2025.08.21
定期テストでミスを減らす“見直しの順番”
定期テストが終わったあと、「あの問題わかっていたのに、ケアレスミスで落とした…」という経験はありませんか?実は点数を大きく左右するのは知識量よりも「ミスを減らせるかどうか」。そしてそのカギになるのが「見直しの順番」です。
見直しというと、ただ上からザーッと答えを眺めるだけ、という人が多いですが、それではミスはなかなか見つかりません。見直しには効果的な手順があり、テストの最後の10分をそれに充てるだけで得点が変わってきます。
まず最初に確認すべきは計算問題です。符号の間違いや単位の書き忘れはよくあるミスです。計算過程を一行だけ逆算して確かめると、意外な間違いに気づけます。次に選択問題。マークシートのずれや、番号の書き間違いがないかを丁寧に確認しましょう。
その次は漢字や英単語。正しい答えを書いたつもりでも、一文字違いで減点されることがあります。スペルや漢字は、一文字ずつ指でなぞるような気持ちで確認するのが効果的です。さらに文章問題では「理由を二つ書け」「記号で答えよ」など、設問の指示に従えているかを見直しましょう。
最後に全体をざっと見返し、空欄がないか、名前を書いたかまで確認すれば完璧です。
見直しは「ただ眺める」ものではなく、「順番を決めて探すもの」。次のテストでは、ぜひ最後の10分をこの流れで使ってみてください。きっと点数が数点、いやそれ以上アップするはずです。
0
