2026.03.09
【都立高校受験】理科・社会の学習スケジュール:合格への4つのステップ [代表:宮谷]
公立高校を目指す受験生にとって、大きな壁となるのが**「理科」と「社会」の両立**です。


私立高校は一般的に3科目受験のため、理社は定期テスト対策のみで乗り切れる場合が多いです。
しかし、公立高校志望者は「定期テスト対策」と並行して、早い段階から「入試対策」をスタートさせなければなりません。なぜなら、理科と社会はそれぞえ分野が広く、秋からの学習では間に合わないからです。
では、具体的にいつ、何をすべきなのか?

東京都立高校を受験する場合を例に、理想的な学習の流れを解説します。
① 中3に進学する「春」:土台築き
-
理科: 中1・2範囲の復習(主に一問一答)
-
社会: 地理の全範囲 + 歴史(明治維新まで)の復習
どの都道府県でも共通して言えるのは、**「まずはベースの知識を定着させる」**こと。
歴史の時代区分すら曖昧な状態で、過去問演習に取り組んでも効果は薄いです。

まずは、建物を建てるための「土台」をしっかり築きましょう。
② 本格的な受験勉強が始まる「夏」:反復と積み上げ
-
理科: ①の範囲(2周目) + 中3・1学期の復習
-
社会: ①の範囲(2周目) + 歴史の残り(近代・現代)

春に一度覚えたことでも、夏には忘れてしまうのが人間です。
夏休みは、既習範囲の「2周目(1周目で間違えた問題の復習)」を行いながら、中3の最新範囲をカバーします。
まとまった時間が確保できる夏休みこそ、理社にどっぷり時間を費やす最大のチャンスです。
③ 部活引退後の「秋」:知識の昇華
-
理科・社会共通: 受験頻出問題(実践形式)への挑戦
セルモでは、受験頻出問題を集めた**「Fトレ」**という専用教材を使用します。

単なる「一問一答(知識)」を、入試レベルの「解く力」へ昇華させる時期です。
ここで注意したいのが、秋から塾探しを始めるケースです。
秋にステップ③(実践)へ入るためには、春・夏にステップ①②(基礎)を終えている必要があります。
このステップを飛ばして秋から急に対策を始めても、基礎がないため太刀打ちできません。
ギリギリまで塾選びを先延ばしすることはお勧めしません。
④ 入試直前3ヶ月の「冬」:都立特化の総仕上げ
都立受験生はこのタイミングで、都立の出題形式に特化した問題集(「都トレ」など)で最終調整に入ります。

過去問演習の得点に大きな差が出るのは、まさにこの時期です。
-
順調な生徒: 着実に階段を登り、高得点圏で安定。
-
遅れている生徒: 基礎(①②)が抜けているため、都トレや過去問が全く解けない。
例年、年明けになってもステップ③が終わっていない生徒が見受けられますが、この遅れは最後まで響きます。
まとめ
入試という階段は、一歩ずつ着実に登るしかありません。

「まだ先だから」と後回しにするのではなく、今の時期からやるべきことを確実に進めていきましょう。受験にミラクルはありません。
今年の中3生全員が、自信を持って冬を迎えられるようサポートしていきます!
0
