【東淀・新東淀ゼミ】kotatsuなっとくの科学~【第5話】冬のパチパチ~
大阪市の1中学専門個別指導塾ドリームチームより…
こんにちは! kotatsuです↓
東淀・新東淀ゼミナールの松井です!
ドリームチームの内部情報誌『ドリーム通信』
に、以前連載していたシリーズから、
『なっとくの科学』の一部を
紹介していきます!
登場するのは東淀・新東淀ゼミの師匠と、
たい焼きが大好物で言葉を話す
飼い猫の『コタツ』です。
絶妙のやり取りをお楽しみください!
『コタツ』師匠~、もうすぐいやな冬がやって来るニャ~…
師匠 ん? 冬はおぬしの大好きなコタツのシーズンぢゃぞ?
『コタツ』何かをさわるたびに「バチッ!」とくるニャ! 静電気、大きらいニャ!
師匠 それは静電気ではなく、『放電』という現象ぢゃ。放電を起こす原因が静電気なのぢゃ。
『コタツ』????????
師匠 もともと電気を通さない物体でも、その物体どうしをこすり合わせると、電気がたまるのぢゃ。まさつ電気ともいうのぢゃが、たまって動かないので静電気なのぢゃ。下敷きで頭をこすると、髪の毛が下敷きにくっつくのも静電気の力ぢゃな。地面と足がこすれあったときや、重ね着をした服どうしがこすれあったとき、からだに静電気がたまるのぢゃ。その状態で別の物体に触れようとした瞬間、たまっていた数千ボルトもの電流がいっきに空気中をバチッと流れるのぢゃ。
『コタツ』げ~! そんな電気が流れたら、オイラ死んじゃうニャ~
師匠 安心せい、数千ボルトと言ったが、流れる電気の量は大したことないので大丈夫ぢゃ。ただし、火花が飛ぶと危ないガソリンスタンドや花火職人には命取りになるので要注意ぢゃな。
『コタツ』セーターを脱ぐときの『パチパチ』も同じニャ?
師匠 その通りぢゃ! 真っ暗なところでセーターを脱ぐと、たくさんの火花が出ているのがよくわかるゾ。また、規模は違うが、雲や大気のまさつによる数億ボルトもの静電気が一気に地面に流れることで起こる『雷』も一例ぢゃ。ところで、いつもコタツに入って動かん上に、脱ぐことのできん天然のセーターを身につけたおぬしに、静電気なんてたまるんかいのう?
『コタツ』シャ~! 十万ボルトニャ~! ピカチュウ!
