【栗東西ゼミ】なぜ、間違えた問題を消したらダメなのか
こんにちは!栗東西ゼミナールの山田です!
突然ですが、質問です。
テストや問題集で間違えたとき、その答えをどうしていますか?
「不正解だったから、全部消してきれいにやり直そう」
そう考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、それは非常にもったいないんです!
実は、間違えた問題の答えは絶対に消してはいけないんです。
今日はその理由についてお話ししたいと思います。
なぜ答えを消してはいけないのか?
間違えた答えを消してしまうと、
「自分がどういう考え方で間違えたのか」
という大切な情報が消えてしまいます。
例えば、数学の問題で計算ミスをしたとします。
答えを消してしまったら、「なぜ間違えたのか」が分かりません。
ただ「間違えた」という結果だけが残ります。
でも、もし消さずに残しておけばどうでしょう?
「ああ、ここで符号を間違えている!」
「この分数を通分し忘れていた!!」
このように、自分の思考の過程を客観的に見直すことができます。
間違えた答えは、あなたがどこでつまずいているのかを教えてくれる貴重なヒントなのです。
間違えた問題との向き合い方
では、間違えた問題にはどう向き合えばいいのでしょうか。
- 間違えた答えの横に正しい答えを書く
間違えた答えは消さずに、そのすぐ横に赤ペンなどで正しい答えを書き込みましょう。
これで、自分の間違いと正しい答えが一度に見比べられます。
- 間違いの原因を書き込む
「計算ミス」「公式の選択ミス」「読み間違い」など、なぜ間違えたのかをメモしておきましょう。
後で見返したときに、どんな間違いをしやすいのかがわかります。
- 解説を熟読する
解説を読んで、なぜその答えになるのかをしっかりと理解します。
もし解説を読んでもわからない場合は、そのままにせず塾の先生に質問してください。
間違えることは、成長のチャンス!
「間違えるのは恥ずかしいこと」と思っていませんか?
そんなことは全くありません!!
むしろ、間違いは成長するために必要不可欠なステップです。
テストや問題集で間違いをたくさん見つけることができれば、それは「弱点を発見できた!」ということ。
そして、その弱点と真剣に向き合うことで、あなたの学力は確実に伸びていきます。
間違えた答えは消さずに残し、自分の学びの記録として大切にしていきましょう!
間違えた問題への向き合い方について、もっと詳しく知りたい、
あるいは、自分に合った勉強法を見つけたいという方は、いつでも気軽に相談してください!!
一緒に「間違い」を「得意」に変えていきましょう!
