大学入試について
大阪市にある歌島中学校専門塾、歌島ゼミナール室長の嶋田です!
今回は、大学入試における「年内入試(総合型・学校推薦型選抜)」の重要性についてお話ししたいと思います。
ここ数年で、大学入試の中でも年内に実施される入試制度、いわゆる「総合型選抜(旧AO入試)」や「学校推薦型選抜(指定校・公募推薦)」の比重が大きくなってきています。大学によっては、すでに入学者の半数以上をこの方式で決めているところもあります。
特に注目すべきなのは、公募推薦です。指定校推薦とは違い、条件を満たせば誰でも出願できるのが特徴です。その一方で、評定平均や志望理由書、面接、小論文など、評価項目が多岐にわたるため、しっかりとした準備が不可欠です。
ここで重要になるのが「評定平均」です。多くの大学では、高校3年の1学期まで、つまり高3の1学期の成績までが推薦出願に使用されることが一般的です。逆に言えば、高3の夏までにどれだけ学校の成績を上げておけるかが、年内入試のチャンスを左右するといっても過言ではありません。
年内入試のもう一つのメリットは、早期に進路が決まることで、精神的な余裕が生まれ、その後の高校生活や大学入学に向けた準備に集中できることです。また、一般入試と違い、科目数の負担が比較的軽いことも、生徒によっては大きな利点になります。
「大学入試=一般入試」というイメージは、すでに過去のものになりつつあります。今は多様な選抜方式が存在し、自分に合った方法でチャンスを掴む時代です。そのためには、早い段階から進路を見据え、必要な準備を着実に進めていくことが何より大切です。
私たちも、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すため、年内入試に向けた具体的なサポートを全力で行ってまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。