【慶応義塾高等学校】合格者インタビュー~受験生・前編~
はじめに
慶應義塾高等学校に合格した「山本くん」
門野坂:本日は合格者インタビューということで、山本君にお越しいただいております。
本日はよろしくお願いします。
山本 :よろしくお願いします。
門野坂:受験お疲れ!
山本 :お世話になりました。
門野坂:本当におめでとう!
山本 :ありがとうございます。
門野坂:今日は学ランで、初めて?学ラン姿は、親に見せるのも初めて?
山本 :いや、そういうわけでは。試着で1回、採寸の時に…
門野坂:なるほど。じゃあ学ラン姿でわざわざ来てくださって、本当にありがとうございます。
じゃあ、改めて合格した学校も踏まえて自己紹介お願いします。
山本 :はい、慶應義塾高等学校に合格しました、山本リョウマです。
門野坂:ありがとうございます。ちなみに併願した学校も教えていただけますか?
山本 :併願した学校は、早稲田大学高等学院、明治大学附属中野高等学校、早稲田学院高等学校、桐蔭学園高等学校、あと立教新座高等学校です。
志望校を選んだ理由
門野坂:はい、ありがとうございます。慶應を受けるきっかけは何だったのかを、まずは教えていただけますか?
山本 :適度に自由な校風と充実した設備、あと自分の場合は男子校っていうことで、女子の目を気にせず過ごせるっていうのが。あとは、単純に早慶っていうブランドに憧れもあったり。
門野坂:面白いね、男子校っていうのが理由に上がる…
山本 :だから、早稲田も学院受けたってのもそうで…
門野坂:あー!はいはいはいはいはい。なるほど!ありがとうございます。もっと深く聞きたい部分はあるけど、あえて川崎学舎に入塾するきっかけの方に話題を移して、お伺いできればと思うんですが改めていかがでしょうか?
川崎学舎に入塾したきっかけ
山本 :元々、前に通っていた塾の先生がやっているっていうことはあったんですけど、その中でも少人数だけども集団塾で、個別指導と大手の塾の間を取ってるような感じがしたのがやっぱり魅力かなと。
門野坂:めっちゃ良いように、見本みたいな回答じゃん!正直さ、小6とかの段階でそんなことって考えられる?当時はどうなの?当時は正直、入れられるがままって感じ?
山本 :まぁ確かに。どこがいいとか、ぶっちゃけ小6はあんまり考えてなかったです。
門野坂:そうだよね、そりゃね。
山本 :振り返っても、あの時はやる気なかったなっていう感じで。正直、塾にはあんまりこだわりがなかったけど、とりあえずいきなり新しいところに行くよりは、知ってる先生がいるところがいい。
門野坂:なるほど、なるほど。すごい分かりやすいな。まぁちょっとこれは、ここでは簡潔に聞いて、深い話は後から聞くみたいな感じで展開して行こうかなって思ってるんだけど、川崎学舎ってどういうふうに勉強進めていくかを、初めて学舎を知ろうとしてくれてる子たちに向けて、もう少し教えてくれるかな?
川崎学舎での学習方法
山本 :やることとしては、授業の復習をしっかり(まぁやってなかった自分が言えることか、だいぶ怪しいところがありますけど)授業の復習を自習室でやっておくこと。その上で、例えば宿題に関しては、先生と相談しながら自分のテキストをやったり、量とかを相談しながら決めてくのが1番なんじゃないですか。
門野坂:相談しながら?
山本 :はい。
門野坂:苦手科目・得意科目っていう部分も聞きたいんだけど、まずは苦手科目は何で、それに対してどういうふうに対策をしていったかっていうのを教えてくれる?
