【豊中15ゼミ】外発的動機づけから自己評価へ ― 子どもの意識を変える学習サイクル
こんにちは!
豊中第十五中学校、東豊中小、東豊台小、熊野田小の専門塾
豊中15ゼミナールです!
「先生に褒められるから頑張る」「テストで100点を取ったらゲームを買ってもらえる」
――これらは典型的な外発的動機づけです。
もちろん最初のきっかけとしては効果的ですが、長続きはしにくく、
「褒めてもらえないとやらない」「ご褒美がなければ続かない」という状態に陥りがちです
では、どうすれば“他人の評価”から“自分の評価”へシフトできるのでしょうか?
ステップ1:成果ではなく「過程」を認める
外発的動機づけは「結果=点数」に偏りがちです。
そこで、保護者が声かけをする時には――
×「100点取れてすごいね」
〇「昨日より解くスピードが速くなったね」「分からないところを質問できたね」
「努力のプロセス」に注目してあげることで、子どもは自分の成長を自覚できるようになります。
ステップ2:振り返りの習慣をつける
授業やテストの後に、子ども自身にこんな質問をしてみましょう
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「今日、うまくいったことは何だった?」
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「次はどこを直したいと思った?」
他人に評価されるのではなく、自分で自分を評価する感覚を少しずつ育てます。
ステップ3:小さな達成を積み重ねる
子どもは大きな目標だけでは達成感を得にくいものです。
例:
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「今日は漢字を5個完璧にする」
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「数学の計算問題を10分で終わらせる」
→ 達成感を毎日感じられる仕組みをつくることで、“自分でやりきれた”という自己評価がモチベーションの源になります。
まとめ
外発的動機づけはスタートの力になりますが、
長く続けるためには 「自己評価」=自分で自分を認める力 へと移行することが大切です。
「結果」より「過程」
「他人の評価」より「自分の振り返り」
「ご褒美」より「小さな達成感」
これらの積み重ねが、学びを一生の財産に変えていきます
次回予告
次回は、「外発的動機づけから内発的動機づけへ ― 本当の学ぶ力を育てる」をお届けします
モチベーションが長持ちする子の習慣を具体的にご紹介します。
引き続きご覧いただければ嬉しいです
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