2025.02.17
【最終回】令和7年度入試 日帰り合宿勉強会
昨日2月15日(土)は計10回に渡る日帰り合宿勉強会の最終回でした。
会場は引き続き、町田市民ホールです。しかし、町田市民ホールは面白いですね。いつも本当に色々なイベントや集まりが実施されています。昨日は、遅くまでダンススタジオさんの発表会のリハーサルを実施しており、歓声が聞こえてきましたね。
最後の勉強会で何を学習するか…非常に迷ったのですが、やはりみんなが苦手な箇所の再確認をしようと思い、
①社会の地理・歴史・公民の重点箇所
②英語の大問4(大問2から4の中で、一番長い長文)
③理科の重点箇所
以上の3つの優先順位で勉強会を実施しました。
内容が多岐に渡るため、それぞれの主な内容と所管をお伝えします。
(社会の重点箇所)
◯出題ウェイトからすると、地理→歴史→公民の順になります。
地理は、地図記号と気候区分・雨温図を再復習しました。ここが覚えていない、理解出来ていないことで、社会の過去問演習の大問1/2を落としている生徒さんが非常に多いことが実施理由です。
地理分野は、特に近年関心が無くなっている分野だけに、夏期講習や冬期講習で学習した生徒さんもいましたが、改めてポイントを伝え直しました。
歴史は、十七条の憲法から始まる各時代ごとの法令の流れ、貿易の歴史、貨幣の歴史、文化の歴史と代表的な寺院など、過去に出題された「とある事項について」についての重要事項の流れ・歴史を学習しました。
江戸中期以降の三大改革の内容と実行者も必ず把握しておかなければならないので、こちらも改めて説明。
公民は…時間が足りませんでした。国会と内閣の違いと、衆議院・参議院の内容などを説明するのが精一杯でした。
(英語の大問4)
◯都立入試の英語は、大問2から4がすべて長文です。
会話文が2つと、通常の長文が1つ。会話文の大問2/3は5年分ずつ位実施しましたが、最後に大問4を3年分実施しました。
最初に平成31年の問題を例に、どのように大問4を解いていけば良いか解説をしました。
大問4はしっかり得点出来た生徒さんも多く出て、進め方について理解出来た生徒さんもいた反面、なかなか文章の読解に苦戦した生徒さんもいて、指導の難しさを感じました。
やはり単語や熟語を覚えていないことで、内容の読解に繋がらないようです。これから受験を迎える生徒さんは、英単語は本当に先に進めておいてもらいたいと思います。
また、全体の大問の進め方は、大問1(リスニング)→大問3→大問4→大問2の順で進めるように伝えています。
大問ひとつひとつに時間が掛かりますが、特に大問2は記述問題があり、どうしても考え込んでしまう生徒さんも多く、最後に回したほうが寄りでしょう。比較的解きやすい問題から進めていくのが一番得点が取れます。
(理科の重点箇所)
◯理科は血液の循環、速さと運動、酸とアルカリなどを学習しました。
それぞれ難易度が高い分野なので、今まで学習を避けてきた生徒さんも多い単元です。
現状、理科の過去問が40点前後で停滞している生徒さんは、これらの単元をクリアしていく必要があります。
血液の循環は昨年出題されなかっただけに、今年は出題されるので無いかと踏んでおり、最後に説明したことが反映出来ると嬉しいですね。
受験対策に終わりは無く、本当はもっと沢山の内容を学習したかったですね。あっという間に終わった8時間でした。
21日の試験に向け、やるべきことを何でしょうか?やはり苦手な科目の克服こそが、受験合格に近づきます。
模擬試験結果に基づき、苦手分野は特定出来ているわけなので、そこを特に重点的に取り組んでもらいたいと思います。
本番に向けて、体調に気をつけながら、最後まで油断無く勉強していきましょう!
0