【千里丘ゼミ】20年分の「ありがとう」
こんにちは。 千里丘ゼミナールの上井です。 先日は成人式でしたので、私が感動した話をひとつご紹介差し上げます。 成人式の朝、母親が我が子の振袖の襟を整えながら 「大きくなったね」と声をかけました。 今までにしたことのない美しい化粧とヘアスタイルが映る鏡に 自分の姿を見て、娘さんの脳裏には これまでの出来事が次々と思い出されました。 熱を出した夜のことや、受験で落ち込んだ日のこと クラブ活動の人間関係で困ったときのこと 何も言わずに支えてくれた母の姿が心に浮かびました。 会場へ向かう車の中でしばらく沈黙が続いた後、 彼女は勇気を出して言いました。 「今まで、本当にありがとう」 母親は少し驚いた表情でこちらを見て、 「こちらこそ、ありがとう」と静かに答えました。 成人式の朝、何気ない、静かで落ち着いたそんなやりとりに お母様は胸が熱くなったと言います。 本当に他愛のない話であるはずなのに、何故か私も心打たれました。 成人式は、大人になる節目であると同時に、 家族への感謝を素直に伝えられる大切な日でもあります。 彼らにとってこれはスタートです。 我々、親としては大きな節目であり これまでの苦労や確執や感動や感謝など、様々な思いを思い起こさせます。 美しく晴れた空に20年分の「ありがとう」が響く成人の日は 前向きで、未来への希望と不安と決意が詰まった大切な日ではないでしょうか。