山本 :苦手科目は理科と…
門野坂:まぁ5科だったら理科、受験では使ってないけど理科と…
山本 :強いていうなら、英語。
門野坂:確かに、3科の中だったら英語なのかな。理科は2年生の時だけしかここではやってなかったから、英語の悩みとか最後どういうふうに克服していったとか、そういう話を聞けたらと思うんだけど。
苦手科目のとりくみ方
山本 :英語は、駿台模試の偏差値で40代を取っちゃったので、結果的にイチからもう1回やってみることによって、自分の場合は上がったかな。やっていく中で、基礎が大体漏れてることが分かって。とりあえず英検準2級取ってないの取るつもりだし、ただ取った後も、自分の周りは英語のレベルが早慶クラスになると、どうしても…そこまで上がり切らないので、もうその中で問題をたくさん解いていって、いかに5分5分の状態の中で受かるか受からないかの瀬戸際まで持っていけるかっていうのが。
門野坂:結構、最後は演習量でねじ込んだみたいな。
山本 :そんなところもあります。
門野坂:ありがとう。逆に得意科目は何?
山本 :5教科なら社会だけど…
門野坂:そうだね、5教科だと社会だね。3科に落とし込むと、数学と国語どっちなんだろう?
山本 :得意科目というよりも、科目の中で得意な単元とそうでもない単元が中に入ってて、自分の場合模試のところだとわかりやすいんですけど単元別に…
門野坂:例えばじゃあ、数学はどういうふうに対策してたの?シンプルに得意とか苦手とかじゃなくて。特に中3後半の勉強を振り返りながら。
山本 :中3の勉強の時は学舎での数学の勉強、志望校に対しての勉強をやってきて、やっぱり今村先生が志望校に対応したレベルの問題と演習をしっかり出してくれるので、合格するために必要な問題はかなりの頻度で練習できるんですけど、やっぱりその中でも人によってはあまりできない単元とかが出てきて。できる単元はもうできるので、できない単元の中で同じくらいのレベルの問題を詰め込んでいって、そのもう1段難しいレベルのも少しやって…
門野坂:じゃあ、英語と数学に共通してるかもしれないけど、苦手な単元とか範囲をしっかり決めてそこは演習頑張って積んでいく。なるほど。国語はどうなの?
山本 :国語はやっぱり文章…国語は数学の問題と違って、人によって差が激しい。作る側の人によっても激しいし、受ける側によっても、できる文章できない文章がある。ただそんな中でも基礎的な論説力、説明文読む力だったり、小説読む力だったり、っていうのは文章読み込んで付けていけるし、違う志望校の過去問がこの文章やりたい、こんな感じの文章読みたいってなった時に、「じゃあこの問題は、これくらいの時間で解く」みたいなことを色々決めていってやっていくのが有効的だったなって。
門野坂:面白いね、その3科に共通するのが、苦手な範囲をとことん見極めてっていうところだね。国語とかやっぱり慶應とか顕著だよね、出る問題がバラバラ。問題の種類もバラバラだし、設問も確定してるものはない。そんな場合は、同じ系統の苦手な系統をたくさん見つけてはやるってところ。
特に学舎だったら、決められた形じゃなくて自分の苦手なところを見つけて調整してやるっていうのができるってところかな。ありがとうございます。良いように話してくださって。
じゃあ中学生活、将棋部だったりとか趣味で鉄道が趣味だったりとか、自分の好きなことがたくさんあったと思うんだけれども、中学生活と川崎学舎での受験勉強の両立はどうだったかっていうのを振り返って欲しいんだけど。
学校生活と受験勉強の両立
山本 :やっぱり中1の時からそもそも学舎にいたし、部活も始まったので体力的にも慣れなかった時期は本当に大変でした。すごい疲れて毎日帰ってたし、すごい辛かったことも結構覚えてるんです。まぁ中2の12月から段々中3になってくるにつれて、作業と化していくような感じになってきて。ただやっぱ中2の時は、趣味で電車の旅を組んでいたんですけど、どうしても授業時間と被っちゃうとかあったんで、その中でどうするかを日程調整しながら色々考えてやっていった感はありました。中3は突っ走るか!みたいな感じで、ほとんど夏以降はどこにも行きませんでした。
