべきは、繰り返しやって結果に繋げるという成功体験を積み重ねる事です。
一度騙されたと思って、やってみましょう。
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