【豊中15ゼミ】「みんながやってるから…」が学力に影響するの?
こんにちは!
豊中第十五中学校、東豊中小、東豊台小、熊野田小の専門塾
豊中15ゼミナールです!
〜“同調効果”と成績の意外な関係〜
中学生になると、こんな行動が目立ってきます
周りをチラチラ見ながら、ノートをとるスピードを合わせる
「このくらいでいいや」と、提出物の質を友達に合わせる
授業中、集中していない友達がいると、自分もぼんやり…
これは「同調効果(同調行動)」という心理が関係している可能性があります。
同調効果とは?
同調効果とは、
「周りの行動や態度に無意識に合わせてしまう」心理的な傾向です。
本来、人間には「仲間外れになりたくない」「浮きたくない」という気持ちがあるため、
周囲の態度や空気に影響されやすくなります。
学力との因果関係は?
塾や学校の現場でも、同調効果が成績に影響を及ぼすケースは少なくありません。
たとえば:
周囲が「まあまあでいい」という雰囲気だと、自分の中の基準が下がる
授業中に積極的な発言が少ないクラスでは、黙っていることが“普通”になる
テスト勉強をあまりしない友達と一緒にいると、自分の勉強意欲も低下する
つまり、“学力が伸びにくい空気”に無意識に引っ張られる危険があるのです。
逆に、よい同調効果もある!
もちろん、プラスの同調も存在します
周囲が真剣に取り組んでいると、自分も集中できる
質問や発言が活発な環境では、学ぶ姿勢が身につく
自主的に勉強する仲間がいると、自分も自然と頑張れる
塾ではこの「プラスの同調の空気感」を意識して、学習環境を整えています
ご家庭でできるサポート
ご家庭ではこんな声かけが効果的です:
「まわりと比べるより、自分の目標を大事にしよう」
「本当に納得できる勉強ができたか、自分で振り返ってごらん」
“自分の基準”で動ける子は、環境に左右されずに伸びていきます!
次回予告
次回は、「『うちの子、勉強してるのに点が取れない…』その原因を解説!」をお届けします
引き続きご覧いただければ嬉しいです
