【立花ゼミ】自分は嫌じゃないから
こんにちは、
尼崎市にある1中学校専門塾、立花ゼミナールです!
「自分は嫌じゃないし、困ってないから大丈夫」
そう思って、マナーを守らなかったり、注意を受けてもなおさなかったり。
最近、電車の中やカフェなど、いろいろな場面で気になる光景をよく目にします。
例えばこんな人たち——
・電車の中で動画を音量オンで観ている人
・ カフェでオンライン会議を大声でしている人
・ゴミを道にポイ捨てして「まあ、風でどっか行くでしょ」と言う人
どの人にも共通しているのは、
・「自分はこれくらい平気。」
・「自分は気にならないからいいじゃん。」
という感覚で行動していること。
でも、それって本当に “ 良いこと ” なんでしょうか?
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★「自分は嫌じゃない」が通用するのは、自分の部屋の中だけ
自分の感覚を大事にするのは悪いことではありません。
でも、それが「他人も同じように感じている。」と思い込んでしまうと、ズレが生まれます。
公共の場や、他人と空間を共有する場所では、「自分が平気かどうか」ではなく、
「他の人がどう感じるか」を考えるのがマナーです。
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逆の立場になって考えてみましょう。
あなたがゆっくり本を読もうとしているカフェで、
隣の席の人が大声で会話していたら?
スマホで音を出して動画を観ていたら?
食べかけのゴミをテーブルに放置して帰っていったら?
「うわ、マナー悪いな。」って思いませんか?
でも、もしかしたらその人も「自分はこれくらい気にならないし。」って
思ってるかもしれません。
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マナーとは、他人のための “ちょっとした気遣い”
マナーは「誰かを縛るルール」ではなく、
「誰かを不快にさせないための優しさ」です。
「自分が平気かどうか」ではなく、
「これをしたら誰かが嫌な思いをしないかな?」と
一歩引いて考えるだけで、空気が変わります。
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最後に
人間はみんな違う感覚を持っています。
だからこそ、「自分は大丈夫」が
必ずしも他人にとっての「大丈夫」ではありません。
ちょっとした想像力と気遣いが、
あなたの印象も、社会の空気も、ぐっと良くしてくれますよ。