2025.12.18
【阿武山ゼミ】目的が変わると行動が変わる
みなさん、こんにちは!
高槻市立阿武山中学専門塾の阿武山ゼミナールです!
本日は題にもありますように、「目的が変わると行動が変わる」エピソードを投稿します!
―― イチロー選手のエピソード ――
イチロー選手は、もともと高校時代から強打者として注目されていました。
中日ドラゴンズのジュニアチームに所属していた頃は、長打を打つこと、目立つ成績を残すことが一つの目的でした。
しかし、プロ野球選手として、そしてメジャーリーグを視野に入れるようになった頃、彼はある「目的の転換」をします。
それは、
「ホームランを打つ選手になる」から
「毎年、確実に結果を出し続ける選手になる」
という目的の変化でした。
この目的の変化によって、イチロー選手の行動は劇的に変わります。
- バットを最短距離で出すフォームに徹底的にこだわる
- 毎日同じルーティンを繰り返し、体調や感覚のわずかな違いを確認する
- 豪快さよりも、再現性と確実性を優先する打撃スタイルを選ぶ
周囲からは
「もっとホームランを狙えばいいのに」
と言われることもありましたが、彼の目的は明確でした。
「一試合ではなく、一年を通して結果を出し続けること」
その結果、イチロー選手は
- 日米通算4367安打
- メジャーリーグ年間最多安打記録(262本)
- 10年連続200本安打
という前人未到の記録を打ち立てます。
イチロー選手はインタビューで、次のような趣旨の言葉を残しています。
「遠くへ飛ばすことより、
自分がコントロールできることを積み重ねたかった」
これはまさに、
目的が変わったことで、選択する行動が変わり、結果も変わった
代表的な例と言えるでしょう。
0
