【小園ゼミ】国語のコツ②
みなさんこんにちは!
小園ゼミナールの竹内です。
本日は前回に引き続き、国語読解のコツをお伝えします。
「物語」と「論説文」で解き方は変わりますのでその2つのコツをお伝えします。
①「物語」
物語で、重要なのは登場人物の関係性を読み取ることです。
主人公とその他人物はどのような関係なのか、相関図を想像することが重要です。
また、物語の最初には本文より以前の情報が書かれていることもありますが、
その部分もしっかり読み取ることが重要です。
主人公の心情の変化は以前からどのように変わったのかは、この部分からも推察することが可能です。
物語は「心情」を読み取ることを意識しながら文章を読むことが上達の何よりの近道です。
②「論説文」
論説文では、文章の全体像を理解することが重要です。
筆者の主張がどこにあるのかを読み取らなければなりません。
その為には、論説文のパターンを知っておく必要があります。
論説文のパターンは大きく分けて3パターンです。
ⅰ:頭括型
ⅱ:尾括型
ⅲ:双括型
に分けられます。
ⅰ:頭括型は、先頭に結論を持ってくる文章構造の事です。
具体的には、「○○は…である。なぜなら~」となっていく文章です。
ⅱ:尾括型は、最後に結論を持ってくる文章構造です。
具体的には、「このような理由から○○です。」となるような、初めから理由が述べられ
最後にまとめるという文章構造になっています。
ⅲ:双括型は、初めと終わりに結論を持ってくる文章構造です。
具体的には、「○○は…である。なぜなら~。以上の点から○○は…である。」と初めの事を2度述べることが
特徴として挙げられます。
論説文の特徴は以上3つです。
どの型も満遍なく問題では出題されているので、どのパターンかを判断することも必要です。
結論=筆者の主張になりますから、結論がどこかを絞ることが出来るようになります。
ここまでが、「物語」「論説文」を読み解くポイントになります。
慣れていかなければ難しいとは思いますが、普段から意識しておくだけでも大きく変わります。
国語は勉強しづらく、自分の実力が分かりにくい科目でもあります。
ただ、やらなければ進歩もないので少しづつ進歩していると信じて
日々努力をしていきましょう!!
小園ゼミナールは全力で頑張るあなたを全力で応援しています。