門野坂:なるほど。だからあれだよね、レベルアップするにつれて、特に中2以降は学舎はいつも来る場所みたいになってて、それありきで予定を埋めていくみたいな感じかな。なるほど、ありがとうございます。じゃあ入試の直前を少し振り返ってほしくて、12月末、1月、2月の直前期をどうやって過ごしたかっていうところを、少しメンタル面でこういうこと意識してたとか、こういう行動を心がけてたとか、語っていただけると助かるんだけど。
受験直前時の過ごし方
山本 :受験が近づくにつれて、メンタル面ではどうしても早く終わってほしい、この辛い生活、段々飽きてくるしそういう生活が早く終わって欲しいと思いながらも、レベル的に大丈夫なのか不安で…。でも、その不安は、勉強することでしか解決できないので、とにかく勉強して。でも、気分転換も必要なので、風呂の時間とかはリラックスすることを大切にしてました。
門野坂:リョウマの口から、勉強の不安は勉強で解決するしかないなって聞く場面があるとは思わなくて。それは印象的だけどな、結構体育会系なマインドではあるかなって思って。
山本 :まぁでもぶっちゃけた話、勉強で解決するって言っても、どうしても空回りしてる感しかないんですよね。だから実際にやってみた感覚では、結局あんまり変わらないって感じもして…なんかもうよく分からなくなってましたね。
門野坂:確かに英語と国語の文系科目はね。正直低い点が続いた時もあって、そういう時は確かにつらかっただろうけど、まぁよく毎日毎日継続したよねっていう。ありがとうございます。風呂の話も印象的だったんですけれども、そういうちょっと空回ってるかもしれないなっていう直前期を経て、結局は慶應に合格できたっていうところを振り返って、合格した時の気持ちを教えて欲しいんですが?
合格後の気持ち
山本 :合格した時の気持ちは、あまりこれ言っていいのかわからないですけど、補欠合格だったので…あまり無い。でも、やっぱり素直に嬉しかったし早稲田は?ってなってきましたね。
門野坂:まぁね。
山本 :素直に嬉しかったところもあるんですけど、受かって1週間くらい経ってくると、自分はちゃんとやっていけるのかなっていう不安も…
門野坂:あ、そうなんだ。結構不安も大きい?
山本 :留年しないかなとか。真面目に…
門野坂:そんな自分の中では、下位の方で入っちゃったかも、みたいなのはあるの?
山本 :あります。自分で正直絶対失敗したなって。国語とかどうしても馴染めなくて。最初でかい記述2つも書けなかったから、あ、ヤベェこれだけで十何点とか落としちゃった、とか思いながら。しかも、英語もとれてるのかとれてないのか、半分くらいしか取れてないのか50点くらいかなぁとか。数学もめちゃめちゃ挽回できたかって、まぁだめだろうなと思いながら。
門野坂:感覚としてはそうなんだ。じゃあ話を少し戻してしまうんだけども、改めて川崎学舎での受験を終えて、特に3年間通い切ってくれて、改めてどういったタイプの塾だったか、特徴を教えてくれる?
川崎学舎の特徴
山本 :基本的に、生徒と先生の距離がだいぶ近い。個別指導以上とも思ってます。個別指導って、自分がどうするべきか、勉強面について先生と色々話し合う感じはありますけど、川崎学舎は少人数なので、1クラス十何人とかの大手塾よりも、間違いなく距離が近い。
門野坂:理論上はね、破綻してる。だって個別指導は、1人1人向き合ってくれる感はあるから。すごい気になるけどね。
山本 :そうですね。難しいですけどね…言語化が難しい。
門野坂:まぁでも感覚としては、個別指導以上の対応してくれたように感じられるってことだよね。
山本 :授業はやっぱり7、8人に対して教えるのと、他にもそれぞれが別々の分野をやるってことも色々ありましたし、それ以外でも生徒同士のつながりも深いところなので、新しく入ってきた人でも馴染みやすいところだと思う。生徒と先生が、生徒1人と先生ひとりじゃなくて、生徒全員と先生に色々話を共有できたりするのも良いところだとだと思いました。
門野坂:ありがとうございます。
来年度以降も引き継いでいきたいと思います。では、次にどんな子が川崎学舎に合うと思いますか?
(インタビュー後編に続く)