【東淀・新東淀ゼミ】kotatsuなっとくの科学 ~【第2話】インフルエンザと風邪、どうちがうの…?~
大阪市の1中学専門個別指導塾ドリームチームより…
こんにちは! kotatsuです↓
東淀・新東淀ゼミナールの松井です!
ドリームチームの内部情報誌『ドリーム通信』
に、以前連載していたシリーズから、
『なっとくの科学』の一部を
紹介していきます!
登場するのは東淀・新東淀ゼミの師匠と、
たい焼きが大好物で言葉を話す
飼い猫の『コタツ』です。
絶妙のやり取りをお楽しみください!
『コタツ』師~匠~~~!
『師匠』ん? どうしたんぢゃ、顔が赤いぞ…?
『コタツ』体がだるくて、熱が39度もあるニャ! 変な菌が体に入ったのかニャ?
『師匠』インフルエンザなら、40度近くの熱が出るので大変ぢゃが、猫の平熱は38度ぐらいなので、少し熱がある程度ぢゃな。鼻水が出とるので、どうやら風邪(かぜ)のようぢゃ。風邪やインフルエンザの原因は菌ではなく、ウィルスなのぢゃぞ。
『コタツ』菌とウイルスは、どう違うんニャ?
『師匠』菌、つまり細菌は細胞の表面にくっついて炎症をおこすのぢゃ。大腸菌やサルモネラ菌は食中毒を引き起こす細菌、結核菌やコレラ菌など命にかかわる細菌などがあるのう。逆に、乳酸菌や納豆菌など、体に良い細菌も多くあるのぢゃぞ。
『コタツ』う~、オイラ納豆は苦手ニャ! タイヤ菌ってのはないのかニャ? オイラの大好きなたい焼きを作る菌…
『師匠』そんなもん、あるかいっ! 話をもどそう。ウィルスは細菌にくらべてはるかに小さく、細胞の中に入り込んで炎症を起こすのぢゃ。とっても小さく軽いので、空気中に浮かんでいるのぢゃよ。鼻水やだ液から直接感染する風邪に対して、風邪より感染力の強いインフルエンザは主に空気感染するから、空気が乾燥する冬の時期に大流行するのぢゃ。
『コタツ』げっ! 息をしているだけでインフルエンザなっちゃうニャ? どうやって予防するニャ?
『師匠』こまめなうがいやマスクは欠かせんということぢゃな。ただ、ウィルスはマスクのすきまを通過するので過信は禁物ぢゃ。マスクの効果は、鼻やのどを冷えや乾燥から守り、他の人への空気感染をふせぐこと。部屋を加湿することも大切ぢゃ。ノロウイルスやコロナと並行して、しっかり対策しておくのぢゃぞ。
『コタツ』オイラは大丈夫ニャ! ワクチンの予防接種してるから…
『師匠』しっかり予防してるやん…
頑張れ、小学生!
頑張れ、中学生!! 高校生!!!
頑張れ、受験生~っ!!!!!!!!
