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【小園ゼミ】おーいでてこーい

皆さんこんにちは。

尼崎市の1中学専門塾 小園ゼミナールの塾長竹内です。

 

タイトルの話、知っていますか?

ショートショートで有名な星新一さんの『おーいでてこーい』です。

小学生だったか、中学生だったか、高校生だったか、まぁはっきりといつ読んだかは全く覚えていないのですが

先日、とあるラジオを聞いていた際にこの話をしていました。

ここから先にネタバレ要素含みますのでまだ読んでないという方はこちらからどうぞ。

 

 

 

簡単なあらすじはこんなな感じです。

とある村でおよそ1mくらいの穴が見つかります。

発見した人が狐の巣穴かと思って「おーいでてこーい」と叫び、穴に小石を投げてみましたが何の反応もありません。

その穴を調査するために紐を垂らすとどんな紐でも足らず、音を使って調べてみても

何の反響もなく不明なままでした。

すると、とある会社が穴を埋めるからその土地を買わせてくれとやってきます。

いろいろあってその穴を買い取った会社はその穴を「なんでも捨てることのできる穴」として販売します。

その村にはその穴の為にたくさんの利益が訪れ警察の機密書類や原子炉に使用したもの、都会のごみ、身元の分からない遺体など様々なものを

廃棄していきどんどん都会の汚れはなくなっていきました。

そして数年後、若い人が空の上から「おーいでてこーい」と空から聞こえたことに気がつき、その若い人の真横を

小石が落ちていったことには気づかなかったという場面で終了します。

 

この先の文章は存在しませんがここまで書けば自ずと、先は見えてきます。

捨てていったごみや機密書類などが空から落ちてくることが容易に想像可能です。

 

この作者星新一さんは、度々未来を予見しているような文章を書く作家だったと評価されています。

ただ、それは何を予見したものなのかは本人にもわからなかったといわれていますが。

このショートショートが執筆されているころは日本の公害問題が表面化してきている頃なのでそういった部分への

警鐘という意味かもしれませんが、それは星新一にしかわかりません。(星新一にもわからないのですが、、、笑)

 

個人的にはこの話は、自分でやったことはいつか自分に返ってくるぞというメッセージだと思っています。

今楽をすれば、将来その楽にした分いつかツケが回ってきます。

今しんどい思いをしていればいつかその分は報われますというような、、ね。

 

今が一番受験生にはしんどいかもしれません。

希望が見えないところで懸命にもがいているかもしれません。

でもそれはきっと未来に向けての試練なので、いつかきっと必ずあの時頑張ってよかったと思える時が来るので

耐えましょう。耐え忍びましょう。

 

報われない努力なんてありません。あってたまるもんか。

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